使える英語を身につけるとは!?苦手意識克服のための8箇条

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英語ペラペラ話せたらかっこいいのになぁ。。。憧れますよね。

と同時に「でも日本語と全然違うし苦手なんだよね。。。」と尻込みする人は多いです。

私もそうでした。語学に興味はありながらもなかなか話をできるようにならず悩みました。

でも、英語が「伝えたい内容を理解し合うための言葉」であることに馴染むにつれて文字や言語への苦手意識はなくなりました。

英語は言語です。そして、国や母国語を跨いで世界中で1番多く意思疎通に使われている言葉です。

英語の学びやすさや特徴を掴むことで、英語への苦手意識は軽減することができます。

そして、使うための英語を身につける意欲を格段に向上させることができます。

この記事では、英語の学びやすさや特徴を具体的に解説します。

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国際言語という概念:多国籍の人が同じ言葉を話すということ

日本語、何カ国の人が話すと思いますか?

ほぼ想像はつくと思いますが、日本語話者の95%以上は日本人です。

つまり、日本文化や日本という国への概念をほぼ同じくする単一民族が日本語を話します。

従って、言葉にしなくても通じることも無意識に多くなり「ハイコンテクスト(言葉にしなくても通じ合える)」文化性が強い言語になっています。

しかし、世界には7000を超える言語が存在し、代表的な言語を話す人々は国を跨いで散在します。

そして、英語やフランス語は特に、その公用性からその話者が世界中に分布しています。アフリカ・アジア・ヨーロッパ・アメリカ。。。。母国語や宗教ばかりでなく、食生活や気候などの概念も異なる人々が同じ言語を使います。

この、世界の各民族や各国の間で広く共通に使われている言語のことを「国際言語」といいます。

国際言語の概念を理解することで、英語が「難しい」という苦手意識はは格段に改善することができます。

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共通言語という理解:英語がグローバルであるという意味

あなたは日本語がマイノリティだという意識、ありますか?

日本人は集団の中で空気を読むことが得意な民族と言われています。

これは言い換えると「マジョリティに合わせる」能力に長けているということです。

11の公用語が存在する南アフリカや7000を超える島からなるフィリピンなどでは、個別に異なる母国語を持つ民族が共存しています。このような国では、教育現場で英語が適用されています。国の共通言語としてそもそも母国語と異なる英語で学ぶことになります。(※)

また、国の政策としてバイリンガル教育を推進しているシンガポールなどにおいても英語の授業が日常的に取り込まれています。

日本は、高度な工業化に達成した生活水準の高い先進国です。先進国首脳会議(G7)の7カ国に属し途上国援助にも積極的です。高度な技術的嗜好の創作を登録申請の8割以上が集中する三局特許庁の1つでもあります。(※)

・先進国首脳会議(G7): 参加国はフランス、アメリカ、イギリス、ドイツ、日本、イタリア、カナダ

・三局特許庁:欧州特許庁、日本国特許庁、あめるか合衆国特許商標庁から成る特許庁のグループ名称

(※)外務省 > G7, 特許庁 > 国際的な取組

米国やカナダはネイティブ英語の代表格です。また大半がネイティブでないにも関わらず、欧州においても英語はEU(European Union: 欧州連合)関連機関の共通語です。ネイティブ・非ネイティブに限らず英語は現実的なコミュニケーション手段として公に使用されています。

つまり、欧州や米国と並んだ時、日本語は圧倒的なマイノリティです。

日本語のマイノリティを認識し英語というマジョリティに合わせる意識を持つことで、英語へのモチベーションは格段に改善できます。

※国の公用語については「公用語が英語の国はこう浸透させる!バイリンガル育て方5選」で詳しく解説しています。ぜひ見てみてください。

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第二言語としての選択:英語習得者の圧倒的優位性

あなたの第二言語は何語ですか?

