英語リスニングの上達法!前向きな強化への心構え5ルール

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英語リスニングを上達させたい、そう思いますよね。

試験対策には、試験によせたコツがあります。

しかし、英語は言語です。日常・ビジネス共にあらゆる分野に可能性があります。

逆にいうと、あなたの好きなことや興味に重ねることで、意欲の高い状態で英語力を上達させることができます。

この記事では、あなたの好きなことを軸に英語リスニングにアプローチするコツ6選を解説します。

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トピックから入る!知っている分野の英語は聞き取りやすい

英語の聞き取り、難しいなぁ。って、思いますよね。

とはいえ、英語のを難しく感じる理由には種類があります。

英語リスニングの「わからない」理由:

・単語がわからない

・発音がわからない

・早さについていけない

・話している内容がわからない

つまり、既に知っている内容を英語リスニングすることで「話している内容がわからない」を解決できます。

概念やベース知識があって聞く専門用語と、全く新しい分野の話を聞くのでは日本語でも全く理解度が異なります。

英語ベースにカタカナの用語が多い分野では特に、リスニング単語の推測もある程度できることが実感できるはずです。

どの国にでも必ず耳にする天気予報を例に見てみましょう。(※)

(※)source: BBC > whather forecasts

天気情報のニュースは、かなりクリアに1語1語発音されます。

このニュース冒頭部から、あなたはどの英単語を聞き取ることができたでしょうか。

例)アメリカのニュース冒頭部:

・何が:hurricane(ハリケーン)

・いつ:Sunday(日曜日に)

・どこで:Louisiana coastline(ルイジアナ州の海岸沿い)

・なぜ:can see, clearly, the eye of the storm(台風の目がはっきり見える)

・どんな:significant hurricane(大きなハリケーンです)

5W1Hに該当するようなキーワードは、かなりクリアに間をおいて発言されます。そして台風の「目」にも「eye」という単語を使うということや、カタカナになっている「ハリケーン」という英語の発音を確認できます。

既に知っているトピックから入る英語リスニング:

・耳馴染みのある内容やカタカナからの連想が容易

・内容を捉えやすい

・話者の話に同意できる率が格段に高い

・英語だとこういう発音になるのかぁ、、と実感できる

このように、既に知っている内容を英語で聞くことで、内容にフォーカスして納得しながら理解することができます。

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イメトレから入る!わかると思い込んで聞いてみる

あなたはイメトレ、得意ですか?

苦手だなぁと尻込みしながら聞くのと、興味を持って前向きに取り組むのでは、理解度は全く異なります。

そして、聞き取った単語からあなたのストーリーを組み立てることで、解釈の概念を上達させることができます。

できると思って聞くことで、聞こえてくる単語は端的に異なります。

どんな話なのかをあらかじめ捉えた上で聞いてみることもアプローチとして効果的です。

そして、大体こんなことかなーと、あなた自身のストーリー解釈を説明してみましょう。

造語に関する例を見てみましょう。(※)

(※)source: Study.com > What is a Root Word?

さて、どのようなストーリーをイメージできたでしょうか。

造語に関する紹介例:

・express an idea but there was no real word for it?:辞書に存在しない単語の表現を考えたことありますか?

・did you make your own words?:造語を作ったことはありますか?

この前置きから、例文の紹介に続きます。

I’m happy since she’s my best friend, but I’m jealous-ish that she won a new iPhone.

そして「jealous-ish」という造語に関する補足が解説されています。

jealous-ishに対する解説:

・oh course, ‘jealous-ish’ is not a real word:「jealous-ish」は実在する言葉ではありません

・however, in this case, the person wasn’t completely jealous:この場合「ジェラス」というか

・idea of being partially jealous of her friend.:ちょっと似た感覚を表現したくて

・thus, she created her own word using a different word part.:そして「jealous-ish」という単語で表現してます

まずは「造語」という概念で構えることで、その造語は何なのか!?にフォーカスできます。

そして、対象の造語が「jealous-ish」だと掴むことができることで、周囲の文をその説明だと推測できます。

このように、この先何が展開されるか!?のイメージを持ってリスニングに挑むことで、英語リスニングの理解度を格段に向上させることができます。

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ストーリーから入る!細部には拘らず全体を捉えよう

この人つまりなにが言いたいの?と思うこと、ありませんか?

そんな時、思わず集中して詳細を深堀りしようと試みがちですが、実は少し引くアプローチも効果的です。

前述で「イメージしてから聞いてみる」実践を解説しました。

ここでは、その後の「イメージと実際の答え合わせ」です。

もう一度聞いてみます。

少し聞き取れる単語は増えたでしょうか。

とはいえ、全ての単語は聞き取れなくても、概要を掴むことはできます。

jealous-ishの造語に対するキーワード

・express an idea

・no real word

・make your own words

・consider this phrase

・happy, but jealous-ish, new iPhone

jealous-ish is not a real word

・the person wasn’t completely jealous

・convey the idea

・being partially jealous

・created her own word

・using a different word part

・off the cuff word creation

あなたは、どのくらいの単語を聞き取ることができましたか?

上に記載したパーツ、比較的明確に聞こえるものもありますが、後半の「convey」や「off the cuff word」などはかなり聞き取りづらく感じたのではないでしょうか。

とはいえ、この辺が聞き取れなくても、先に述べた概要の解釈にはほぼ影響しません。

ちなみに、この音声部は全体の冒頭の1割程度です。

この後どのようなストーリー展開を想像できますか?

