英語の発音カタカナ表記!?単語読み方メリデメと5つのコツ

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知っている単語なのに読めないし発音しても通じない、、ありますよね。

端的に言って、カタカナで英単語を読み覚えるアプローチは、英語習得において残念なほどに非効率です。

語呂合わせやスペルの丸暗記も、瞬間的には覚えた気にはなりますが、ほぼ定着しません。

英単語の読み方や発音にはコツがあります。

カタカナ的な発音のメリット・デメリットを意識することで、発音のコツを掴むことは可能です。

この記事では、カタカナ表記と英語の発音の違いとその互換性のコツを解説します。

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英単語をカタカナ表記するメリット・デメリット8選

英単語の発音、そのままではイメージしずらいのでまずはカタカナに、、、、思いますよね。

私もそうでした。Support(サポート)のスペルは「スポルト」と呟きながら綴りを覚えました。

とはいえ、スペルのカタカナ読みと、発音のカタカナ表記は絶対的に異なります。

実際のところ、面と向かったその一瞬は切り抜けられる気分にはなります。

しかし、残念ながら現実では、覚えることが増えるだけです。

カタカナ表記のメリデメ:

・メリット:その場は簡単、読みやすい、発音しやすい、単発解決できる

・デメリット:英語として通じない、アルファベットの綴りを覚えない、脳が疲れる、応用できない

つまり、カタカナ表記の覚え読みは、その場凌ぎにはなりますが、実用的な「身」にはなりません。

例えば「California(米国カリフォルニア州)」を思い浮かべてみましょう。

「l」も「r」もどちらもカタカナではラ行の表記になってしまいます。

なぜなら、双方とも「ラ」行の音であり、日本語のカタカナ表記に区別がないからです。

つまり、カタカナ表記を使用している限り、決して「l(エル)」と「r(アール)」を区別できるようにはなりません。

その場を凌ぐか、長期的な「英語習得」を見据えて効果を狙うか。

どこを目指すかにより、あなたのアプローチは自ずと変わってきます。

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英語表現における意識ポイント厳選5フォーカス

カタカナが招く混乱、あなたはイメージできてきたでしょうか。

英単語をある程度正しく読み発音するには、あなたが英語に寄り添う意志が不可欠です。

英単語は、日本語に英語を寄せてカタカナ表記しているうちは決して発音できるようになりません。

以降で、カタカナ表記からの脱却に効果的なアプローチ、5つの厳選ポイントをご紹介します。

ポイント1:アルファベットの音声(フォニックスの徹底)

英語と日本語の音は、根本的に異なります。

まずは、どの文字がどのような発音になるか、基本の基礎に馴染みましょう。

例えば「Plan(プラン:計画)」という単語を読んでみましょう。

カタカナにすると「P:プッ」+「L:ル」+「A:ア」+「N:ン」の音の連鎖です。

「ル」+「ア」=「ラ」となります。

ただし「L」の「ラ」は、舌が上の歯の裏側に触れる「ゥーラッ」です。

そして「N」は唇を横に引いて軽く開き、喉で音をを震わせる「ン〜〜〜」です。

これを発音記号にすると「p:p(プッ)」+「l:l(ゥルッ)」+「a:æ(アェ)」+「n:ン〜〜」となります。

この、文字の音であるフォニックス音を繋げて出来上がるのが単語の発音です。

フォニックスを通してアルファベットの文字と音を紐づけることで、知らない英単語の読み方を推測できるようになります。

ポイント2:冒頭と末尾の子音を意識(フォニックスの焦点)

単語の余韻、あなたは味わっていますか?

単語の発音の印象は、頭と末尾で決定づきます。

つまり、初めの文字と末尾の文字を意識的に発音することで、かなり正確な発音の印象を残すことができます。

例えば「Team」は、日本語では「チーム(chi-i-mu)」ですが、英語では「ティーム(ti:m)」です。

T(ティー)の音から始まり、M(ム)は唇を横に引いて閉じる「ン」、口を閉じて考え込むときの「ゥーン」に類似します。

つまり、冒頭の「T」と末尾の「M」の発音を意識します。

この着目は「difficult」などの長い単語になっても同様です。

カタカナ読みの「ディフィカルト(di-fi-ka-ru-to)」から、特に冒頭の「D(ディ)」と末尾の「T(トゥッ)」を意識して「ディフィカルトゥッ」と発音します。

単語の冒頭と末尾、つまり始まりと終わりを意識することで、発音の印象や単語の余韻の印象を格段に変えることができます。

ポイント3:イントネーションとアクセント

英語を聞いてみて、音楽みたい。。。と思ったこと、ありませんか?

