英語で自己紹介!プレゼンにも使える1分スピーチ6ステップ

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人前で話す、緊張しますよね。そして、英語で話す、勇気いりますよね。

1分は、意外とあるようなないような微妙な時間です。

とはいえ、プレゼンのコツを意識することで、個性を印象づけることは可能です。

第一印象は、あなたの印象の90%を左右する大切な瞬間です。

話す内容に加え、ポイントを踏まえて対策しましょう。

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自己紹介のポイント:まずはイメトレ!話す姿勢を意識しよう

自己紹介は、姿勢や目線、服装、滑舌、全てがあなたの「キャラ作り」です。

意図したキャラ+話す内容があなたの印象になります。

まず、人前で話すというプレゼンそのもののコツ「キャラ作り」として、以下の5点を意識します。

人前での「話し方」に関する大前提:

・話はゆっくりめに!1語1語はっきり

・余裕を生み出せ!目線は全体にゆっくりと

・心地よさを掴め!声のトーンなどを意識

・遊びを作る!その場だから話せる1文を

・時間感覚を育てよう!1分の感覚のシミュレーション

このキャラ作りは、時間に関わらず同じです。1分に慣れてきたら、3分、5分程度まで時計なしに話す感覚を育てることをおすすめします。コミュニケーションにリズム感ができることで話の流れがスムーズになります。

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自己紹介の時間配分:1テーマで1周!一貫性を意識しよう

そして話す内容です。「何話そう??どう話そう??」悩みますよね。

自己紹介の構成はシンプルです。そして、テーマを1つ設定し、それぞれに散りばめます。

自己紹介の構成:

・名前:挨拶と自分の名前(現在:10秒)

・動機と期待:その場の目的に関する内容(過去と未来:20秒)

・今日の気分:直近で起きた関連する話(今:20秒)

・クロージングと挨拶(締め:10秒)

あなたの「ウラテーマ」を設けることで、話す内容に一貫性を持たせた印象付けが可能です。ウラテーマは、あなた自身にまつわる趣味や家族、仕事などなんでも構いません。

また、英文は、少なめの単語数でザクザク切り、間が気になる場合は接続詞で繋げることをおすすめします。なぜなら日本語をそのまま英語にしようとしても文の構成に混乱することが多いからです。

文を端的にすることで、シンプルにあなた自身の個性を紹介することができます。

例をあげてみてみましょう(※)。赤字はテーマに関する箇所です。

例)英会話教室に新規参加したトオルさんの場合:

【名前】Nice to meet you, everyone. I am Toru, feel free to call me Tolly.

初めまして。トオルと言います。「トリー」って呼んでください。

【期待】This is my first time joining an English conversation class. So I’m a bit nervous today, however, I’m really want to make my English Speaking better.

今日初めて英会話クラスに参加します。少し緊張してますが、英語を上手く話せるようになりたいんです。

【動機】I am working at a medical hospital, and there are more and more foreigners come to. So, I want to improve my English enough to have a frank discussion with them!

当面の目標は、私の職場の医療機関に来る外国籍の方が増えてきていて、彼らと気さくに話すことです。

【直近の話】This morning, I met a foreigner at the station, and he looked confused to get a train ticket. So, I talked to him and got it together. It is a good experience for me to speak English in my daily life.

そういえば、今朝来る途中で電車の切符の買い方で困っている人がいて話しかけました。日常的に英語を使うことも増えているなぁと実感しました。

【締め】Anyway, I’m so happy to come here and meet all of you. Thanks for listening!!

とにかく、みんなと会えて嬉しいです。よろしくね!

(※)日本語訳は、直訳ではなく口語に近いフランクな表現にしています。

この場合のテーマは、裏も表もない「英語を話すこと」です。そして、動機は職場環境であり、日常でも英語にまつわるエピソードを加え、感想を述べています。一貫して、英会話に対する想いが伺えます。

以降では、各構成ごとにブレイクダウンし、定型フレーズと具体例をセットで解説します。

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名前の紹介 :ニックネームを伝えよう(call me)

何はともあれまずは名前の紹介、第1印象を決定づける重要な10秒です。

人の印象は5−7秒で決まります。まずは名前を伝える2文で、あなたを印象付けましょう。

名前の紹介:「I am + 名前」「Feel free to call me + ニックネーム」

例)Hello, everyone, I am Miki. Feel free to call me Micky!

日本人の名前、特に苗字は発音に馴染みがなくほぼ頭には残リません。丁寧さを示す意味合い程度と捉えます。

従って、英語を話す人にとって馴染みのある音を取り入れたニックネームを紹介して認識づけましょう。

そして、ウラテーマに関連するちょっとした付加情報を追加します。

【在籍】I am from+地名:I am from Japan. / I am from Tokyo. / I am from Nippon University.

【家族】I have + 名称:I have two kids. / I have a dog.

【趣味】I like + 名称:I like hiking. / I like taking photos. / I am a feaver of football. /I love traveling.

そして、メインに繋ぎます。

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メイン:ストーリーを伝えよう(I am here because)

名乗りに続く20秒は「想い」の共有です。

ここでは、あなたがその場に足を運んだきっかけを話しましょう。

仕事の面接であれば志望動機に該当します。あなたの過去のストーリーを2文で伝えます。

つまり「I am」今ここにいる、と「I was」以前こんなことがあったから、の2文です。

あなたのストーリー紹介:「I am here because I was」

例)I joined this class because I really want to speak English fluently!