多くの日本人の第二言語が小中学生の時に開始する英語です。高校や大学で更に第二外国語を学習する場合もあります。

英語本国においてもその15%は英語を第二言語として習得しています。

そしてヨーロッパではEU共通言語として、アフリカでは教育言語として、そしてアジアでは世界軸の共通言語として英語を習得しバイリンガルに話します。

世界地図で見る国土面積からすると意外なほど、英語をネイティブとする国の人口は少ないです。実際、世界人口の約60%はアジア圏に集中しており、その英語話者数は米国の全体英語話者数を大幅に上回ります。

日本人にとっての英語が第二言語であるように、ほぼほぼ全てのアジア圏の英語話者の母国語は異なります。そして、インドネシア語・マレー語・タイ語などのように英語とはルーツそのものが異なる人々が、すらすら英語を話します。

英語はその約70%が非ネイティブで、発音やアクセントに特徴があってもかなり容易に受け入れられる文化的特徴をすでに確立している言語です。

つまり、日本語を母国語とする日本人が恥じずに英語を口にすることで、第二言語として英語を習得しビジネスにおいてもある程度ペラペラ話すようになることはかなり容易に可能です。

英語話者のマジョリティは母国語の影響を受けた英語です。

英語話者の母国語に日本語の可能性をプラスするだけで、私たち日本人の英語へのハードルは激的に緩和できます。

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英語は耳コピができる!言語における女性形男性形の概念

言語を耳コピする、考えたことありますか?

「耳コピ」音楽演奏ではよく耳にする言葉です。聞いて同じように実演できること、それが耳コピです。

英語にもリズムやイントネーションがあります。

そして、英語のリズム感を聞いたまま発音できるようになることで、あなたの言葉は伝えやすく話すことができます。

とはいえ、言語の耳コピは、英語や日本語だからできる特徴です。

フランス語やロシア語などには「女性名詞・男性名詞」という考え方があります。これは、人に対してだけでなく机や道など静止物を含めたあらゆる名詞に適用されます。そして、名詞によって話す単語や冠詞が変わってきます。

つまり、単語と冠詞をセットで数をこなすことがコピーとなり、その数は限りがありません。

また、アラビア語などのように「女性形・男性形」という概念を含む言語もあります。男性に対して話す場合と女性に対して話す場合で、同じ単語の形が変わります。つまり、耳コピはほぼほぼできません。

例えばあなたが女性である場合、あなたは常に女性形の言葉を聞くことになります。聞いた言葉をそのまま話すことは女性に対する表現になってしまい、男性に話すには常に誤った文章になってしまいます。

耳コピ応用が困難な言語特性の例:

・女性名詞・男性名詞の概念(伴う冠詞や語尾が変わる)

ex) フランス語の太陽(soleil:男性名詞)月(lune:女性名詞):le soleilスレイ)、la luneルヌ)

・女性形・男性形の概念(話す相手で単語の語尾が変わる)

ex) アラビア語の「名前(name / イスム[اسم])」:

→ 私の名前(my name):イスミー,

→ あなたの名前(your name): イスミック(対女性), イスマック(対男性), イスムゥ(対複数名)

しかし、英語には女性名詞・男性名詞という考え方も、女性形・男性形という考え方もありません。耳で聞いた音をそのまま表現し組み合わせる、つまり耳コピが可能な言語です。

聞いて耳に馴染んだリズムを応用させ、聞いた言葉をあなたの伝えたい内容にそのままアレンジすることが可能です。

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発音の許容範囲が広い!外国語には母国語の名残が混入する

英語を話す人ってどこにでもいるよね。。。。そう思いますよね。

英語は観光地や主要都市、ビジネスなど公用の場で幅広く使われる共通言語です。

国全体への浸透という意味だと数値は異なりますが、英語が通じる国数という意味だとその範囲はほぼ世界共通です。

目的が意思伝達であるということを強く意識することで、さまざまなアクセントの特徴を超えてコミュニケーションを図ることは可能です。

日本人の英語が「カタカナ英語」と表現されますが、これはただアクセントの特徴を表現したにすぎません。

どんな英語を話そうと、言語を話す目的は意思疎通です。

非ネイティブ比率が高いという意味は、日本語どっぷりの日本人が話す英語も許容される可能性は大いにあるということです。その発音の許容度やバラエティはネイティブ率が約30%という低さからみても明らかです。

