あなたは逆カルチャーショック、感じたことありますか??
簡単にいうと、カルチャーショックは新世界への入り口、逆カルチャーショックはリバウンドのようなイメージです。
どちらもその時のあなたにとって新鮮な刺激です。
カルチャーショックをプラスの刺激と捉えることで、更なる思考の成長や視野の拡大を引き出すことができます。
この記事では、実体験を元に、カルチャーギャップや逆カルチャーショックの捉え方を解説します。
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もくじ / Table Of Contents
重く受け止めていませんか?逆カルチャーショックとは
「よく知ってるはずなのに何か違う気がする。。。」そう感じること、ありませんか?
華やかなパーティーに行ったとき、憧れのミュージシャンのライブに行ってきたときなど、帰宅後「夢みたいだった。。。」と、ふわっとした気分になりますよね。
それが、プチ版の逆カルチャーショックです。
つまり、知ってる日常に非日常的変化があったとき「いつもどうしてたんだっけ、、?」と一瞬戸惑う、あの感覚です。
その「ふわっと」感は、非日常の度合いが大きいほど、そして期間が長いほど大きくなります。
これを「日常を新鮮な目で見つめられる貴重な時間」と捉えることで、違和感を魅力的な感覚に進化させることができます。
カルチャーショックと逆カルチャーショックは、以下のようなステップを踏みます。(※)
(※)source: UC Berkeley > Cultural Adjustment、ISEP > How to Deal With Reverse Culture Shock
これは、少し長めの旅行、特に海外旅行を考えてみるとイメージしやすいです。
・ハネムーン期:出かける前に楽しみで、現地についたら見るもの聞くもの全てが新しくウキウキした状態
・カルチャーショック:えっこんなことがあるの!?!?と、違いに驚く段階
・離脱:旅行半ばを過ぎた頃から、後何日で帰るんだ、、、と残日数をもったいなく想う状態
・多幸感:帰路において「終わっちゃった。。」という心惜しさとともに、日常への安心感に期待する状態
・逆カルチャーショック:家に着いた安心感と共に、余韻で「ふわっと」し自宅の居心地に違和感を感じる段階
家から離れている期間が短い場合、旅行先に適応する「回復」や「適応」のステップは踏みません。
伴い「再適応」も不要であり、数時間で余韻が冷めると意識しないうちに日常の感覚に戻ります。
しかし、現地で過ごす期間が長い場合、現地で感じた「驚き」をある程度受け入れようという「適応」の意識が働きます。
これは、現地での滞在をより快適に過ごすための自然な現地順応ステップです。
海外滞在などでは、景色の色使いや会話のトーンに感化を受け、その刺激を普通に受け入れるべく適応します。
逆にいうと、日本に戻ってきたときには、日本のテンションに引き戻されるような違和感を感じることに連動します。
この状態が、逆カルチャーショックです。
とはいえ、この「逆カルチャーショック」の時期は、日本人が「日本らしさ」を実感することができる貴重な瞬間です。
つまり、日本へのカルチャーショックの疑似体験と捉えることで、日本への新たな気付きに役立てることができます。
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カルチャーギャップの捉え方:気づきや適応は成長と捉えよう
カルチャーギャップ=辛い、と捉えていませんか?
ギャップは気づきであり、発見は成長を促します。
変化に対応することは新環境への適応であり、過去の記憶が薄れること連動します。
つまり、普通と異常のバランスとうまく付き合うことは、カルチャーギャップへの柔軟適応への成長です。
海外滞在の場合、現地に馴染むことはつまり、日本の日常を細かく意識しなくなることを意味します。帰国時の違和感は、幼い頃「高い」と感じていたテーブルが、いつの間にか腰の位置になっていることを再認識するような感覚です。
日本への逆カルチャーショックは、来日外国人が受けるカルチャーショックの可能性を理解できる貴重な時間です。
日本に対する新発見の時期と捉え、より国際的な視野の拡大に役立てましょう。
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逆カルチャーショックと英語脳:適応と共存を使い分けよう
英語を学ぶことは、英語文化への適用の要素を多く含みます。
つまり、英語という文化へのカルチャーショックに対する「回復」と「適用」のステップです。
英語を文化として習得することで、言語としての英語、つまり「英語脳」が育ちます。
英語脳への適用の次の課題は、日本語脳をどう共存させるかです。
「適応」は同化であり「共存」は独立しつつも共有すること(※)です。
つまり、英語の発声や音のトーンを真似して受け入れることは、効果的に英語の「普通」に同化することであり、日本語脳と英語脳をバランスよく共存させることは、反射的に日本語と英語の表現を使い分けることができるようになることです。
(※)英語脳切り替えへの親しみ方については「ハイコンテクストが役に立つ!?英語脳切り替えの4ステップ」で詳しく解説しています。是非みてみてください。
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体験談:日本への逆カルチャーショックの例
日本への逆カルチャーショックは、「日本にいるのにしっくりこない」という疎外感と深く連動します。
しかし、単純に脳や感覚への刺激と捉え「そうそうそうだったよね」と落ち着かせてみることでしっくり収まることは多いです。
私が体験した日本への逆カルチャーショックには、以下のようなものがあります。
・馴染みあるはずの日本の景色や自宅の家具や衣類が「ふわっとぽやっと」していて現実味がない
・日本人の顔の区別がつかない
・日本語特有の発声に気づき「母音の発音が強い」ことに疲れを感じる
・空やビル、建物内など視界に入る空間や色使いの「日本特有さ」に気づく
・日本語がぎこちなくなる。特にメールなどの文章表現が、英語の直訳に近い日本文になる
「自分だけが感じているのではないか」という不安や、状況を共有できないことに孤独感を感じることもあります。
「みんな違ってみんな良い」という感覚で「そうかぁ」と1度頷いてみることをおすすめします。変化や気づきに驚かず、気持ちをリラックスさせることで、違いをそのまま共存させることができるようになります。
上の写真のように、飲み物を美味しくいただくアプローチに正解はありません。レモン、ミント、お砂糖、氷。あなたがしっくりくるバランスが、あなたの心地良さであり、良いひとときを創る最適解です。
とはいえ、カルチャーギャップをうまく捉えられずメンタルバランスが崩れることもあります。そんなときは、無理せず気楽にカウンセリングなどを受けましょう。誰かに話すことで気持ちが落ち着いたり気分転換できることも多いです。
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まとめ:逆カルチャーショックと英語脳の共存を楽しもう
これまで、カルチャーギャップへの適応ステップ、逆カルチャーショックと英語脳のバランスについて解説してきました。
・カルチャーショックは新世界への入り口、逆カルチャーショックはリバウンドのような感覚
・逆カルチャーショックとは:日常を新鮮にみることができる貴重な時間!
・カルチャーギャップの捉え方:気づきや適応は成長と捉えよう
・日本語脳と英語脳バランスとは:同化である「適応」と、独立して「共存」する感覚を柔軟に使い分けること
・カルチャーショックへの対応法:「みんな違ってみんな良い」と気楽に捉え「そうかぁ」と頷いてみる
カルチャーショックも逆カルチャーショックも「普通」への気づきです。
単純に脳や感覚のバランスへの刺激と捉え「そうそう、そうだったよね」と頷いてみることで落ち着くことは多いです。
ぜひ今日から意識し試してみてください。
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最後までお読みいただきありがとうございました。