話すストーリーのフォーカスは場面によって異なります。

とはいえ、その場にいる人と共通の話題にフォーカスするという意味で、アプローチは同じです。

以下、4つのケースに分けて具体例をあげて説明します。

ケース1:英会話教室などの英語目的の友達作り

この人、どんな人かな??」交友関係の場では、純粋に人への興味が軸になります。

英語上達を目的とする場では「英語に興味を持った理由」が共通話題です。

まず「I am(今の状態)」です。

【経験】I haveI have some experience about volunteer work for foreigners,

【継続】I have beenI have been learning English for more than five years,

そして「because」で理由を述べます。あなたが興味や感動を受けたポイントを話します。

【興味】I am interested in:because I am interested in traveling abroad with my friends.

【感動】I am very surprised:because I am very impressed about the buildings in Paris.

写真や小物など、ストーリーを裏付けるようなモノを見せながら話すことも効果的です。

まずは、あなた自身に興味を持ってもらうことで、次の会話がスムーズになります。

ケース2:技術習得など英語そのもの以外のコミュニティ

この人の習得してどうしたいのかな。。」コミュニティに参加する動機、ありますよね。

そんな場面では、目的にまつわるストーリーを話します。

目的に興味を持ったきっかけ、今回行動に至ったタイミング、目的達成後の活用イメージなどを共有しましょう。

まず「I am(今の状態)」です。

【経験】I haveI don’t have any experience, / This is my first time to join the class,

【継続】I have been:I have been working my company as a manager,

そして「but / and」でそこに続くストーリーを述べます。あなたが興味や感動を受けたポイントを話します。

【期待】I want to:but I really want to improve my presentation skill.

【発見】I realized:and I realized communication skill is getting more and more important on business.

さらに「because / then」で次に繋がるショートストーリーを話します。

【計画】I am planning to:then, I am planning to study construction architecture in Germany.

【驚き】I am very surprised:because I am very surprised at new grates greeting manner.

あなたが参加を決断したコミュニティへの熱い思いを共有しましょう。

ケース3:留学などのチャレンジ

ここにいる留学生、どうやってここにきたの??」あなたもその1人として、興味ありますよね。

このパターンはシンプルです。留学に至った選択や到着してからを語りましょう。

「へー」「そんなきっかけだったんだ〜」と全然関係ないような話題を持ち出すのも印象付けに効果的です。

まず「I am(今の状態)」です。

【選択】I chose / picked:I chose this city, / I picked this school, / I took this country

【決断】I decided:I decided to try in this summer,

そして「because」で理由を述べます。あなたが興味や感動を受けたポイントを話します。

【興味】I am interested in:because I am interested in a safari park in only one hour drive!

【感動】I am very impressed:because I am very impressed in the world cup football game here!

この場合、例えば冒頭のちょっとした付加情報「I like football.」の後で「ここでのワールドカップに興味があって!」と伝えると「なるほどね」と印象の一貫性に繋がります。

ケース4:ビジネスにおける挨拶としての自己紹介

新しい職場や新規クライアントへの挨拶、楽しみでそして緊張してますよね。

ビジネスの場面では、その仕事にまつわるあなたのバックグラウンドや期待を話します。

まず「I am(今の状態)」です。

【所属】belong to / a member of :I am a member of the marketing department.

【参加】I joined:I joined this team last week.

そして「before coming here」で過去の経験を話します。あなたがどの分野に精通しているのかを伝えましょう。

【経験】I used to be:I used to be a developer in cybersecurity.

【異動】I worked:I worked in the marketing department for five years.

さらに、この参画への期待で意気込みを伝えます。

【喜び】I am happy toI am happy to join this project because I am quite sure to get success with you!

【期待】I am so excitingI am so exciting because I was eager to contribute through this environment-related approach.

今後よろしくね!のトーンで軽快に話すことで、新たなビジネスチャンスへの期待を伝えましょう。

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プラスアルファ:直近の気づきを伝えよう(today)

メインの次は、遊びの20秒です。アドリブで笑いと柔軟性を共有します。

メインはある程度事前準備したもので、個性が出にくいトークになりがちです。

このアルファ部を効果的に活用することで、印象に残る自己紹介にランクアップさせることできます。

ちょっとした気づきの紹介:today / this morning / on the other day

例)I opened the window early this morning, then brilliant sunshine came into my room.

そして、冒頭でニックネームの次に話した「ちょっとした付加情報」に関連づく直近の気づきを話します。

例)冒頭:I have two kids -> 気づき:because my kids woke me up to ask! It’s a great discovery for me!

つまり「今日ここの出会いも良い兆しの匂いがします」というワクワクを伝えます。

この「はじめに戻る」ストーリーにより、自己紹介に一貫性を持たせることができます。

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クロージング:お決まり「ありがとう」と「よろしくね」

そしてクロージング。ここは未来について語るまとめの10秒です。

さらっと簡潔に2文で夢を語りましょう。

【期待】would like to / look forward to:I’m looking forward to talking with you a lot in English.

【御礼】Thank you / Thans:Thanks for your time. / Thank you for listening.

そして、場合のよっては「Do you have any questions for me?」などと、質問タイムに入ります。

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まとめ:自己紹介の構成と印象を残すポイントとは

これまで、自己紹介の構成と具体例を紹介してきました。

【名前】挨拶と自分の名前:I am / Feel free to call me

【動機と期待】その場の目的に関する内容:I am here because

【直近の発見】直近の学びや目的へのモチベーションに関する話:today / on the other day

【クロージングと挨拶】これから楽しみです、よろしくね:look forward to / Thank you!

人は、そんなにたくさんのことを一度に話せないし記憶できません。

テーマを1つに絞って、円を描くようにつなげることで、しっくりくる自己紹介にまとめあげることができます。

その場で自己紹介をする人の人数が多くて冗長化するなどの場合もあるかもしれません。その場合は、中の2トピック(同期と期待、今日のできごと)の順番を入れ替えます。話のリズムを違和感なく変化させることができます

ぜひ今日から始めてみて下さい。

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最後までお読みいただきありがとうございました。

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