「英語脳って難しい!」そう思う人は多いです。
ですが「日本語脳ってどうなってるの?」そう考えたこと、ありますか?
英語脳とは「他の言語を介さずに英語を英語のまま理解すること」を意味します。
日本人は日常、無意識に「日本語脳」で生活しています。つまり、日本語のように英語に馴染むことができれば、英語脳への切り替えは容易です。
以降で、日本人としての英語脳切り替えへの効果的なアプローチを解説していきます。
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もくじ / Table Of Contents
日本の特徴「ハイコンテクスト文化」を活かそう
「ハイコンテクストって何!?」そう思いますよね。
「コンテクスト」とは「語らずに察すことができる度合い」のことを示します。世界的に、日本はコンテクストの高さ(=ハイコンテクスト)が文化性の特徴1つとなっています。
これを「感性で捉え察することができる能力の高さ」と捉えることで、英語脳に役立てることができます。
コンテクストによる国の位置付けの例:ResearchGate > Low and High Context Countries
以降で、具体的に例を挙げて紹介します。
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大人になってから英語脳を作る方法とは
「英語脳、大人になってからも作れるの??」そう思う人は多いです。
端的にいうと、可能です。さらにいうと、より効率的に可能です。
なぜなら、今までさまざまなことを習得してきた経験や知識を複合させることができるからです。
特に、ハイコンテクストの文化性を活かして「雰囲気を読み取る」英語習得のアプローチは、日本人の強みです。
例えば「Congratulation!!」という単語を言葉にするとき、人は嬉しそうな表情で声のトーンは高くなる傾向があります。
STEP1:この時点で、日本人は「Congratulation!!」は「プラスの場面んで使う単語」と理解
さらに、前後には、Graduation(卒業)、 certification(権利)、 qualification(資格)、 success(成功)、birthday(誕生日)など、それにまつわる単語が連なります。
STEP2:「Congratulation!!(おめでとう)」は「何か嬉しいことがあったことを祝う表現」と解釈
このアプローチが、日本語を介さず使う場面に関連付けた英語の習得です。
視覚と聴覚などの感覚を大いに活用しましょう。プラスかマイナスか、悲しみか怒りか、形容詞や動詞、決まり文句の言い回しは「使う場面の空気を読み取ってそのまま捉える」ことで、英語を英語脳として習得することができます。
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英語脳の作り方:脳の切り替えへの親しみ方
「英語脳の切り替え、大変そう。。」そう思いますよね。
ですが、大人になってから習得を試みることも多い他言語へのアプローチは、学習経験による効率化が可能です。
つまり、ある程度の基本をまず詰め込み、応用は連鎖的に感覚で捉えて柔軟に捉えていくことができます。
この関連づけの応用に役立つのが、前述の「ハイコンテクスト文化的学習」です。
STEP3:ニュアンスの違いを状況や単語から感覚的に捉えることが「切り替える」脳での習得法
左の図の「詰め込み」には、基本的なある程度の単語や文法のルールなどが該当します。また、法律用語や会計用語などの専門用語は特定の言い回しに関する表現も、対での解釈は必要です。
しかし、英語と日本語の間には、文化性の違いによる表現の違いが存在します。微妙な感情表現の言い回しなど、対訳を暗記してもあまり意味をなさないケースが多発します。
例えば、副詞表現の「absolutely!!(絶対的に)」や「exactly!(将に!)」という単語、日本語表現ではほぼ使いません。感情表現の温度感が異なるためです。日本語会話的に訳すなら「そうそう」くらいの相づち表現になるでしょう。
英語は言語でありコミュニケーションです。詰め込んで暗記する思考から、ネットワーキング的に関連づけて応用させる思考にシフトしていくことが、脳の切り替えに親しむことに直結します。
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脳の切り替えの定着:英語脳感覚を無意識に取り込むとは
これまで、英語の学習には、暗記的な詰め込みと連鎖的理解、双方のアプローチの必要性を解説してきました。
とはいえ、残念ながら英語は日本の日常生活にほぼ不要です。スムーズに英語脳を引き出すには、英語脳と日本語脳を「行き来する」という柔軟性を定着させる必要があります。
STEP4:日本語脳と英語脳の切り替えは独立的に機能する「ながら感覚」を捉えよう
この、言語脳を「行き来する」という感覚は、日常生活の「ながら」時間と捉えるとイメージしやすいです。
例えば、左の図のように体操をしながら話すとき、あなたは体操と言葉、どちらに集中していますか?
おそらく、どちらにもそれほど集中していないでしょう。それは、あなたにとって話すことも体を動かすことも無理なくできることだからです。
これは、それぞれ使う脳は別でありながら、それぞれが独立して機能している状態を示します。
これを、言語に流用しましょう。「ながら」感覚は、英語のインプットには英語で、日本語のインプットには英語で「反射的に反応する」脳の独立を意味します。
つまり、「Hi, how are you?」と話しかけられた場合は「I’m good! How about you?」で返し、「お待たせー」が入り口であれば「いやいや、今来たとこー」と返します。至ってシンプルな反射的コミュニケーションです。
無意識の感覚に英語が混入してくる具体例には、以下のようなものがあります。
・「oops!」「Ouch!」など咄嗟に出る言葉が英語表現になる
・英語の夢を見る
・遠くから見た文字盤などを見たときに綴りが英語に見える
少々強行ですが、英語ラジオなどを寝てる間もかけっぱなしにすると、夢まで英語になる、という例もあります。
英語に「どっぷり浸かる環境」は、あなたがどのように作ることができるかにかかっています。
あなたにとって心地よいアプローチに寄り添うことで、脳の切り替えの日常化が可能になります。
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まとめ:日本人ならではの英語脳の切り替え法とは
これまで、日本人の文化性である「ハイコンテクスト」の特性を活かした英語脳の習得法を解説してきました。
・STEP1:日本人は「ハイコンテクスト文化」を活かして、使う場面や感情に関連づけて英語を習得できる
・STEP2:大人になってからの英語脳習得は、経験知識の複合でより効率的にアプローチできる
・STEP3:文化の違いによる表現の違いを感覚的に捉えて受け入れ、脳の切り替えに親しもう
・STEP4:日本語脳と英語脳の切り替えは独立的に機能する「ながら感覚」を捉えよう
英語だからと難しく捉える必要はありません。
英語は、教科ではなく言語です。文化ひっくるめて感覚的に捉えることが、柔軟な脳の切り替えの定着に直結します。
あなたにとっての「ニュートラル」を掴むことで、インプットによる反射的な脳の切り替えは可能です。
ぜひ今日から、あなたの感性を意識してみて下さい。
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最後までお読みいただきありがとうございました。