英語を話せるようになるとどうなる!?世界の8言語と日本語

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英語話せたら得するのかな、、、考えますよね。

世界には約200の国があり、言語は7000を超えます。

英語も日本語も言語という意味ではその中の1つに過ぎません。

はいえ、私たちが話す日本語はどういうことでそして英語を話すとどうなるのか。

その可能性を認識することで世界観の広がりは格段に異なります

この記事では、世界的に話されている言語とその世界における広がりと可能性を具体的に解説します。

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世界の地域:国際言語とバイリンガル以上の実情

バイリンガルってかっこいい!!思いますよね。

他言語を臨機応変に使い分ける感覚は、相手によって言葉遣いや話し方を変えるイメージと共通します。

南アフリカなどの他民族国の中には「相手がわかる言語で話す」という感覚が浸透している地域もあるほどです。

言語は、何語を話すかではなく「何を伝えたいか」が原動力です。世界には各地域計約8億の人が分布しています。

(※)source: Regions in the world by population

そして、実用性と目的意識の実情から世界人口半数以上の意思疎通は20余りの言語で成立しています。

あまり意識したことはないかもしれませんが、日本語はその話者人口ではトップ15位内に入ります。

世界の言語とその語源および話者数:(※)

1)英語(インド・ヨーロッパ語)

2)中国語(シナ・チベット語)

3)ヒンズー語(インド・ヨーロッパ語)

4)スペイン語(インド・ヨーロッパ語)

5)フランス語(インド・ヨーロッパ語)

6)アラビア語(アフロ・アジア語)

7)ベンガル語(インド・ヨーロッパ語)

8)ロシア語(インド・ヨーロッパ語)

9)ポルトガル語(インド・ヨーロッパ語)

10)インドネシア語(オーストロネシア語)

補足:日本語は日流語に属し、他のどの言語ともルーツは別です

(※)source: The 100 Most Spoken Languages Around the World

とはいえ、英語をはじめ、インド・ヨーロッパ語を語源とする言語が多いことは顕著です。

以降、言語話者の傾向別にその詳細を解説します。

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世界的に浸透している言語:英語を含むインド・ヨーロッパ語

世界的に共通する言語、あなたは何を思い浮かべますか?

「英語・フランス語・スペイン語・ポルトガル語」これらの言語は、母国語とする国や話者の浸透している世界的地域が複数に跨っています。

ものすごくざっくりマップすると、それぞれの言語が話されている地域分布は上のようになります。

いわゆる典型的な英語国である北アメリカやオセアニア以外にも、アフリカ・中南米・アジアに広く分布していることがわかります。

英語:ネイティブ人口約30%!ダントツの第二外国語習得率

英語が話せるとどこでもいける!思いますよね。

世界の英語人口は約13億人、日本人口の約10倍であり南北アメリカ全人口に該当します。

国数にすると世界約200カ国のうち80カ国(約4割)にのぼります。第二外国語として習得する人口は言語の中でもダントツで、言語は歴史的に植民地や帝国主義などの影響も後押しし世界中に広まっています。

ネイティブ人口は約3割、ほぼ北米やオセアニア人口のトータル人口約0.4Bに該当するように思えますが、実は英語本国アメリカのネイティブ比率は80%程度の過ぎません。

英語人口の世界分布:(※)

・世界の英語話者数:13億人(母国語とする人は3割強の4000万人弱)

・アメリカ:3.5億人

・ヨーロッパ:2億人(内イギリスが約3割の6000万人)

・アフリカ:2.5億人(内ネイティブは約3割の700万人)

・アジア:4.5億人(ほとんどが外国語としての英語話者)

・オセアニア:0.5億人(ほとんどはオーストラリアやニュージーランドのネイティブ)

(※)source: How Many People Speak English, And Where Is It Spoken?

このように、英語は外国語として習得されている率が非常に高い言語です。

そして、ほとんどが外国語として英語を習得するアジアの国々の母国語はインド・ヨーロッパ語ではありません。

つまり、英語は母国語にかかわらず習得することが可能です。

スペイン語:ネイティブ率80%!中米および南米西部に分布

中南米はスペイン語、そんなイメージありますよね。

世界のスペイン語人口は約5.5億人、そのうち8割以上の約4.5億人がネイティブスピーカーです。

国数で言うとメキシコやアルゼンチンなど中南米の約20カ国がスペイン語を公用語としています。アメリカの中米近くの地域にはスペイン語が浸透しており、英語を第二外国語として習得する人々の母国語の多くはスペイン語です。

スペイン語人口の世界分布:(※)

・世界のスペイン語話者数:5.5億人(母国語とする人は8割越の4.5億人)

・アメリカ:0.5億人(南部)

・ラテンアメリカ:4.5億人(全人口の約6割!ネイティブは1.2億人)

・ヨーロッパ:0.5億人(スペインをはじめ約25カ国の公用語)

(※)source: How Many People Speak Spanish, And Where Is It Spoken?

