英語音読!英語を話したい人のTOEIC教材活用10ステップ

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英語でさりげなく会話できる、かっこいいなぁって、思いますよね。

とはいえ、英語音読が苦手な人は多いです。

そして、TOEICの点数が高くても英語を話せない人も多いです。

なせなら、TOEICとは通常L&Rテスト(listening and reading)であり、これは英語の「インプット」に該当答します。一方、スピーキングやライティングは「アウトプット」であり、思ったことを言葉に繋げる意志と能力が必要です。

つまり、TOEICの点数を取っても「話していることを理解はできても返事はできない」が起こります。

この記事では、音読により、TOEIC対策をしながら英語を話せるようになる10のステップを解説します。

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会話文はどこにある?日常英語のフレーズをピックアップ

英語を話したい!ときの教材選び、どうしますか?

英語を話すためにTOEICの勉強をすることは、一見結びつきません。

しかし、TOEIC教材は、問題にする意図を持って端的に要点をまとめた文章が詰まっています。

取り込まれている会話文は気さくなものが多いです。さりげない会話のフレーズを「話す」を意識して学習することで、思ったことを言葉に繋げる訓練を重ねることができます。

TOEICに含まれる会話表現:(※)

・リスニングセクションPart2:質問と回答の選択肢を聞いて、適当な回答を選択する

・リスニングセクションPart3:長めの会話を聞いて、印字された適当な回答を選択する

・リーディングセクションPart7:長文読解問題の中にあるテキストメッセージや会話文を活用する

(※)source: TOEIC > テストの形式と構成

ここでのポイントは、リスニングと併せてリーディングセクションもフォーカスすることです。

一方、TOEICの長文問題は、ある程度の話の長さがあり、さらに内容解釈を確認するための問題もあります。あとは「話す」要素を取り込むだけです。

英語は話したいけれどTOEICも取りたい、でも会話は日常会話からかな。。。。と迷い、結局何から始めたら良いかわからなくて戸惑うこと、あると思います。

日常英会話集などには、フレーズや例題が載っているものもあります。しかし、多くが短文でどう活用できるのか話の流れが掴めないことも多いです。

TOEIC教材を効果的に活用することで、話せるようになりながら試験対策を進めることができます。

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初級:英会話上達法!1問1答で学ぶ尋ね方と答え方

どう聞いたら通じるかな?話しかけるときの単語の選択、悩みますよね。

そして、文法の正しさや単語の発音などを考えて躊躇しますよね。

まずは1問1答、疑問文とその回答です。残念ながら、迷っているうちにタイミングはなくなります。その迷い時間、サクサク出てくるように学習しましょう。

まずは入り口、リスニングセクションPart2、疑問文に対してどの回答が正しいかを選択する問題です。

1語の疑問詞から始まる疑問文とその回答

こんなときどう表現しよう!?そう悩むこと、ありますよね

道に迷ったとき、旅行先で確認したい!そんなときの開始は必ず疑問文です。

そして大抵の場合、疑問詞(5W1H)で何を聞きたいのかを判断します。

1語の疑問詞:When(いつ), Where(どこで), Who(だれが), What(何を), How(どのように), Why(なぜ)

早速聞いてみましょう。(source: TOEICサンプル問題 > リスニングセクション Part2

どうでしょうか。速度を落としてもう一度聞いてみましょう。

音声は以下のようになっています。赤字はアクセント(強く発音される箇所)です。

リスニング音声内容:

Q: Where is the new fax machine?(ウェァズ ダ ニュゥ ファックスマシィーン?):ファックスどこ?

A: Next to the water fountain.(クスッ トゥ ダ ウォータァ フォンティン):噴水の隣

B: I’ll send a fax tomorrow.(アイゥ ンドァ ファックス トゥモロゥ):明日送るよ

C: By Wednesday.(バィ ウェンズディ):水曜日までだって

この問題の正解は「Where(どこ)」に対する回答である「A」です。

どれも非常に短い文です。音声のスクリプト(単語)がわかったところで、もう一度聞きます。

今度は、後に続いて読み上げます。シャドーイングと言うスピーキング練習法です。

文全体が難しければ、キリの良いフレーズで区切ります。

大抵の場合、1フレーズに1アクセントと捉えると良いでしょう。今回の疑問文は2フレーズ構成です。

Where is the(ウェァズ ダ)+ new fax machine?(ニュゥ ファックスマシィーン?)

