英語でなんて言う!?進め方や発言の会議英語フレーズ50選

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対面はもちろん電話やリモートの英語会議、ありますよね。

司会進行や話題の切り出しなど、発言する英語表現に悩む人は多いです。

英語に限らずミーティングには、相槌やつなぎの言葉など、会議をスムーズに進行するのに効果的な表現があります。

この記事では、英語会議で頻出する表現や明確な意思疎通に効果的フレーズを具体的に紹介します。

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ミーティングの進め方:会議進行の「始める」を英語で

英語のミーティング、どう始めたらいいんだろう。。。不安に思うかもしれません。

とはいえ、英語だからと構える必要はありません。

言語に関わらず、出席者を確認し準備が整ったら始めるステップは同じです

以降で、想定される状況の時系列で具体的なフレーズを紹介します。

出席者を確認する:もう少し待ちましょう・始められますか?

会議において時間前に全員が集まらないこと、ありますよね。

その理由は、前のミーティングが長引いていたり移動に時間を要していたりなどさまざまです。

また、初対面など名前と顔が一致しない、オンライン会議など不特定多数の出席者がいる場合もあります。

ミーティングの前段確認で使う単語は非常にシンプルです。

会議の前段に活躍する表現:

join in (参加する), meeting(会議), start(始める), wait(待つ), ready(準備が整う)

ミーティングには、多くの場合キーパーソンがいますので、まだ待つのか始めるのか確認します。

参加者を確認する:

・I expect some more people to join in.:もう少し参加者は増えそうです

・Let’s wait one more minute.:あと1分待ちましょう

・Should we wait for someone to join in?:誰か来るのを待つべき方はいますか

・Is everyone ready to start?:準備は良いですか

・Is everyone here?:皆揃っていますか

「他誰かいますか?」は、その場に居る人に対して一瞬不自然な疑問文です。

とはいえ、同じグループからの別の出席者や上司の状況など伝達できる場合もあります。

出席者の状況を伝達する:

・XXXX is joining in, but we can start as he is still in the previous meeting.:XXXXさんは前のミーティングが押しておりまだですが、始めてて良いとのことです

・We’re missing XXXXX.:まだXXXさんがきていないです

I think we can start.:始めて良いと思います

このように、ミーティング前段で使う単語は比較的限られます。

人の名前とキーになる単語を組み合わせて端的なやりとりで確認することができます。

ミーティングを開始する:議題と議事を英語で確認

英語で話すの緊張するなぁ。不安なになることありますよね。

とはいえ、会議の中心は英語ではなく内容です。端的に要点を相互理解することが最大の目的です。

会議の冒頭に活躍する表現:

let’s(〜しましょう), we have(あります), minutes(議事:マイニュート),

準備ができたら軽快に開始宣言をしましょう。

ミーティングを始める:

・Let’s get started. / Let’s start!:では始めましょう

そして、議題の概要を端的に共有します。

トピックを確認する:

・Today, we have two topics.:本日の議題は2つあります

・We will discuss XXXXXX today.:今日はXXXについて話しましょう

・I’ll take the minutes and send it to you by e-mail after this meeting.: 議事録が会議の後メールで送ります

まずはトピックのすり合わせを行い、具体的な議論や報告に入ります。

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英語プレゼン冒頭と会議締めの挨拶「よろしくお願いします」

日本語で「よろしくお願いします」、何かと使いますよね。

とはいえこのフレーズ、言葉そのものには大した意味を持ちません。

つまり、フレーズを使う意図によりさまざまな英語表現に分かれます。

以降で、想定される状況別に具体的なフレーズを紹介します。

冒頭挨拶の「よろしく」:話せて嬉しい・ありがとう

会議の冒頭「本日はよろしくお願いします」言いますよね。

この冒頭の挨拶は、ざっくりくくると「ご参加ありがとうざいます」の主旨の言葉に言い換えます。

冒頭挨拶の「よろしく」:

Thank you for joining in.:参加ありがとう

Thanks for your time today.:お時間ありがとう

・We’re glad everyone is here today.:ご参加いただいた全ての人に感謝します

Happy to see you!:会えて嬉しいです

出会いへの喜びを伝えることで、冒頭の「よろしく」を場に馴染んだ英語で表現することができます。

話題中盤の「よろしく」:依頼と担当

「これは〇〇が担当します」「よろしくお願いします」会議の中で何度なく言いますよね。

担当決めやタスクの整理、next actionの「誰が何を担当する」かを整理する表現です。

話題中盤の「よろしく」:

・Who can take care of this? – I will. – Thank you!:誰が担当しますか – 私が担当します – 感謝します

・Ms/Mr.XXXX, take it away!: XXXXさんからのお話です。よろしくお願いします

・Does anyone know who is in charge? – Ms/Mr.XXXX is. I’ll contact him/her. –  Appreciate that.:詳しいのはどなたですか? – XXXXさんです。確認してみます – よろしくね

・What is the progress status of this? – It’s temporarily pended. We can leave it as is so far. – Noted.:これはどのような状態ですか – 一時中断になりました。差し当たりこのまま記載を残しています – 了解です

