旅行先で使える英語!空港からホテル7シーンの必須フレーズ

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海外旅行、ワクワクしますよね!

とはいえ、英語大丈夫かなぁ。。不安もありますよね。。。

私も初めの頃は話すまでにドギマギして、聞きたいことを口にするのに時間がかかっていました。

文を作って、何度も「これで通じるかな!?」と文法や単語をシミュレーションしてから尋ねていました。

しかし、想定される場面や英会話のリズムに慣れることで、現地での会話を楽しむことができるようになりました。

当然ですが、旅行先で交わす英会話には目的があります。

この記事では、海外旅行での必須場面とその具体的な英語フレーズを時系列で紹介します。

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目的を捉えよう!海外旅行先で必要になる英語とは

あなたが今話す目的って、なんですか?

言語に関わらず、会話には必ずコンセプトがあります。

例えば買い物するとき「これいくらですか?」「他の色ありますか?」「試着できますか?」尋ねますよね。

それは、あなたが商品を購入するにあたり値段やサイズを気にしているからこその疑問です。

海外旅行には、必ず移動が伴います。そしてそれぞれの場所で次の場所に移動するための目的があります。

今この場所で確認する内容のコンセプトを捉えることで、質問と回答の意思疎通レベルは格段に変わってきます

以降で、それぞれの場面で想定される頻出単語と便利なフレーズ表現を詳しく解説します。

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国際空港:チェックインから搭乗口まで

国際線には2時間余裕をみましょう、いいますよね。

国内線は30分、国際線は2時間。。。この時間差、なぜでしょう?

端的にいって国際線の空港はやたら広いです。また、国を跨ぐことに関わる各種確認があります。

つまり、空港で必要になる会話とは、国際移動に関する手続きにフォーカスした内容になります。

国際線搭乗までに必要なこと:

・飛行機会社のチェックインカウンターの確認

・フライトへのチェックイン手続きと手荷物確認

・現地通貨や携帯電話などの準備(必要に応じて)

・出国手続き

・搭乗口の場所確認と移動

・手土産などの買い物や食事(必要に応じて)

このように、国際線搭乗には、荷物やフライトに関する単語がメインワードとなります。

国際便チェックイン:飛行機・身分証明・預け荷物と手荷物

フライトチェックイン、あなたはどのように行いますか?

機会チェックイン、ウェブチェックイン、窓口チェックイン、いくつかの方法が可能です。

チェックインに関わる確認項目を想定することで、対面で話す際の戸惑いは格段に軽減できます。赤字はアクセントの箇所です。

国際便チェックインに関連する単語:

・身分証名:passport(スポート), credit card(クジットカード)

・飛行機:destination(デスティネィション:目的地), transit(トンジットゥ:乗り継ぎ), departure time(デパァゥチュァタイム:出発時間), e-ticket(イーティケットゥ:航空券予約を証明するQRコードやバーコード), voucher(バウチャー), booking number(ブッキングナンバァ:予約番号), gate(ゲィトゥ:搭乗口)

・座席:seat(シィトゥ:座席)window side(ウィンドゥサイドゥ:窓側), aisle side(アイルサイドゥ:通路側), preference(プファランス:好み), next each other(クストイーチアーザァ:隣同士), front side(フントサイドゥ:機体の前の方), back side(バックサイドゥ:機体の後ろの方), wing side(ウィングサイドゥ:羽側), no window(ノゥウィンドゥ)

・荷物:baggage / luggage(ゲッジ / ゲッジ:荷物), weight(ウェイト:重さ), checked / drop off (チェックトゥ / ドロップオフ:預ける), carry on (キャリィオン:持ち込む), liquid(クィッドゥ:液体物), pick up(ピックアップ:受け取る)

つまり会話は、あなたが何時のフライトでどこに行くのか、身分証明や座席や荷物の扱いに関する内容になります。

赤字はアクセント、下線は関連用語の該当箇所です。

チェックインに想定される会話の例:

[A]: Next, please! Your passport and e-ticket?