話の全体像(ストーリー展開)に目をむける想像の例:

1)友情関係に関する話が続く

2)単語の構造に関する話が続く

3)さまざまな造語の例文やストーリーを紹介する

4)英語以外の言語の造語の例やストーリーを紹介する

想像はどんなイメージであっても構いません。

この、ストーリー展開をイメージすることが、全体を捉えることに繋がります。

ソースの音源はこちらから続きを確認できます。

※What Is a Root Word? – Definition & Examples音源続き: Study.com > What is a Root Word?

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文字も取り入れる!聞き取りに視覚と聴覚の双方で取り組む

単語は知っているのに英単語を聞き取れない、、、そういうことありますよね?

残念ながら1度聞いて「ここわからない」と感じた箇所は、多くの場合何度聞いてもわかりません。

「わからない」という先入観が先に立った上で確認しようと集中するためです。

この状態は、文字を取り入れて見ながら聞くことにより「わかると思い込んで聞く」に思考を転換できます。

では先の英語リスニング、文章を見ながら聞いてみましょう。

英語リスニングの文章:

Have you ever wanted to express an idea but there was no real word for it? Did you make up your own word?

Consider this phrase;

I’m happy since she’s my best friend, but I’m ‘jealous-ish’ that you want a new iPhone.

Of course, ‘jealous-ish’ is not a real word. However, in this case, the person wasn’t completely jealous, so she wanted to convey the idea of being partially jealous of her friend.

Thus, she created her own word, using a different word part. This kind of off-the-cuff word creation happens all the time.

文章を眺めてみると、英単語自体は比較的シンプルな単語が多いことがわかります。「アイデア」「マイベストフレンド」「ジェラス」「iPhone(アイフォン)」などカタカナとして馴染み深い単語も含まれています。

いかがでしたでしょうか。文字を見ながら聞くことで「こう聞こえるんだぁ」と実感しながら英語リスニングに取り組むことができます。とはいえ、音声と文字は常にセットなわけではありません。しかし、アプリやモバイルを活用することで、視覚と聴覚の双方で英語リスニングにアプローチすることは可能です。

音声と文字をセットで確認できるアプローチ:

・e-book:kindleなどの文字+スピーカー機能(※1)

・web翻訳辞書:Google翻訳などのアプリの欄に文字入力+スピーカー機能(※1)

・ネット検索記事:OSの読み上げ機能(※2)

(※1)スピーカーマークの活用方法については「英語の発音を確認したい!トレーニング自由自在の5ステップ」で詳しく解説しています。

(※2)文を読み上げる機能は、PC(Windows, Mac)も、モバイル(iOS, Android)も、OSに備わっています。「Mac テキスト読み上げ 設定」などで検索すると、設定方法を調べることができますので、ぜひ試してみてください。OSに備わっている読み上げ機能活用の工夫については「OS機能で自由自在!!英語リスニング勉強法の5ステップ」で詳しく解説しています。

このように、英語リスニングと文章をセット確認できる方法は多数あります。ぜひ探してみてください。

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リスニングが速い!?わかる速度で聞くことが理解の第一歩

ちょっと速くてわからない、、、と思うこと、ありますよね。

シンプルに「速すぎる」と感じたら、速度を落としましょう。

あなたが聞き取りやすい速度で英語リスニングにアプローチすることで、解釈理解度は格段に向上します。

先に紹介したスピーカー機能やOSの読み上げ機能の多くは速度調整が可能です。速度は通常を「1.0」、半分「0.5」くらいの遅さから速いと倍「2.0」くらいまでが段階選択できることが多いです。(※)

このように、基本的にどの機能も「設定」から速度を変更することができます。

逆に、初めは「何とか聞き取れる」くらいと感じていた速度が「少し遅く聞こえるかも」と感じることがあります。

英語リスニングを「遅く」感じるきっかけの例:

・聴覚:シンプルに速度を遅くすることで聴き取りやすくなった

・繰り返し:繰り返すことで単語をイメージしながら聴くことができるようになった

・視覚:文字を目で追いながら聴くことでリスニングが聞こえやすくなった

・解釈:訳や概要を理解した上で聴くことでストーリーを構成する単語やフレーズが聞こえるようになった

いずれも、リスニング感覚が上達している顕著な感覚です。繰り返しや理解のアプローチにより対象の音声に慣れてきたことを示します。

とはいえ、初期段階ではすぐに「1.0」まで持っていこうとせず、少しだけ速度を上げてみることをおすすめします。

英語リスニングを「遅いかも」と感じた時の次のアクション:

・1段階速い速度でどのくらい聞こえるか試してみる

・別の新しい音声リスニングにトライする

そして、次のリスニングにトライします。英語リスニングの数をこなすことでさまざまな音声や話題に対する英単語や要約を確認しながら表現に慣れることができます。

このように、英語リスニングは「あなたがわかりやすい速度で解釈しながら聴く」ことが上達を引き出します。

単純に繰り返したり聞き流すだけでは、音楽のメロディ的になってしまい解釈理解はできませんのでご注意ください。

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まとめ:英語リスニング上達のための前向きな心構えとは

これまで、英語リスニングを前向きに強化する心構えについて解説してきました。

・トピックを選ぶ!知っている分野、興味関心のある分野の英語は聞き取りやすい

・イメトレする!わかると思って聴く英語は聞き取りやすい。わからないという先入観が入ると聞き取れない

・ストーリー重要!細部には拘らずに全体を捉えることで話の展開を追うことができる

・視覚を取り込む!目で文字を追いながら聴く英語は聞き取りやすい。見て知っている単語を耳から聞く事になる

・速さは調節できる!リスニングは理解しながら聴き進めることが最重要。解釈できる速度から始めよう

このように、英語リスニングは「好きな分野」から「心地よく聞き取れる」状態で継続することが上達に直結します。

ぜひ今日から英語リスニングの前向きな強化、始めてみて下さい。

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最後までお読みいただきありがとうございました。

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