このように、話題の中盤において「よろしくお願いします」は幾度となく交わす言葉です。

とはいえ、英語は同じフレーズを何度もくりかすことを避ける傾向が強いです。

担当整理に活躍する表現:

take care(担当する), a person in charge(PIC:担当), take it away / pass it to XXXX(どうぞ), appreciate(感謝します), leave(そのままにしておく)

似たような意味合いのフレーズを表現を言葉を変えて交わすことで、英会話は格段にリズミカルになります。

会話末尾の「よろしく」:また次回・今日はありがとう

そして締めの「引き続きよろしくお願いします」、何かと使いますよね。

日本語においてもほぼ定型の決まり文句のように、英語にもいくつか定型表現があります。

話題末尾の「よろしく」:

・Now, time is up. Thank you for joining in today!:時間ですね、ではまた

・we’re running out of time, let’s close the meeting. :時間がなくなりますね、会議を終了しましょう

・I’ll send the minutes shortly, so feel free to let us know if you have any questions.:すぐに議事を送ります。質問やお気づきの点あればお知らせください

・Then, let’s finish up today’s status meeting. Have a nice day!:会議を終わります。良い1日でありますように!

このように、末尾の「よろしく」の表現、何かとリズミカルな定型表現です。

締めに活躍する表現:

・time is up / running out of time(いい時間ですね), finish up / close(終える)

何かと「よろしく」の表現には「thank you!」と前向きな感謝を伝える表現が伴うことが多いです。

英語は「good, nice, happy」といった、気分が明るくする単語が多く活躍します。

挨拶や相槌ににおいてポジティブな表現を意識することで、英会話の軽快なリズム感は格段に向上します。

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会議を進行する英語:「もちろん」「どういたしまして」

話し相手の反応、気になりますよね。

ミーティングがオンラインの時は特に、マイクオフなどの設定により伝達度は確認が困難になりがちです。

日本語ではかなりシンプルに、了承は「承知いたしました」、持ち帰りは「確認いたします」になりがちです。

しかし、英語の意思伝達、表現のバリエーションは非常に豊富です。

相槌や意思表示の表現:

・確度の高い「もちろん」:Sure, Absolutely, Definitely, Why not?, Of course, By all means, Sure thing

・合意を示す「そりゃそうだね」:Understood, I see, Agree, You’re right, That’s true

・前置きを示す「ご存知の通り」:As you know, Obviously, As we talked before,

・引き受ける「喜んで!」: No problem, No worries, My pleasure, Not at all, Happy to do, Willing to, Noted

・お伺いを立てる「どうかな」:Do you mind if…., How about….?,

・感謝を伝える「いつもありがとう」:Appreciate your help, Thanks for your kindness

・確認を示す「認識あったね」:Now we’re on the same page, Make sure we’re on the same table.

・期待を示す「こう思ってたけど」:If I remember correctly…., I guess, I believe, I expect,

このように、話出しの前置きになる表現の幅は広いです。

同意や意思表示は、会話の流れをスムーズにする潤滑油です。

程よい間やタイミングを図る雰囲気を読み取る力は日本人の得意とするところです。

ポジティブな相槌を効果的に活用することで、互いの尊重に基づく関係性を構築することができます。

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話題を変える英語:つなぎ言葉「ところで」「とりあえず」

えーと、なんだっけ。言葉に詰まること、ありますよね。

大人数の時はそんなに気にする必要はありませんが、少人数の場合などは空白の「間」が気になることがあります。

そんな場合は、そのまま「えっと」を伝えてしまうこともコミュニケーションとして効果的です。

つなぎの言葉を発することで、話の展開の方向性を位置付けることができます。

ツナギに活躍する表現:

・話をまとめる「差しあたり」:So far, For now, As of now

・急ぎ対応を整理する「暫定的には」:As a short period, As a tentative way, Temporarily

・話題を変える「ところで」:By the way, It’s a different story but…,

・迷いを示す「えっと、、、」: How can I say?, How can I show you about ….?

また、つなぎの言葉を示すことは、発言のボールがその人にあることを明確に示す表現でもあります。

つなぎの言葉を効果的に使うことで、より「we’re on the same page」への意識を高めることができるようになります。

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見解を示す英語:意見や提案の切り出し「すみません」

この場合の「すみません」、、、英語ではどう表現するの?詰まること、あるかもしれません。

日本語でダントツ的に使用幅の広い「すみません、、、」。

率直には謝る表現ですが、前置きや呼びかけなど状況によりその使い方は大きく異なります。

以降で、想定される状況別に具体的なフレーズを紹介します。

アクションを促す「すみません」:ミュートだよ・聞こえない

え、なんて言いました!?不意に聞き取れないこと、ありますよね。

その理由はさまざまです。音が切れた、聞こえなかった、雑音が入った、、、、その理由はさまざまです。

そんな時は「could you say it again?(もう一度お願いできますか?)」の前段に外部要因への懸念を伝えましょう。

外部要因で「わからなかった」を伝える表現:

・オンラインなどで「電波の調子が良くなさそう」:Your voice was cut it off, could you repeat it again?