伝達したい内容にフォーカスし、意思疎通にポイントを置くことで英語の伝達度は激的に改善することができます。

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外来語という単語優位性:日本語に根付いた単語を活かそう

外来語と聞いて、あなたが思い浮かぶ単語には何がありますか?

カメラ、テレビ、モバイル、カタカナの単語には、英語を基とする外来語の単語は多いです。

インターネット、ホームページ、レストラン、ソファ、バック、バイク、ヴァイオリン、、その数は無限です。

これらの単語は、日本語の発音に合うようにカタカナで表現されてはいますが、基本的に英語の音をなぞったものは多いです。

つまり、英語の発音のリズムを少しだけ意識することで、これらの単語はほぼそのまま英語として伝達することが可能です。

とはいえ具体的には、そのまま通じる単語・発声を意識することで通じる単語・音を補って初めて通じる単語、タイプがあります。赤字はアクセント(強く発音する箇所)です

日本に浸透している外来語のタイプ:

・ほぼそのまま通じる単語:フィルム(映画)、レストラン、ホテル、カメラ

・少しだけアクセントや発音に注意する単語:レプション(受付)、アウント、トム(トゥラム)、バイル、ンターネット

・カタカナのままでは通じない単語:テレビ(テヴィジョン)、テイクアウト(持ち帰り:英語はイクアウェイ[take away])、パソコン(コンピュータ:英語はァソナルコンピュータ[personal computer])、バイト(ァトタイムジョブ[part time job])、ビニール袋(プスティッバァッグ:plastic bag)

このように、カタカナで日本に浸透している単語がそのまま通じるわけではありません。

しかし、生活に馴染んでいる単語を少し気にかけるだけで伝わる英語に変換できるという可能性は、コミュニケーションにおけるボキャブラリー(語彙)のハードルを緩和する心理的な支えとして非常に効果的です。

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輸出語の単語優位性:日本語が英単語に根付いている!?

世界的に通じる日本語、実はちょいちょいあります。

「サクラ(桜)」「ツナミ(津波)」「サムライ(侍)」「カイゼン(改善)」「テリヤキ(照り焼き)」「フジ(りんご)」、、、これら全て、そのまま通じます。とはいえ少し発音やアクセントは異なることがあります。赤字は外国読みのアクセントの箇所です。

世界的に通じる日本語:

・食:Japanese Sake, Tempura, Teriyaki, Soba noodle, Udon noodle, Wasabi, Sushi, Miso

・文化:Samurai, Katana, Karate, Sumo, Anime, Geisha, Karaoke

・ビジネス:Zangyo, Kaizen, Kanban, Shikumika, Muda

基本的には海外にない概念や特徴、ニュースなどで話題になった名称などがそのまま使われます。

ビジネスにおいては「ノー残業」や「改善」といった、効率化に関連する用語が根付いています。これは、戦後の産業革命やトヨタ自動車の生産方式が世界的に広まったことに深く関連しています。

とはいえ、日本人には音が変わって聞こえることがあります。これは、文字の名前「e(イー)」と「i(アイ)」を意識するとわかりやすいです。

例えば「Japanese Sake(日本酒)」は「ジャパニィズ サ」となり、日本でもよく見かけるようになった「IKEA(イケア)」は英語では「アイア」です。

同じ単語が、その文字の読み方で音が変わって聞こえることはあります。これが現地の言語や文字による発音の特徴です。

発音の特徴を理解することで、知っている単語との紐づけは格段に容易になります。

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アジア優位性:人口密度とルーツが異なる外国語の宝庫

アジア圏と聞いて、あなたはどの辺の国をイメージしますか?

