「英語を話せるようになりたい!」そう思う人は多いです。
そして、残念なことにずっと憧れ続けているままの人もとても多いです。
英語は、日常生活と共存する文化です。そして、英語を話せるようになるとは、日常生活と英語が共存すること意味します。
しかし、英語は、日本の日常生活においてほぼ不要です。
つまり、英語を話せるようになるためには、独学のマインドと継続する心構えが不可欠です
この記事では、英語を身につけるためのマインドセットを刺激する5つのポイントを論理的に解説します。
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もくじ / Table Of Contents
英語の優位性:英語が通じる国との異文化コミュニケーション
「英語が通じる国ってどれくらいあるの?」そう思いますよね。
数字で見ると、英語の世界比率は以下のようになります。(※)
・英語が通じる国:世界約200カ国のうち80カ国以上(40%以上!!)
・公用語率:世界約200カ国のうち50カ国以上(25%以上!)
・人口比率:世界約73億人の中で約15億人(20%以上!)
・英語のネイティブ率:ネイティブ25%(非ネイティブ75%)
※言語比率(参考):世界人口の半数以上は23言語(約3%)で成り立っている!世界に存在する言語は7000以上!!
(※)source: The Best Languages to Target for International Marketing
ここでの着目は、英語が通じる国数とネイティブ率です。公用語として英語を話す国は、アジア圏、ヨーロッパ圏、アフリカ、カリブ、方々に散在します。そして、25%というネイティブ率の低さは、母国語の発音の混入や異文化性に対する許容値の広さでもあります。
ちなみに、世界人口の約半数を占める23の言語の言語を世界200カ国で平均すると、英語でコミュニケーションが可能になる80カ国に相当するには、9言語の習得が必要な計算になります。
事実、英語はさまざまな分野で世界共通言語になっています。言語特性としては以下のような特徴があります。
言語特性:
・文字がシンプル:26の大文字小文字
・文法がシンプル(男性形女性形などの変形が少ない)
・話される国が散在:アメリカ、イギリス、オーストラリア、カナダ、アイルランド、ニュージーランド ほか
このように、英語は許容範囲が広く、発音や文化の違いを受け入れる特性があると捉えて良いでしょう。
つまり、英語を話すことはとは、多様性に触れる異文化交流と捉えることで、言語としての英語の理解をより深めることになります。
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効果の捉え方:パレートの法則にみる英会話で話せる状態とは
「英会話の独学って、何したら良いの?」そう思いますよね。
まず、英語が不要な日本において、英語を無理なく話せるようになるということはかなり高いハードルです。
しかし、言語の習得は、自分の時間にいかに英語を取り入れ独学に費やすことができるかが成果を左右します。
ところで、あなたにとって、「英語を話せるようになる」とは、どういう状態でしょうか。
・英会話教室や学校などで与えられたテーマについて意見交換ができるようになる
・辞書を引きながらチャットなどで意思疎通ができるようになる
・日常生活であった英語を話す人々と日常的な意思疎通ができる
・ビジネスで関わる人々とビジネス英語レベルの議論ができる
さまざまですよね。
仮に、あなたにとっての「話せる状態」を「成果が出た状態」と捉えましょう。そして、さまざまな分野において適応される「パレードの8:2の法則」をあてはめてみます。
パレートの法則とは、全体のうちの2割が成果を生み出すという考え方です。(※)
あなたが目指そうとしている「英語が話せるようになる」とは、どんな形であれこの2割に入ることを意味します。
(※)source: Kevin Indig > Power Laws, Pareto Principle
つまり、10人いたら2人が話せるようになります。1日の行動時間を16時間とすると、20%は約3時間です
仮に英会話スクールに通うとして、週に1−2時間、もしかしたら30分程度を費やすことを計画するのかもしれません。しかし、残念ながら、日常に寄り添う言語の習得において、短時間の刺激はほとんど意味をなしません。
つまり、独学心を原動力に、刺激を浸透させ自分なりに解釈して応用することで、英語が身につくことになります。
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行動の心構え:AIDAの法則にみる行動力と英会話の関係
「英語で話せるようになりたい!」そう思う人はとても多いです。
とはいえ、英語で話せるようになることと、話せる状態を維持できることは異なります。
日常生活においてほぼ英語が必要ない日本において「英語力維持」のハードルは高いです。つまり、行動を起こし、維持するという「独学」の精神を養うことができなければ、英語力を持続することはできません。
この解釈には、A I D Aの法則に1%の法則を照らし合わせるとイメージしやすいです。(※)
(※)source: CFI Education Inc. > AIDA Model、Rochat School o Business > The 1% Rule
AIDAの法則とは、商品購入までのプロセスに関するもので、人が行動を起こすプロセスを示します。Attention(注意)→Interest(興味)→Desire(欲求)→Action(行動)の4つのステップを経て、初めて行動に移す段階に辿り着きます。