[B]: Here you are.

[A]: How many checked baggage do you have?

[B]: Only one.

[A]: Where is your final destination?

[B]: San Diego, transit at Vancouver. Should I pick up my luggage at Vancouver?

[A]: No, you don’t have to, straight up to your final destination. Have you got ESTA* application?

[B]: Oh, yes. It’s with my passport.

[A]: I see. Your seat will be on the window side, though you can change it to the aisle side if you like.

[B]: No, I’m happy with my booked seat.

[A]: Here is your boarding pass. Your flight is AC780, depart at 2.30 pm from gate number 18. You need to be at the gate by 2 pm.

[B]: Got it. Thank you!

[A]: Have a great journey!

(※)ESTA:米国渡航に必要な入国審査制度(Electronic System for Travel Authorization

どのような会話がなされたか概要を掴むことができたでしょうか。

チェックイン時に想定される会話の解説:

1)身分証明と予約の確認:passport, e-ticket

2)目的地の確認:final destination, transit

3)座席の確認:seat, window side, aisle side

4)搭乗券の確認:boarding pass, depart, gate

このように、搭乗手続きの関連用語を押さえておくことで、チェックイン時の会話は格段にスムーズにできます。

搭乗口を探す!航空券と掲示板を照らし合わせてゲートに移動

チェックインを済ませ、出国手続きを終えたら搭乗口を探します。

搭乗券には、搭乗に必要な情報が全て記載されています。

まずは搭乗券と空港内の搭乗案内板を照らし合わせて、これからあなたが乗る飛行機を確認しましょう。

搭乗口にたどり着くために確認が必要な情報:

・出発予定時刻:2.30 pm

・搭乗口番号:gate 18

・フライト番号:AC780

・搭乗開始時間:by 2 pm

・フライト状況:On time, Boarding, Delay…

空港内の搭乗案内板は、基本的に出発予定時刻順になっています。とはいえ、搭乗口番号によっては空港内モノレールなどでの移動が必要な場合があります。時間に余裕があるうちにまずは搭乗口を確認することをおすすめします。

搭乗口を確認したら、搭乗時間まで近くのカフェや椅子で待ちます。これは、乗り継ぎの場合も同様です。

乗り継ぎにおいて、荷物を引き取って預け直す、改めてチェックインするなど予期しない手続が必要になることがあります。

差し当たり搭乗口にたどり着くことで、フライトまでの待ち時間を心にゆとりを持って過ごすことができます。

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機内の会話:食事や飲み物の好みや座席移動・温度調整など

移動時間、国際線の場合は5〜10時間以上に及ぶこともしばしばです。

そして「fasten your seatbelt(シートベルトを閉めてください)」が常に推奨されます。

そんな限られた空間の機内、必要な言葉は頼む文「〜してもらえますか?」が中心です。

頼むフレーズの例:

・Could you / Can I have 〜 ?(〜してもらえますか?)

・I would like to 〜 .(〜したいのですが)

対象は食事や体温調節、更にはトイレなどのための座席移動です。

機内で頻出する表現:

・飲み物:What would you like to drink, coffee or tea? / What kind of drink do you have?

・食事:Chicken or beef? / Pasta or rice? / Meat or fish?

・欲しいもの:branket(ブランケットゥ:毛布)、pirrow(ピロゥ:枕), water(ウォゥタァ:水)

・席を立つ:Excuse me.(イクスキュゥズミィ:すみません), bathroom(バァスルゥム:トイレ)

機内食はほとんど機械的に端的な単語で表現されます。選択肢が多いのは飲みものの注文です。

飲み物に関する会話:

[A]: What would you like to drink?

[B]: What kind of cold drink do you have?

[A]: Apple juice, orange juice, Fanta, Coke, and green tea.

[B]: Apple juice, please.

[A]: Here you go.

