英語って、何歳から始めるのがいいの?大人から始められるの?そんな悩みは多いです。
端的にいって、英語という存在を知り、英語に興味関心を持ったときが、あなたにとって適切な開始時期です。つまり、いつでも始められます。
あまり意識したことはないかもしれませんが、英語は教科ではなく言語です。そして、日常に寄り添う文化です。本来、母国語を学ぶように日常の中で柔軟に学ぶことが、習得後も身につけた英語力を落とさないことにつながります。
特に初期段階では、年齢・時期問わず、楽しみながら英語を身近に感じるためのアプローチが重要です。英語への興味関心が、次のステップへの継続に繋がるからです。
そして、どの段階においても、机上の双方を組み合わせたアクティビティが効果的です。
この記事では、英語ビギナーのためのラーニングステップを6段階で解説します。
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もくじ / Table Of Contents
1:英語の文字って何??アルファベットを習得しよう
「英語の文字ってどう書くの?」初めて英語を習うとき、思いますよね。
言語の入口は、常に文字とその読み方です。そして、学習の基本は、常に視覚と聴覚と感覚です。
視覚と聴覚から受けた刺激を感覚で受け止め、音声として自ら発音することで、あなた自身のものとして浸透させることができます。
英語には26の大文字小文字のアルファベットがあります。日本語50音のひらがなとカタカナのようなイメージです。
ラジオ体操のような感覚で、文字を体で表現してみることも、文字を捉える効果的なアプローチです。
文字学習のためのアプローチ:
・机上:文字と読み方のリピート
・アクティビティ:ABCソングを歌う、体操の感覚で、文字を体で表現する
ABCソングのバラエティは豊かです。同じ歌詞で様々なバラエティがありますのでときに使い分け、ときにかけっぱなしで活用することをお勧めします(※)。
アルファベット動画の例:
・CoComelon Nursery: ABC Song with Cute Ending (Upper and Lower-Case Letters)
・ABC songs for children(最後の10分): ABC Songs for Children > 13 Alphabet Songs
(※)Youtubeで「alphabet songs」「abc 歌」など検索すると、ABCソングを探すことができます。
そして、ある程度アルファベットになじみが出てきたら、アクティビティとしてのアクション(行動)を伴う遊びを加えます。
アルファベット応用アクティビティの例:
・机上:文字と読み方のリピート+ライティング
・アクティビティ:文字の並べ替え、大文字小文字のペアリング
単調に順番にアルファベットをノートに書き綴るのではなく、文字カードをパズルのように並べ替えるアクティビティを取り入れた学習が効果的です。
アルファベットアクティビティ動画の例:
・大文字のおさらい:Learn Letters and Alphabet > A to Z
そして、ライティングや並べ替えた文字の名前の確認には「what’s this?」など簡単な英語で問いかけ、意図的に英会話の雰囲気を創ります。
問を理解していなくても、意図した回答は得られます。なぜなら、ジェスチャーから問いかけられている内容を反射的に理解するからです。
この学習が身についてくると、ゲーム感覚で、友人間の遊びとして同アクティビティの再現が可能になります。
遊びの導入により、英語の日常浸透率を格段に上げることができます。
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2:単語ってどう読むの?フォニックスで学ぼう
「英単語、読めないけど。。」そういう悩み、ありますよね。
アルファベットを抵抗なく単語に紐づけるには、フォニックスというアプローチが効果的です。
フォニックスとは、「文字と音」「文字から始まる単語」をセットで学習するアプローチです。文字の音を理解することにより、知らない単語も読むことができるようになります。
フォニックス動画の例:
・ABCの歌: アルファベットソング(子供向け)> フォニックス
・ABC songs for children: ABC Songs for Children – 13 Alphabet Songs & 26 Videos
・Learn the alphabet(複数単語紹介):Spelling Words that Start with the Letter
これには、かるたゲームを取り入れると効果的です。アクティビティ教材を机上で作成し活用することもできます。
準備するもの:
・アルファベットのカード
・イラスト(単語)のカード
遊び方の例:
・基本1:イラストを見て名前を答える、頭のアルファベットを答える
・基本2:イラストとアルフベットをマッチングする
・基本3:イラストの名前通りにアルフベットを並べる
・応用1:アルファベットから単語の名前を複数あてる
・応用2:イラストの名前をアルファベットカードで綴る
また、絵本などで「what’s this??」と問いかけて名称を答えるようなアクティビティも可能です。
このように、文字とイラストを使うことで、日本語を介在しない「言語」としての英語学習ができます。
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3:数字ってどう使うの??時計を使って応用しよう
「数字は大体わかるよ。」ですよね。日本語でも英数字というくらいで、日本にも日常的に浸透しています。
とはいえ、見た目は同じですが、読み方やスペルは異なります。
数字は、数との照合、時計との照らし合わせなど、視覚と感覚を紐づけるアプローチが効果的です。
数字に関する動画の例:
・Cartoon Video(数):Cartoon Video > Learn 1 to 10 Numbers & Fruit Names
・KidsTV123(大きな数):The Big Numbers Song
・Kids Learning Tube(番目):Learning to Count 1-10 Song for Kids Learning Numbers
・Super Simple Learning(数字遊び):Learn To Count > Top 10 Counting Songs
・KidsTV123(時計):What’s the Time?