ここで注意することは、リスニング音は単語レベルで区切れないと言うことです。

単語と単語が繋がって音が変わる、またはどうかするからです。リンキングという音の変化です。

この場合「where」と「is」は繋がって「ウェァズ」と1語のように聞こえます。

フレーズでのリピートが問題なくできたら、通常の速さで同じように発音できるまで繰り返します。

それぞれ回答の選択肢も含めて、文のリズムを掴めたでしょうか。

選択肢のうち「B」は完全な文ですが、「A」と「C」は受け答えにある典型的な文節です。

会話の受け答えは、フォーカスポイントのパーツのみで成立します。

このように、正解ではない選択肢含め、受け答えとしては成り立つ形式で述べられます。

受け答えのトーンやリズムを意識してシャドーイングすることで、あなたの受け答え方のバリエーションアイディアを増やすことができます。

2語以上の疑問詞から始まる疑問文とその回答

続いて、疑問詞部が複数単語から始まる例です。

これは、1語からなる疑問文よりもより具体的に聞きたい内容が明白である時と捉えるとわかりやすいです。

2語以上の疑問詞の例:

・How:How many + 名詞(いくつ), How long(時間), How far(距離)

・What:What time(時間), What period(期間)

・Which:Which one, Which + 名詞(どれ)

サンプル問題を聞いてみましょう。(source: TOEICサンプル問題 > リスニングセクション Part2

どうでしょうか。速度を落としてもう一度聞いてみましょう。

音声は以下のようになっています。赤字はアクセント(強く発音される箇所)です

リスニング音声内容:

Q: How well does Thomas play the violin?(ハゥウェゥ ダズ トーマス プレィダヴァイオン?):トーマスってどれくらいヴァイオリン上手なの?

A: Sure, I really like it.(ショァ, アィリァリィ ライクイッ):もちろん、気に入ってるんだ

B: Oh, he is a professional.(オゥ, ヒーズァプロフェッショナゥ):それが、プロ並みだよ

C: I‘ll turn down the volume.(アイターウン ダヴォリューゥ):音量落とすよ

この問題の正解は「How well(どれくらい上手か?)」に対する回答である「B」です。

今回は、パーツの回答例はなく全て完全な文章です。そして、回答の「B」は、すごいよー!と、感心を示す声のトーンです。

このように、感情を表現する声のトーンやリズムを掴みながら学習します。

シャドーイングや声のトーンの繰り返しのステップは前述と全く同じです。

慣れてきたら、シャドーイングをする際に、スペルを改めて書きながら発音を確認してみることもオススメですです。

I’ll(アイゥ) +tur(ター)n (ン)+do(ダ)w(ウ)n(ン)+ the(ダ)+vo(ヴォ)lu(リュー)me.(ゥ)

この時に意識することは、それぞれのアルファベットと音の関係を噛み砕きながら書きつづることです。

アルファベットと音が、アクセントやイントネーションでどう聞こえ方が変わるのかを再認識することができます。

共有や連絡に対する受け答え

そして、次はの相づちが受け答えの選択肢になっている会話です。

まずは聞いてみましょう。(source: TOEICサンプル問題 > リスニングセクション Part2

どうでしょうか。速度を落としてもう一度聞いてみましょう。

音声は以下のようになっています。赤字はアクセント(強く発音される箇所)です。

リスニング音声内容:

S:Mariko announced she’s retiring in April.(リコ アナウンゥトゥ イィズ リタイァリングィン エイプリゥ):マリコ4月に退職するって。

A: How many did you count?(ハゥニィ ディドュゥカウントゥ?):いくつあったの?

B: I’m not tired at all.(アイゥノッ タイァドゥァッオゥゥ):全然疲れてなんかないよ

C: Right, she’s been here twenty-five years.(ライトゥ, シィズビィンヒァ トゥェディファイヴ イアァズ):そうだね、25年も働いたって

この問題の正解は「Marikoのretiring(退職)」に対する相槌である「C」です。

とはいえ、例えば「A」は「I’ve heard that. How long has she been?(どれくらいいたの?)」と疑問文で返しても会話は成立します。