上にあげたのは「冷たい飲みものは何がありますか?」の表現です。温かい飲みものの場合には「sugar and milk?(お砂糖やミルクはいりますか?)」と会話が続くことも多いです。

また、食事の好みは「chicken or beef(鶏肉か牛肉か!?)」など多くの場合2択で表現されます。食事メニューが座席シートに準備されていることもありますので目を通しておくと良いでしょう。

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空港到着!税関・入国手続きと荷物受け取り

現地到着です。ウキウキしますよね!

機内からの解放、現地の空港の空間、案内板への英語表示。。。まずは異国の雰囲気をたっぷり吸収です。

そして、入国手続き、手荷物受け取りと案内に沿って手続きを進めます。

入国審査:身分証明・目的と滞在場所・滞在日数

まずは入国手続きです。入国カードと税関申請書に名前やフライト情報を記載し列に並びます

関連用語を押さえておくことで、カードの記載や対面の会話への戸惑いを格段に軽減できます。赤字はアクセントの箇所です。

出入国に関する単語:

・身分証名:Passport Number(パスポート番号), family name / last name(苗字), first name(名前), female / male(女性 / 男性), date of birth(生年月日:YY/MM/DD:西暦下2桁/月2桁/日付2桁), Nationality(国籍), Place of Residence(現住所), Country of Birth(出生国), occupation(職業)

・滞在内容:Flight No(便名), Travel from(出発地), Date of arrival(到着日), Address (現地滞在先),  contact number(現地電話番号), Purpose of Entry(入国目的)

・目的:business(仕事), tourism / travel (観光), study(留学), employment(就業), conference(カンファレンス), official(公務)

入国審査はあなたが入国先にとって危険な人物でないことを示す場です。

つまり、質問はあなたが誰で何のために入国しどこで何をするのかフォーカスされます。

赤字はアクセント、下線は関連用語の該当箇所です。

入国審査で想定される会話の例:

[A]: Your passport. What’s your name?

[B]: Nozomi Takada

[A]: Where did you come from today?

[B]: From Vancouver.

[A]: How long will you stay?

[B]: About one week.

[A]: What is your purpose of visit?

[B]: For business conference.

[A]: Okay, that’s for you.

[B]: Thank you!

どのような会話がなされたか概要を掴むことはできたでしょうか。回答は端的な表現で全く問題ありません。

会話の内容は基本的に出入国内容に基づく記載情報の確認です。記載内容と食い違わないように答えましょう。

出入国カード・税関申請書に必要な情報:

・あなたが誰か:氏名や生年月日・性別・パスポート番号など

・どこから:フライトの出発地名や便番号

・なぜ:入国の目的

・どこに:滞在先と滞在日数

・所持品の申告:現地通貨の持参金額、持参物が商業目的ではないか、生物などの持ち込み禁止品はないか

・署名:直筆サイン

ありがたいことに、日本国パスポートは非常に信頼度が高く多くの国で比較的簡易な手続きであることが多いです。

とはいえ日本人は英会話が極端に苦手な傾向があります。明示的に誠実に審査に臨みましょう。

荷物受取:手荷物確認と預けたスーツケースの受け取り確認

そして預けた手荷物を受け取ります。

目印は「arrival(到着)」や「baggage claim(荷物受け取り)」といった案内板です。

飛行機の便により手荷物受け取りレーンは異なります。それぞれ電光掲示板にフライト番号や出発地が記載されています。

荷物はベルトコンベア式で流れ出てきますので、間違いのないようあなたのスーツケースを受け取ります。

預ける荷物、似た色や形の鞄がゴロゴロあります。外れにくいキーホルダーをつけるなど間違わない工夫も効果的です。

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現地移動:電車・バス・タクシーの乗り方

入国手続きを無事終えたら、いよいよ宿泊場所に向けて移動です。

公共交通機関の案内は、単語とイラストの併記案内が多いです。

目的地へのアクセス手段をあらかじめ調べておくことで、目的とする乗り場を容易に探すことができます。

いくら空港直結とはいえ治安対策は意識します。荷物を放置して観光本を開くなど旅行客丸出しの行動は避けましょう。

空港から市街地や宿へのアクセス方法:

・モノレールや電車:自動販売機などで行先を指定し切符を購入する形式が多い

・路線バス・シャトル:空港直結でターミナルがあることは多く、行き先と乗り場番号を確認し乗車

・タクシー:空港直結のタクシー乗り場があることは多く、メーター式または値段交渉で乗車

・送迎:パック予約などの場合はゲート出口でお迎えしてくれる場合がある。待ち合わせを確認し乗車

・レンタカー:空港のゲート直結で受付カウンターがあることは多く、予約またはその場の空き状況で契約交渉

移動で想定される会話は、切符の買い方や乗り場が見つけられないなど「わからない」ことの解決になるでしょう。

移動方法の確認に関わるフレーズ:

Where is the bus stop/train station?:バス乗り場 / 電車の駅はどこですか?

How can I get to 〜?:〜に行くにはどのような方法がありますか?

How can I get the ticket ?:切符はどう購入できますか?

・I would like to get to the 〜.:〜に行きたいのですが。

そして、行き先の駅名や地域名に移動します。送迎は安心感が高いです。また、Uberなどから迎車予約が可能な国も多いです。

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宿到着:チェックイン・必要な情報の確認や情報収集

そしてホテルチェックイン、荷物を置いて一段落です。

宿泊先においても、あなたが誰で何泊するのか身分証明が必要です。

入国審査とまでは行かないまでも、パスポート番号など身元を明示し他の宿泊客に危害を加えないことを示します

ホテルチェックインに関連する単語:

・身分証名:passport(スポート), credit card(クジットカード)

・予約:booking number(ブッキングナンバァ), deposite(デジットゥ), receipt(レシィトゥ:支払い控え), check in(チェックイン), check out(チェックアウト)

・部屋環境:Wi-Fi(ワィファィ), room key(ルームキィ), hot water(お湯), breakfast(朝食)

・周辺施設:convenience store(コンビニ), museum(博物館・美術館), train station(電車の駅), restaurant(レストラン), recommend(おすすめする)

ホテルでは、空港送迎やツアー予約などさまざまなサービスを提供している場合があります。

また、英語でのわかりやすい説明や観光先へのアクセス方法、おすすめレストランなどの情報が豊富なことも多いです。

尋ねるフレーズの例:

Do you have 〜?:ここでは〜のサービスはありますか?

Are there any 〜 around here?:近くに〜はありますか?

How can I get to 〜?:〜にはどのように行けますか?

What do you recommend for 〜?:〜に関するおすすめはなんですか?

例えば、「ここでWi-Fi使えますか?」はホテルのサービスに関する質問です。つまり「Do you have wifi?」または「Can I get wifi password?」で表現できます。

その他、観光情報などについても尋ねてみることで、現地ならではの有意義な情報が得られる場合もあります。

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まとめ:海外渡航先ですぐに必要になる英語フレーズとは

これまで、空港発着、移動、そして宿泊で頻出する英語フレーズや例文を紹介してきました。

・国際便チェックイン:身分証明、フライト情報、座席、荷物に関する確認

・搭乗:まずは時間に余裕を持って搭乗口を確認。国際空港は広くて乗り物移動が必要になる場合もあります

・飛行機内:頼むフレーズ+飲食の好みの意思伝達に備えよう

・入国手続き:身分証明と滞在目的や期間に関する確認

・荷物受け取り:外れにくいキーホルダーをつけるなどスーツケースを間違えない工夫を

・現地移動:目的地へのアクセス手段はあらかじめ調べて乗り場探しに集中しよう

・ホテルチェックイン:身分証明、滞在期間に関する確認、近隣や観光地に関する情報も豊富を

このように、場面に応じた単語といくつかのシンプルなフレーズ表現を抑えることで、現地での英会話は格段にスムーズにできます。

あなたの海外旅行をより有意義な時間にするために、旅行先で使える表現習得、ぜひ今日から始めてみてください。

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最後までお読みいただきありがとうございました。

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