その他、話者人口は少ないもののアジアやアフリカにもスペイン語を公用語とする国はあります。

ちなみに、北アフリカ西部でヨーロッパの入り口であるモロッコでは、北部になるにつれてその地理的な影響からスペイン語やポルトガル語を流暢に話す人が増えます。そして、公用語はアラビア語ながら歴史的背景からフランス語も広く使用されており、言語を跨いだコミュニケーションが成立することも多いです。

このように、スペイン語は母国語話者が多い言語ながら、ヨーロッパ・アメリカに広く浸透しています。特にラテンアメリカの陽気な雰囲気やタンゴなどの踊りにも直結するリズミカルな言語でもあります。

フランス語:公用語には約30カ国!カナダ・アフリカに分布

フランスといえばエレガントなイメージ、ありますよね。

世界のフランス語人口は約3億人。世界約30の国が公用語に掲げる英語に次いで公用語率が高い言語です。

フランス語は公的機関やヨーロッパ以外の国に広く浸透しており、EU(European Union: 欧州連合)の法廷やUN(United nation: 国連)の作業言語にもなっています。

フランス語人口の世界分布:(※)

・世界のフランス語話者数:3億人(ネイティブは約4割!地域により発音やアクセントの特徴が強い)

・ヨーロッパ:0.8億人(カタコトの話者も多い)

・北アメリカ:0.5億人(内20%強はカナダケベック州、アクセントはカナディアンフレンチ)

・アフリカ:1.7億人(フランス語話者数は急速に増加傾向、アクセントはアフリカンフレンチ)

(※)source: How Many People Speak French, And Where Is It Spoken?

その他、北アフリカや中東、アジアにもフランス語を話す地域はあります。

このように、フランス語は英語の傾向に酷似しアクセントや発音の特徴が多様に分布し世界に浸透しています。

その公的機関での使用やアフリカの人口増加傾向に伴いフランス語話者人口は増加が見込まれています。

ポルトガル語:ポルトガル在住話者は5%!宣教師と共に拡散

ポルトガルってスペインの隣の小さな国、そんなイメージありますよね。

世界のポルトガル人口は約2.5億人。先祖であるラテン語の名残が色濃く残る言語でもあります。

そして、歴史的はキリスト教カソリックの宣教師とともに世界に広がり、ブラジルなどの南米東部やアフリカ・アジア・アメリカと世界中に点在しています。

ポルトガル語人口の世界分布:(※)

・世界のポルトガル語話者数:2.5億人(ネイティブは約4割!地域により発音やアクセントの特徴が強い)

・アメリカ:2.2億人(内ブラジルほぼ全人口の2億人がメインの話者)

・ヨーロッパ:0.1億人(ブラジルサンパウロの人口の方が多い!)

・アフリカ:0.2億人(植民地であった地域が大部分を占める)

(※)source: How Many People Speak Portuguese, And Where Is It Spoken?

どの言語もその歴史的背景は分布に影響しますが、ポルトガル語はより宗教的背景とも関わりが深いです。カソリック教会や話者の大部分を占めるブラジルのへの興味が、ポルトガル語の理解も深めることに繋がります。

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地域に特化して浸透している言語:中国語やアラビア語など

中国語の話者めちゃめちゃ多いじゃん!思いますよね。

英語とは逆に、中国語や日本語はその母国ネイティブ率の高さは驚愕です。話者の地域分布も非常に密集しています。

メイン地域に密集している言語とその話者傾向:(※)

・中国語:約11億人(中国・香港・マカオ・台湾など中国周辺と世界中のチャイナタウン近郊)

・ヒンズー語:約6億人(インド・ネパールと世界へのインド人移住者)

・アラビア語:約3億人(エジプトをはじめ北アフリカと中東に集中)

・ロシア語:約2.5億人(約60%はロシアの人口1.5億人)

・日本語:約1.3億人(約95%が日本の人口1.2億人!)

(※)source: The 20 most widely-spoken languages

このように、言語の中には話者の民族や地域が比較的集中していることも多いです。

また、中国語・アラビア語・日本語・インドネシア語などは全てそれぞれ語族が異なることも関心深いです。

言語の話者傾向を認識することで、その国民性や文化性をよりスムーズに理解することが可能になります。

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まとめ:言語と話者の分布からみる英語と日本語の特徴とは

これまで、世界で話者数の多い言語の特徴とその分布について解説してきました。

・英語:世界の話者数トップ!ダントツの非ネイティブ率70%で第二外国語習得言語

・スペイン語:ネイティブ率80%!中米および南米西部に分布

フランス語:公用語には約30カ国!カナダ・アフリカに分布

ポルトガル語:ポルトガル在住話者は5%!宣教師と共に拡散

・中国語:中国・香港・マカオ・台湾など中国周辺と世界中のチャイナタウン近郊

・ヒンズー語:インド・ネパールと世界へのインド人移住者

・アラビア語:エジプトをはじめ北アフリカと中東に集中

・ロシア語:話者の約60%はロシアの人口1.5億人

・日本語:話者の約95%が日本の人口1.2億人!

世界約200カ国7000を超える言語のうち、半数以上は約25の言語で成り立っています。そして、英語の他にもフランス語のように浸透し地域のアクセントや発音が個性となっている言語が存在します。

アフリカやアジアなど、英語とルーツを異にする言語を母国語する人々のバイリンガル以上の英語話者は非常に多いです。

つまり、日本語は、その日本人口とネイティブ率からこの25の言語のうちの1つですが、日本語を母国語とする日本人が英語を話すようになることは可能です。

ぜひ、あなたが伝えたい内容を英語で話す可能性、今日から探してみてください。

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最後までお読みいただきありがとうございました。

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