また「B」は、否定文という意味では「Yeah, I can’t believe it.(ね、信じられないよ)」といったような返しも可能です。

会話の可能性は無限に広がっています。受け答えの可能性を模索しつつ表現を考えてみることで、あなたの発想を刺激することができます。

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中級:英会話の長文理解!続く会話のリズムを捉えよう

長文になると早くてわからないよ、、、そう思うことは多いです。

長文においては、アクセントを含む単語により注目して話を追うよう意識します。

そして、じっくり時間をかけて、発音・解釈・問との整合性、隅々まで噛み砕きます。

長文会話文は確かに長いですし早く聞こえます。しかし、基本のステップは同じです。

TOEICでは、リスニングセクションPart3、長文に対して複数の問が続く会話文を活用できます。

まずは例題を聞いてみましょう。(source: TOEICサンプル問題 > リスニングセクション Part3

どうでしょうか。速度を落としてもう一度聞いてみましょう。

音声は以下のようになっています。赤字はアクセント(強く発音される箇所)です。

リスニング音声内容:

[A]: Hello, I’m calling about a coffee machine I purchased from your website, it stopped working, even though I haven’t had it for very long. I expected it to last much longer than this.

[B]: Oh, I’m sorry to hear that. Our warranty covers products for up to a year. Do you know when you bought it?

[A]: I’ve had it for a little over a year so the warranty is probably just expired. This is so disappointing.

[B]: Well, I’ll tell you what we can do, Although we can’t replace it, since you’re a valued customer, I can offer you a coupon for 40% off your next purchase.

対策本の解説部にある日本語訳は、概要の認識合わせするつもりでナナメ読みします。綺麗に訳された日本語は英文と配置が異なるため、照らし合わは返って解釈を混乱させてしまうからです。

そして、短文の時と同様、短い単位から、1人が話し切る全ての文をイントネーションを意識して発音します。

短い単位からStepで示すと以下のようになります。濃い文字は、アクセントを含むフレーズや単語です。

これを、リスニング音声と同じくらいの速さやイントネーションで話せるまで繰り返します。

(source: TOEICサンプル問題 > リスニングセクション Part3

さらに、以下のように発音しながら書き綴ります。文字は書き綴る内容、カタカナは書きながら口にする音です。

He(ヘ)llo(ロゥ), + I(アィ)’m(ゥ)+ ca(コゥ)lling(リンガ)+ a(ァ)bou(バゥ)t(ッ)+ a(ァ)+ co(コゥ)ffee(フィー) +ma(マ)chi(シィ)ne(ン)+ I(アィ)+ pur(パゥァ)cha(チェ)se(ス)d(ッ)+ f(フ)ro(ロゥ)m(ゥ)+ you(ユ)r(ァ)+ we(ウェ)b(ブ)si(サイ)te(ッ),

アルファベットながら発音してみると、さらに音の変化や文字と発音の関係を噛み砕いて理解することができます。書き綴りは、ブラインドタッチができる方であればタイピングでも効果は同じです。

そして、おさらいを含めて大体の意味の解釈です。濃い文字で残した単語を頭からなぞることで、筋は理解できます。

会話は電話「calling」です。そして、「coffee machine」について話し始めています。「purchased website(ウェブ購入した)」が、「stop working(動かなくなった)」と言っています。そして、もっと「last longer(長く使えると思ってた)」と残念そうです。

受け答えの男性は、「sorry to hear(残念だったね)」と同調し「warranty(保証)」が「year(1年)」と伝ています。そして、「when bought?(いつ購入したか)」を尋ねています。

この場合、「Our warranty」と言っていることから、この男性は、コーヒーマシーン商品やメーカーのカスタマーセンターなどの受付であることが理解できます。

女性は「over a year(1年以上)」経っていて保証「warranty」は効かない「expired(期限切れ)」と伝えます。そしてさらに「disappointing(がっかりだわ)」と、不満そうです。

男性の受け答えの中での「our warranty」は音として聞き取りにくいですが、女性が「warranty, expired」とはっきり繰り返しており、聞き取りやすくなっています。

受け答えの男性は、「can’t replace(交換はできない)」と前置きした上で、「coupon」をだせると伝え「next purchase(次回の買い物)」に使えるよ、と伝えています。

念のため、問題で理解度を確認しましょう。

(source: TOEICサンプル問題 > リスニングセクション Part3

質問は、No.32は電話をかけた理由、No.33は男性が訪ねていること、そしてNo.34が男性の提案です。

それではもう一度聞いてみましょう。

No.32の「product」は「coffee machine」です。そして、No.33の「when, bought」は「date of purchase」に、No.34の「coupon for 40% off」は「discount」に言い換えられています。

会話として特徴的な表現:

・I’m calling about:電話でいう「ちょっとお尋ねしたいのですが」話し始めの表現

・I’m sorry to hear that:それは残念ですね、という同調を示す表現。今回の「I’m sorry」は謝罪「ごめんなさい」ではありません。

・I’ll tell you what we can do:何ができるかというとですね。提案を示す表現

シンプル解釈幅が広い単語や表現:・work:今回は「stop working」動かなくなった。機会が故障した「out of order」的な伝達

・last:ここでは「続く」という動詞の使用。「longer」を伴って「もっと使えると思ってたのに」と不満を伝える表現

・little over:この「over」は「時間が経ち過ぎた」の意味。文脈から「超える」が時間に活用されている表現

・disappointing:感情を示す「がっかり」。低めのトーンで発音されておりマイナスの感情であることがわかりやすい

このように、TOEICの会話長文には、気さくで会話文らしい表現や捉え方が文脈で左右する単語が含まれています。

長文リスニング会話から話せるようになるアプローチ:

1)音声を聞く:音がある程度聞き取れる速さで聴くこと

2)概要を理解する:日本語訳を斜め読みして大まかな流れを捉える

3)再度音声を聞く:どれくらい聞き取りやすくなるかの確認

4)発音する:1文1文音声に続いてスクリプトを見ながら声に出す

5)書く:1文1文声に出しながら書き写す

6)発音する:人単位で音声とほぼ同じ速度で読めるようになるまで繰り返す

7)問題を解く:答え合わせしながら問が該当する会話の箇所を確認する

8)発音する:全体としての話の流れや意味とイントネーションを意識して納得するまで繰り返す

9)英語のままで意味の理解も意識しながら会話全体を一人で通してみる

10)リスニングをもう一度聞いてみる:どれくらい聴きやすくなったかを確認する

長文読解は、リスニングの速さと問題の多さから数をこなすことに集中しがちです。

しかし、じっくり時間をかけ、音の変化やイントネーションに注意し、声に出して話す訓練を加えながら読み解くことで、英語のリスニングに加えて読解力や表現力を確実に向上させることができます。

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上級:何気ない日常生活英語!フレーズや単語を応用しよう

会話文は、常にリスニングセクションとは限りません。

リーディングセクションの長文にも、テキストメッセージのやりとりが含まれています。

テキストメッセージは、よりカジュアルで端的な表現が多く、気さくな会話に応用できる要素も多いです。

TOEICでは、リスニングセクションPart7の長文を活用できます。

ただし、読解問題にはリスにング音声がないため、リスニングへのアプローチは少し変わります。

まず、スクリプトを見て発音しながら書くことから着手します。(※)

(※)source: TOEICサンプル問題 > リスニングセクション Part7

そして、あなたのイメージしていた発音が、実際にどのような音になるかを読み上げてもらい確認します。(※)

どうでしょうか。イメージと合っていたでしょうか。速度を落としてもう一度聞いてみましょう。

ここからは、リスニングの会話長文と同様です。

短い単位から、音声を聴いてシャドーイングします。そして、1人分ずつアクセントやイントネーションを意識してオリジナルの速さで繰り返すことができるようになるまで繰り返します。

短い単位からStepで示すと以下のようになります。濃い文字は、アクセントを含むフレーズや単語です。

(source: TOEICサンプル問題 > リスニングセクション Part7

概要をたどってみましょう。

まずは冒頭、Samは「flight, delay(飛行機が遅れた)」そして「missed, Beijing(北京で逃した)」と言っています。

Samが、トランジットの飛行機に間に合わなかっとたとAkiraにテキストメッセージを送っています。

文は続き「arraiving, Kansai, 6pm」関空に午後6時に到着する飛行機に乗ると伝えています。それに対してAkiraは「same airline?(同じ飛行機会社?)と尋ねています。

AkiraはSamとは一緒に移動しているわけではなく、従ってテキストメッセージのやりとりをしていることがわかります。

Samは「still Fly Right Airline」という飛行機会社のフライトで移動しており「later in the day(同日の遅い時間), in time(間に合う), client meeting(クライアントとのミーティング)」予定には間に合うよと伝えています。

