日本人は英語ができない、あなたはそう思いますか?
日本人に英語の発音は難しい、発音が下手、話すのは恥ずかしい、、、その想いはさまざまです。
とはいえ、あまり意識したことはないかもしれませんが、英語は教科ではなく言語です。
コミュニケーションツールとして使いこなすことができて初めて、英語という言語を活かすことができます。
私も、長い間英語の聞き取りや会話に苦手意識を持っていました。しかし、実践を重ねてコミュニケーションとしてほぼ困ることなく意思疎通できるようになりました。
この記事では、日本における英語事情とその解決に必要な発想の転換について解説します。
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もくじ / Table Of Contents
英語習得のメリットとは!?英語を話す国と日本語事情
日本語、世界でどのくらいたくさんの人が話していると思いますか?
世界には7000を超える言語が存在します。そしてそのうち主要言語は20程度です。日本語は、ネイティブスピーカー率でいうとトップ10に入り、言語人口でいうとトップ15位に入ります。(source: the most spoken languages worldwide)
一方、英語は、言語人口でいうとトップ、そのネイティブ率は約3割という、非ネイティブ率が非常に高い言語です。
とはいえ、語源ではインドヨーロッパ語に分類されます。同じグループには、フランス語、ポルトガル語、スペイン語、ヒンディ語、ロシア語、ベンガル語などがあり、主要言語の多くの言語が語源を共有する言語であることが明白です。
語源が別の主要言語には、中国語、アラビア語、日本語があり、中でも日本語はほぼ他の国で話されることはありません。
語源と主要言語:(※)
・インドヨーロッパ語:英語、フランス語、ポルトガル語、スペイン語、ヒンディ語、ロシア語、ベンガル語 など
・シナチベット諸語:中国語(マンダリン)
・アフロアジア語:アラビア語
・オーストロネシア語:インドネシア語
・ジャポニカ語:日本語
(※)source: Ranked: The 100 Most Spoken Languages Around the World
そして、日本の英語人口は、約2000万人、全国民の15%弱です。
インドの人口の多さは圧巻!とはいえ、日本の英語率15%弱は、英語圏を除くG7の国のなかでダントツに低いです。(※)
(※)source: List of countries by English-speaking population
日本の英語教育は小学生から始まります。幼児教育段階から英語を取り入れるところもあります。そして、大学受験の主要科目でもあります。
にも関わらず、結果的に話者として英語を使うことができるのは15%にとどまっています。また、文字情報などを含め何らかの方法で英語によるコミュニケーションができるとされる人口比率は20−30%、英語のネイティブ率にほぼ相当します。
非ネイティブが大部分を占める英語という言語特性をイメージしやすい一例です。
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英語を喋れるようになりたい!!日本人の英語力とは
英語を喋れるようになりたい!そう思いますよね。
英語を知っていることと喋れることは、残念ながらイコールではありません。
日本にとっての英語は、まだまだ教科の1つにとどまっています。
そして致命的なことに、日本において英語が必要になる場面は、ほとんどありません。
日本で習う英語力とは:
・単語を機械的に理解すること:アクセントの位置、スペル、意味を暗記科目の一種として覚える
・文法を法則的に理解すること:正しい文への並べ替え、活用の穴埋めなどクイズ的に理解度を確認する
・文章の理解:とある1文を時間をかけて正確に日本語に訳すことを練習する
・スピーキング面接:質疑応答の形式の使い方を確認する文法形式の理解度を確認する
つまり、英語をコミュニケーションとして学習する機会が限定されていることから「喋る」という自発的活用に苦手意識を持ってしまいます。
日本人の英語には、いざ話す場面になって「知っているのに話せない」というジレンマが伴います。
発音、どうなんだっけ。文法、なんか違うかも、、、考えることが先行し、話すことに躊躇します。
知識というベースはあります。従って、言語としてどのように使っていくかを意識することで、英語の意味は格段に変わります。
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話せるようになりたい!?日本人は英語を遠ざけられる
英語で話せるようになりたい!!そう、思いますよね。
しかし、「話せるようになりたい」ことと「話したい」ことの違いは大きいです。
漠然と思い描いていても英語は話せるようになりません。「何を」言葉にするかがキーになります。
日本人にとって、英語は知識として蓄積されています。カタカナになっている英単語も多いです。
逆にいえば、日本人は英語に対し、自由な発想のもとで必要なことを発信することに慣れていないだけです。
日本人が英語に触れる機会を考えてみましょう。
日本人が英語に触れる状況の例:
・海外旅行先で会話する必要があるとき
・日本にきている観光客や滞在者と話す必要があるとき
・歌の歌詞や洋画などの娯楽
とはいえ、躊躇して話すことを避ける方法はいくらでもあります。
日本人が触れるかもしれない英語を遠ざける方法:
・海外旅行先:文字として認識することができることから、看板の文字や現地地図などの資料で解決
・日本滞在者:「自分でなくても良いはず」と、わざわざ話しかけない
・英語の娯楽:音楽はリズムの一環、洋楽は字幕や吹き替えで代替できるため、英語として捉えない
日本は島国で、どこの他の国に行くにも海を跨ぐ必要があります。また、言語単一国家でありその独自文化性も強いです。
インド、ロサンセルス、バンクーバー、ニューヨーク、北京、、、、知っている地名はたくさんあります。
英語への「意識づけ」と「継続」により、あなたは必ず英語を喋ることができるようになります。
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話したいことがある!?日常会話の単語を英語にしてみよう
あなたは英語で話したいこと、ありますか?
いきなり言われても、、、と、戸惑うのではないでしょうか。
「何か英語で話して!」と言われても、相手もいないのにどうしたら、、、となるのと同じです。
英語は言葉です。使う目的があって初めて発信に意味ができる言語であり「話すこと」そのこと自体は目的にはなりません。
つまり、英語を喋れるようになるには「意識的に活用の場を作って継続すること」が重要です。
あなたが1人でできる取り組みには以下のようなものがあります。
英語を活用する場所を作るための発想転換の例:
・日常的に目につく単語を英語で言ってみる
・独り言を英語にしてみる。「こんな時どういうんだっけ」はその場ですぐ解決して英語にしてみる
・短くても良いので、英語で日記をつけてみる
・英語学習アプリを使って英単語や文法の文章表現をゲーム感覚でおさらいする
・OSやアプリの言語設定を英語にしてみる
このように、英語を取り入れることを意識することでできることはたくさんあります。
つまり、単純にいうと、日本語に触れている時間は全て英語にできる可能性があります。
繰り返しますが、英語は言語です。意識して日常的に継続することで、英語での発想力は格段に上達します。
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まとめ:日本人が使える英語を身につけるには
これまで、英語の世界事情と日本人の現状、そして日本人が英語を発信するためのアプローチについて解説してきました。
・英語を話す国:英語はネイティブ率が低い世界トップの共通言語!
・日本人の現状:英語学習率はほぼ100%にも関わらず英語話者は15%、国民比率は非常に低い!
・日本における英語学習:教科として理屈の解釈や暗記しており、知識として理解していることは多い
・日本における英語環境:意識的に英語に触れて発信することにより日本人は英語を喋れるようになる!
・英語を喋る機会:日本語に触れている時間は全て英語にできる可能性!発想を転換しよう
日本語に触れる時間は英語にできる可能性です。
ぜひ今日から、あなたの英語に対する発想転換、意識して始めてみてください。
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最後までお読みいただきありがとうございました。