アジアの範囲は広いです。日本もアジアの1国です。広い意味では中国やインドをはじめ中東までユーラシア大陸の約80%を占め、世界人口の約60%が居住する地域でもあります。

そして、アジア圏は英語のルーツである「インドヨーロッパ語」に属さない言語を母国語とする人がマジョリティの地域でもあります。

中国語・アラビア語・インドネシア語・マレー語・韓国語・日本語、全てルーツは異なります。(※)

しかし、シンガポールの英語話者率は80%超え、マレーシアやフィリピンも60%前後と堂々の過半数です。アラビア語に近いインドネシア語やマレー語、日本語に近い中国語を第一言語とする人々が、英語をバイリンガルに流暢に話します。

日本人は、そのルーツの違いに関わらず英語を話せるようになります。それも、実績のある近隣のアジアの国の実績から「改善」の精神で効率よく習得することができるはずです。

むしろ全く異なる言語として日本語と切り離して学ぶことで、英語はスムーズに身につけることができます。

(※)The 100 Most Spoken Languages Around the World

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ローコンテクスト言語:思考が異なる前提は誤解を避けやすい

これまでみてきたように、英語は国籍も地域も年齢も関係なく世界中で意思疎通に使われる言語です。

文化背景や思考概念が異なる人々が「伝える」意思を持って交わす言語であることから、文脈や雰囲気に依存せずより言葉そのものに重きが置かれます。

つまり、会話において「didn’t understand」「didn’t catch you」といった表現が普通に飛び交います。日本語でなかなかいえない「わからない」は、恥じることでも躊躇うことでもありません。

例えば、イスラム教徒の五行の1つである断食の時期であるラマダン。

ハイコンテクスト会話の例:

A: 今年のラマダン9月でテストの時期だよー

B: そうかぁ。それキツイね

この会話、イスラム教徒の人々にとっては普通の表現です。

でもイスラム教徒の背景を理解していない人には何が何なのかわかりません。

そこで「どういうこと?(didn’t understand, what does it mean?)」です。

この場合「イスラム教の暦って旧暦で1年で11日短いの。だからラマダンの時期が年によって毎年違っているのね。そして、ラマダンの時期って昼間飲食しないから昼間結構ぼーっとする。けど学校の学期とかは西暦でテストも学校の日中時間で実施するから、ラマダンとテストが時期重なると集中力大変なのー。」など、言葉で文化背景を説明します。

文化背景が異なる人と話すとき、背景の説明意識しますよね。

これが、ローコンテクストという概念です。

文化や生活習慣の異なる人々の会話には、明確な意思表示や説明が飛び交うことが「普通」です。

つまり、言葉をそのまま受け取る理解で英語のコミュニケーションは可能です。

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まとめ:苦手意識を克服する英語の学びやすさへのヒント

これまで、使える英語をより気楽に身につけるための着目ポイントを解説してきました。

・英語は多国籍の人が流暢に話すことができる「国際言語」であるという意識

・母国語を英語としない人が英語を習得できているのは「共通言語」の意識

・日本人にとって英語は小中学生の頃から必ず触れる第二言語

・英語は耳コピで会話を上達させることができる

・英語の非ネイティブの多さは発音やアクセントの違いに寛容であるということ

・日本語と英語は互いの単語がそのまま言語に根付く輸出入実績言語

・アジアは英語とルーツが異なる言語を母国語とする人のバイリンガル実績の宝庫

・英語のローコンテクスト性は誤解を避けやすく「わからない」を気軽に使える言語

英語と日本語は対にはなりません。そして、意思疎通の中心は話す内容です。

英語が「国際言語」であり「共通言語」であるという意識を高め前向きに向き合うことで、英語は必ず話せるようになります。

あなたの英語苦手意識と使える英語へのマインドセット、ぜひ今日から始めてみてください。

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最後までお読みいただきありがとうございました。

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