AkiraはSamと仕事仲間で、当日の夜クライアントと会う約束をしているだろうことがわかります。

Akiraは「arrival time(到着時間)」を確認したい。「checked bags?(預けている荷物はあるの?)」と聞いています。

AkiraはSamの到着を待っていることがわかります。

Samは「I do(預けてる)」、そして「meeting, door, custom(税関)」会うのは税関のドアのところで良いかと聞いています。

AkiraはSamと空港で合う提案をしています。Akiraは到着目的地である関西でSamの到着を待っているようです。

Akiraは「extra time to drive」とあることから、空港に迎えに行っていて、飛行機が到着するまで時間を潰しているよと伝えています。

そして、Samは「sorry about that(ありがとう), see you then(じゃあとで)」と礼を述べています。

この問題は単独問題なので、あわせて問題を解いてみましょう。

(source: TOEICサンプル問題 > リスニングセクション Part7

No.152は「Bach」さんはどういう状況にある人か?No.153は「12:15」のOtaniさんのコメント「Sure thing」とはどういう意味かという、どちらもや暗示されている意味を問う問題です。純粋なリスニング問題と比較すると難易度は高いです。

回答はどちらも「C」、Bach(Sam)は、仕事でクライアントに会うために移動中でした。それから時間指定の12.15のメッセージでは「sure」もちろん大丈夫だよ。とOtani(Akira)は空港で待っている旨への了承です。

それではもう一度聞いてみましょう。

会話として特徴的な表現:

・I’m going to be on:「これに乗る」という口語的でフランクな表現

・can be hard to find:見つけるの大変かも。それなりにありそうな可能性を「can be」で表現

・sorry about that:口語では「迷惑かけてごめんね」よりも「ありがとう」に置き換えた方が明るく自然な表現

・see you then:じゃあね!「then」で口語らしさが増す表現

シンプル解釈幅が広い単語や表現:

・missed:ここでは「逃した」という動詞。「connection」を伴い、transit(乗り継ぎ)に遅れたという表現

・same:テキストメッセージらしい端的な表現。文章では「Are you taking a flight in the same airline?」のような表現になる

・OK:そうなんだ。日本語ではだいぶプラスの意味で使いますが、英語では「まぁわかった」的なニュートラルな表現

・checked bag:移動や宿でよく使う「checked」荷物チェックをして預けているという表現

・extra time:口語ではよく使うextraの表現。「余分な時間」というより「余裕ができた」的な好意的な伝達

リーディングセクションの長文は複数から構成されるものもあり、常に独立した問題がついになるわけではありません。

しかし、会話やテキストにフォーカスしてリスニングとシャドーイング(実際に声に出してあなたの言葉としてイントネーションを真似てみる)を取り入れることで、話す練習を付加することができます。

(※)文を読み上げる機能は、PC(Windows, Mac)も、モバイル(iOS, Android)も、OSに備わっています。「Mac テキスト読み上げ 設定」などで検索すると、設定方法を調べることができますので、ぜひ試してみてください。OSに備わっている読み上げ機能活用の工夫については「OS機能で自由自在!!英語リスニング勉強法の5ステップ」で詳しく解説しています。

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まとめ:TOEIC教材を活用して英語を話せるようになるには

これまで「話していることを理解はできても返事はできない」ことへのジレンマを効果的に克服するためのアプローチを解説してきました。

リスニング会話から話せるようになるアプローチ:

1)聴く:音がある程度聞き取れる速さで聴く(音と文字の突き合わせ)

2)解釈する:概要や意味を理解する:単語を繋いで概要を掴む

3)話す:1文1文音声に続いてスクリプトを見ながら声に出す(音と文字の突き合わせ)

4)書く:1文1文声に出しながら書き写す(音と文字と声の突き合わせ)

5)聴く:繰り返してどれくらい聞き取りやすくなったかを確認する(音と文字の突き合わせ)

6)話す:人単位で音声とほぼ同じ速度で読めるようになるまで繰り返す(音と声の突き合わせ)

7)理解度確認:答え合わせしながら問が該当する会話の箇所を確認する

8)継続:全体としての話の流れや意味とイントネーションを意識して納得するまで繰り返す(音と声の突き合わせ)

9)話す:英語のままで意味の理解も意識しながら会話全体を一人で通してみる(声と解釈の突き合わせ)

10)聴く:繰り返してどれくらい聞き取りやすくなったかを確認する(音と解釈の突き合わせ)

話せるようになるには、声に出すことが入り口です。

声に出して言葉のバリエーションを感覚的に馴染ませ、声のトーンやイントネーションでリズムを捉えます。

教材を声にして学習することで、口語感覚を掴みながら理解を深めることができます。

ぜひ今日から始めてみて下さい。

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最後までお読みいただきありがとうございました。

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