日本語は平坦な言語です。

抑揚がなく音も平坦で、淡々と話される印象が強いです。

一方、英語は抑揚差が大きくアクセントもかなり明確です。

つまり、発音のリズムやアクセントを意識することで、英語の発音の印象を大幅に変えることができます。

例えば「Teamwork」、日本語(カタカナ)では「チームワーク(chi-i-mu-wa-a-ku)」であり、その抑はほぼ平です。

一方、英語では「ti:ˌmwɜ:k」であり、頭の「ti」はアクセントがあり、明確に抑揚高く発音します。

さらに、前述の冒頭と末尾の子音「T」と「K」の音を意識することで、かなり英語らしい発音になります。

このように、アクセントやイントネーションという音のリズムへのフォーカスは、英語の発音において非常に効果的です。

ポイント4:音の変化(リンキングやリダクション)

英語の発音早いよ!!!!思うこと、ありますよね。

これは、どちらかというと早いというより、音の変化に脳が追いつかないことに起因します。

元々互換できないカタカナとアルファベット文字の違いに、更に解釈判断が求められたために、あなたの脳が完全に混乱し「早い」と解釈します。

例えば「どうしたの?」という表現、あなたならどう表現しますか?

「どうしたの!?」の表現:

1)What‘s up?:ウァッツァッ?

2)What’s going on?:ウァッツゴゥイングォン?

3)What’s happening with you?:ウァッツハップニンッゥィッジュゥ

この場合、英語の発音においては、1)と2)は単語がつながる「リンキング」、1)と3))は音が同化してなくなる「リダクション」が起こります。

つまり、1)の末尾の「p」、3)の「g」や「th」はほぼ発音されず、さらに単語と単語が隣り合って音が変化します。

これらの音の変化、あなたはなぜだと思いますか?

答えは簡単です。

「発音しやすいから」です。

つまり、発音の変化は、いかに「発音しやすいか」に依存します。

日本語において「取りに行きました」という日本語が「取ってきました」に短くなるのと同じです。

このように、音の変化は簡単に起こります。

そして、この音の変化をカタカナ変換してさらに英単語に結びつけるのはほぼほぼ不可能です。

この解釈に「カタカナ」という概念を介入させることは、あなたの脳をひたすら混乱させ疲れさせてしまいます。

つまり、英語の解釈を状況や考えられうる選択肢から解釈することで、あなたの脳の負荷を大幅に軽減させ、コミュニケーションや解釈をスムーズにすることが可能になります。

ポイント5:単語の精査と取捨(フル構成より端的表現)

あなたが文表現するとき、その中で一番重要な単語はどれですか?

文法や構文として正しい構成はもちろんあります。

しかし、正しい文章は長くなりがちです。

微妙な発音で長い文章をダラダラ述べても意図は伝わりません。

つまり、文法の正しさというよりは、その中でどの単語を強調するかにフォーカスすることで、英語の意思伝達の効果は格段に改善できます。

例えば、カジュアルカフェでレジ注文する場面を想像しましょう。

確認項目は、注文内容と支払い方法、それから持ち帰りかどうかになるでしょう。

この「持ち帰るか店内飲食か」の文章、簡潔に「have here or to go?」と聞かれます。

しかし、咄嗟に意味が捉えられず「へっ??」となる人は多いです。

これは、単語としては全て知っているにもかかわらず、表現方法に馴染みがないために起こります。

なぜなら、日本人が通常思いつく英語表現は「would you like to eat in, or take away?」だからです。

飲食の場所を問う表現:

・店内飲食:eat in → have here

・持ち帰り:take out → to go

このように、海外で一般的な表現において、丁寧表現「would you like to」が省略されたり、熟語表現が異なることは多々あります。

つまり、正確な文章で表現することがコミュニケーションにおいて実用的とは限りません。

「have here or to go?」は、必要な情報は全て詰まった端的な表現です。

発声する単語を精査し、フォーカスを取捨することで簡潔で率直な意思疎通が可能となります。

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まとめ:英語の発音にカタカナ表記が遠回りなワケ

これまで、英単語や文章をカタカナ表記することによる落とし穴とその対策法について解説してきました。

カタカナ表記のメリット・デメリット:

<メリット>

・単発解決が可能で、対象の単語を読める気分になる

<デメリット>

1)英語として通じない:アルファベットの読みはカタカナに存在しない

2)アルファベットの綴りを覚えない:「l」と「r」などカタカナでは決定的に区別できない

3)脳が疲れる:「英語表記→カタカナ変換→スペル化→単語の暗記」になり遠回り

4)応用できない:音の変化(リンキングやリダクション)や端的な表現に対応できない

5)イントネーションやアクセントのリズムを捉えることができない

単語の発音は、冒頭と末尾の子音の発音で大きく印象が異なります。

そして、英語の読み方をカタカナ表記することは、英語習得の上達を極端に低下させます。

英語という靴は、日本語(カタカナ)という靴つとはペアになりません。

カタカナによる棒読みから脱却し、文章や単語全体のリズム感を意識しましょう。

アクセントやイントネーションにフォーカスすることで、英語表現や理解を激的に改善できます。

ぜひ、今日から初めてみてください。

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最後までお読みいただきありがとうございました。

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