・マイク調整などで「聞こえない」:You are on mute, could you make your mic on?

・オンラインなどで「音が遠い」:Unfortunately we hardly hear you, could you get closer to the mic?

このように、状況が良くなくて再度同じことを話して欲しいときには、外部要因の心当たりを説明しましょう。

その人自身ではなく要因にフォーカスすることで、気分を害さずに同じ文章を繰り返してもらうことができます。

中断を促す「すみません」:別途話そう・そもそも

とても切り出しづらい、話を折る「悪いんだけど」という切り口。

とはいえ、今止めないと収集つかなくなる気がする、、、、そんな危機感のとき、実は結構あります。

ミーティングの時間は限られています。

別途時間をとって仕切り直そう、話の方向軌道修正しようよ、そんな時こそ前向きな表現がポイントです。

横槍を入れる「悪いんだけど」:

・割り込んで申し訳ないのだけれど:Sorry to interrupt you, I am sorry to say but….

・そもそも:Originally, Basically, According to the XXXX

・別枠で話そうか:I would be better to have / I would like to recommend having a separate meeting on this.

・懸念があるのだけれど:I wonder…, My concern is, We can’t say whether…, It would be hard to do….

話の中断を提案することは勇気のいることです。

とはいえ、限られたミーティング時間のトピック配分を考慮し話を切り上げることも時には必要です。

出席者全員が必要な議論なのか、他の議論優先度の高いトピックなどに配慮することで、切り出すタイミングの重要さを再認識することができます。

説明を求める「すみません」:主旨が汲み取れなかった

伝えるの難しいなぁと思いながら話すこと、ありますよね。

そんな不安を抱えながら話すときはつまり、相手に意図が伝わらないことも多々あります。

とはいえ、趣旨を汲み取れなかったと伝えることへの躊躇は不要です。

意図を汲み取れなかったなかった場合には率直に素直に伝えましょう。

説明や言い換えを求める「すみません」の表現:

・うーん、主旨汲み取れませんでした。。: I couldn’t get you. / I couldn’t catch you.

・もう少し説明してもらえますか?: could you explain a bit more? / Could you say an example of this?

・つまりどういうこと?: What do you want to say?

日本語にすると少々きつい表現に聞こえるかもしれません。

しかし、英語は、バックグラウンドが異なる多国籍の人々が意思疎通を図ることを前提とする言語です。

理解できなかったことを「わからなかった」と伝えることは恥じることではありません。

前向きに「意図を正確に理解したい」想いを率直に伝えることで、風通しの良いコミュニケーションが可能になります。

ヘルプを求める「すみません」:恐縮ですが・お手数ですが

何かを人に頼むとき、日本語では「すみません」と謝りますよね。

そんな「お手数おかけします。。」の表現、英語では概して「感謝します!」という表現に替わります。

依頼を示す「すみません」の表現:

・ご対応ありがとう:Appreciate your help, Thank you very much for your kind support

・ご連絡お待ちしています:Look forward to getting back from you.

・後日状況教えてください:Let us know when you got any update on this.

・ではまた次回:See you next time!, Thank you for joining in, Thanks for your time today.

このように、英語では「申し訳ない」と謙るより「本当に心強いです」と感謝を前面に表現します。

日本語で非常に幅の広い「すみません」の表現を意識することで、対等なパートナーとしての会話が可能になります。

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まとめ:会議を行う英語のコツとファシリテーターの役割とは

これまで、英語会議で使う何気ない表現をシーン別に紹介してきました。

出席者の確認は雑談をするようにさりげなく確認する「始められますか?」

ミーティングの冒頭には議題と議事担当を確認しよう

・冒頭挨拶の「よろしく」は、喜びを伝える「ありがとう」と表現しよう

・話題中盤の「よろしく」は、担当者に呼びかけてタスクを明確に整理しよう

・会話末尾の「よろしく」は、次回に向けた「今日はありがとう」と感謝を伝えよう

・英語の相槌や意思表示のバリエーションは豊富!!ポジティブ表現で良い関係性を構築しよう

・話題を変える「つなぎ」は、話の方向性を明示するキーワード。恥じずに共通認識を深めよう

・日本語で幅の広い「すみません」は、遜るのではなく明るく感謝を伝える表現になることが多い

アクションを促す「すみません」は、ミュートだよ・聞こえないなど外部要因への懸念を伝えよう

中断を促す「すみません」は、タイムマネジメント判断でもある。懸念や別枠提案を率直に伝えよう

・多国籍の人々が意思疎通を図る英語において、説明を求める「すみません」は頻繁に起こり得る

ヘルプを求める「すみません」は、前向きに「感謝」を伝える表現を意識よう

会議の司会やファシリテータは、ミーティングの主旨を明示しつつ、限られた時間を効果的に配分するファシリテータの役割を担います。

次のアクションを共通認識しながらもポジティブな表現をさりげなく活用することで、互いにビジネスパートナーとして尊重しあい、風通しの良い関係を構築することができます。

ぜひ、あなただからできるフランクでありながらポジティブな会議、今日から初めてみてください。

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最後までお読みいただきありがとうございました。

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