つまり「英語を話したい(欲求)」の段階にいるあなたは、Action(行動)の直前までモチベーションが高い状態を示します。
しかし一方で「行動を起こす人は全体の1%に過ぎない」という法則があります。
つまり「英語を話したい」から「話す学習を始める」ところで1%、始めてみた学習を「継続する」ところでさらに1%に実行できる人は減ります。
英語が話せるようになる状態とは、英語を日常に取り入れられる状態を示します。
自ら行動を起こし継続する強い意志をもって取り組むことが、英語が身につくことに繋がります。
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意思疎通の心構え:メラビアンの法則にみる伝達情報の仕組み
「私の英語、通じるの?」そう不安に思う人は多いです。一方で、ほとんど英語を話せなくてもバックパックで世界中を回る人がいます。
これには、メラビアンの法則をあてはめると納得しやすいです。
メラビアンの法則とは、コミュニケーションにおける心理学の法則で、伝達情報の比率は、言語・聴覚・視覚=7:38:55であるというものです。(※)
逆にいうと、言語力そのものの効果は、コミュニケーションにおいてたった7%であることを意味します。
視覚や聴覚の情報伝達を効果的に活用することにより、英語コミュニケーションは格段にスムーズになります。
(※)source: British Library > Business and management > Albert Mehrabian
英語を話すことは双方向の意思疎通です。英会話の場合、以下のように解釈できます。
メラビアンの法則にみる英会話:
・言語(7%):語彙力、文法
・聴覚(38%):発音、リスニング、声のトーンやイントネーション、音の高低
・視覚(55%):表情、ジェスチャー
つまり、言語能力のみならず、視覚や聴覚からの良い関係性構築を意識することにより、より効果的な双方向コミュニケーションが可能です。
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日本語と英語:英会話で寄り添う異文化理解とは
これまで解説してきたように、英語の上達に必要な要素は語彙力や発音に留まりません。
むしろ、聴覚としての声の抑揚や高さ、そして視覚としての表情やジェスチャーからの情報伝達が、コミュニケーションの向上に大きく影響します。
ここでは、異文化に寄り添う関係性の構築として、視覚と聴覚からの情報伝達について解説します。
聴覚:日本語の英語の周波数の違いへの対応
「周波数って、、、意識したことないけど!」そう思いますよね。
英会話には、音の高さ(ピッチ)が重要です。英語を話すときは、声のトーンを意識的に上げることが効果的です。
これは、メラビアンの法則における「聴覚(38%)」へのアプローチです。
ピッチは、周波数(バンド)で数字化することが可能です。数が多い方が高い音を示します。
日本語と英語は交わりがないことに注意しましょう。逆に、子供の対応周波数は広く、柔軟な対応が可能です。幼少期に英語を始めると効果的であるという理由はここにあります。(※)。
(※)source:TaiP(Tokyo Association of International Preschools) > 日本語と英語の周波数の違い
この音の高低は、母音と子音の発音にも影響します。母音は音が低く、子音は音が高くなる傾向があります。つまり、母音が強い日本語は周波数が比較的低く、英語は短い子音を強く発音する高い周波数で話す傾向があります。
従って、英語圏の人が聞き取りやすいように、意識的に音の高低をつけ、高めのピッチに合わせることは、意思疎通に効果的です。
視覚:英会話においては表情も抑揚も明るく!!
あなたは話すとき、ジェスチャー、意識してますか?
これは、メラビアンの法則でいうところの「視覚(55%)」へのアプローチです。
また、聴覚で紹介した、話す声の波長を上げるげるということは、気持ちの抑揚を明るく表現することでもあります。気持ちが抑揚すると、声は高く(波長が高く)なるためです。
表情が明るくジェスチャーを加えて話すことで、意思疎通の効果は格段に改善します。
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まとめ:英語を話せるようになる独学のマインドセットとは
これまで、英語を話せるようになるために必要な5つのマインドセットを紹介してきました。
・英語の優位性:英語が通じる国は世界の40%!異文化コミュニケーションを楽しもう
・効果への意識:パレートの法則にみる8:2の法則。話せることは2割になること
・行動の必要性:AIDAの法則と1%の法則からみる行動と英会話の関係。話せることは1万分の1になること
・意思疎通への意識:メラビアンの法則にみる英会話の構造。言語情報はたった7%!
・日本語と英語の違い:異文化交流としての英会話で寄り添うために効果的な視覚と聴覚の情報伝達ポイント
英語を話せるようになるには、独学心、行動力、そして継続が不可欠です。
そして、日本語と英語の特徴を理解した上で効果的な情報伝達を意識することにより、英会話における意思疎通レベルを確実に上達させることができます。
ぜひ、今日から意識してみてください。→無料:楽しくスラスラに!話せる英語を身につける方法を解説した全15話・5時間23分の動画レッスンを受け取る
最後までお読みいただきありがとうございました。