上にあげた例の中でも、時計は、時間(1−12の数字)に加えて、分(1−59までの数字)を扱います。毎回時分を表現することで、日常的に使用する大きめの数字になれることができます。
そして、100や1000の桁くらいまでの数字は、桁呼び方を覚えるだけで感覚的に応用できるようになります。
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4:ボキャプラリーの増やし方!?関連単語を連想しよう
「なんとなく使える気がする」この段階に来ると、だいぶ英語を身近に感じることができているはずです。
語彙が増えてきたら、身の回りの単語を英語で表現します。
部屋の中にあるもの、キッチンにあるもの、リビングにあるもの、着ているものや持ち物などを表現し、語彙を増やします。そして同じように、イラストと単語のスペルでメモする、切り取って都度単語カードを増やすなど、組み合わせのバラエティを増やします。
アクティビティとしては、以下のように取り込むことが可能です。
語彙を増やすアクティビティの例:
・Touch and Action:色鬼的な遊び。手に触っって単語を復唱する
・Theme and Name:山手線ゲーム的な遊び。テーマを決めて、関連単語を発言する
・Word Chain:しりとり的な遊び。最後の音を別の単語に繋げる
各ジャンルごとに動画を取り入れることも効果的です。
・English educational video(体の部位):Kids vocabulary > Body – parts of the body
・職業:SK English >【英語】職業をおぼえよう★手描きアニメーション
・野菜と果物:English educational video > [NEW] Fruits & Vegetables
・色:English educational video > Color – color mixing – rainbow colors
このように、市販の教材を活用することも可能ですが、自作自演で増やすことは可能です。
身の回りにある単語、日常的によく使う単語を英語にして使うことで、日常に英語を取り込むことができます。
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5:単語が文になる!?身の回りのことを表現しよう
「単語って、どうやって使うの?会話にはならないよ。。」そう思いますよね。
実は、日常生活に最低限必要な表現は、本当にわずかです。
いくつか基本文を抑えるだけで、伝えたいことの多くは表現することができます。
簡単な文章表現には、会話からトライです。そして、リズム良く受け答えできる感覚を身につけます。
いつでもどこでも使える基本文の例:
・自己紹介:I am
・好み:I like / I don’t like / Do you like? / What do you like?
・持っている、所有している:I have / I don’t have / Do you have? / What do you have?
・欲しい:I want / I don’t want / Do you want? / What do you want?
・なりたい:I want to be / I don’t want to be / Do you want to be? / What do you want to be in the future?
例えば、「I have a mobile.(私携帯持ってます)」という、ものすごい定型文。
そこに、携帯を持っていることをジェスチャーで示します。
そして「Do you have a mobile?」と尋ねます。回答は「I have a mobile」または「I don’t have a mobile」です。
慣れてきたらオープンクエッションで幅を広げます。この場合の質問文は「What do you have?」です。
そして、身の回りにあるものを持ち上げて「I have a xxx.」を繰り返します。持ち物は、bag(カバン)、plate(皿)、hat(帽子)、key(鍵)、credit card(クレジットカード)、passport(パスポート)など無限です。
ここまでできると、最低限の海外旅行は可能です。
ジェスチャーと、写真入りの旅行本などを活用し、指差しで伝えましょう。
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6:書いて表現!単語を選んで日記や物語を創造しよう
英単語の綴り、ややこしいですよね。
単語や文の口頭表現ができるようになってきたら、スペリング確認(ライティング)を取り入れましょう。
市販のクロスワードパズルゲームなどを使用した学習もおすすめです。
そして、文法、時制、会話文などに学習の幅を広げます。
また、日記を綴る、物語を作るなどのアクティビティを通して表現力の幅を広げることも効果的です。
創造性を育てるアクティビティの例:
・文法ででてきた例文の単語を変えて、自分の身の回りのことを表現する
・絵を見て物語を作る
例えば、多数の単語カードの中から「egg(卵)」「earth(地球)」「apple(りんご)」「umbrella(傘)」の4つを選んだとしましょう。あなたなら、どんな物語を作りますか?
物語の例:
1)egg:I cooked an egg as Sunnyside-up this morning.(今朝目玉焼きを作りました)
2)earth:It looked like earth on the frying pan!(フライパンに地球が乗ってるみたいでした!)
3)apple:I found many apples in my garden while I’m having breakfast.(朝食中、庭にたくさんリンゴがなっていることに気づきました)
4)umbrella:I used my umbrella to pick one apple!! Yum yum!!(傘を使ってリンゴを取りました。美味しい!!)
イラストの数も順序も問いません。もちろん、ストーリー展開も自由です。
思ったことを表現し、足りない表現を調べることで、英語で表現することを日常に取り込むことができます。
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まとめ:初心者おすすめの英語ラーニングステップ6階段
これまで、英語を楽しく身につけるステップを6段階で解説してきました。
ステップ1:英語の文字って何??アルファベットを習得しよう
ステップ2:単語ってどう読むの?フォニックスで学ぼう
ステップ3:数字ってどう使うの??時計を使って応用しよう
ステップ4:ボキャプラリーの増やし方!?関連単語を連想しよう
ステップ5:単語が文になる!?身の回りのことを表現しよう
ステップ6:書いて表現!単語を選んで日記や物語を創造しよう
英語は教科ではなく言語です。英語の初期段階の学習が子供教材になりがちなのは、初級段階は、子供の言語習得段階にあるためです。
インターネットや書店など身近入手できる教材はどれも子供向けが多いですが、いつから始めても言語の入口は同じです。
まずは親しみを感じ、楽しく学ぶことで、英語を日常に取り入れ、次のステップにつなげることができます。
そして、アルファベット、単語、文と、段階を踏んで語彙や表現の幅を広げます。
ゲームを取り入れながら学習を進めることで、日常と楽しさの双方を実感しながら英語を身につけることができます。
ぜひ、今日から始めてみて下さい。
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最後までお読みいただきありがとうございました。