英語を話せるようになりたい。思いますよね。
かっこよくビジネス英会話をこなしたい。思いますよね。
日本語もそうですが、例え流暢でもずらずら並べ立てれば良いものではありません。
端的でシンプルに表現することが、スムーズなコミュニケーションに繋がります。
この記事では、日常的に頻発する定型表現を紹介します。
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もくじ / Table Of Contents
挨拶:こんにちは、いつもありがとう、おつかれさま!
「久しぶり!」「元気ですか?」「こんにちは!」何はともあれ、まずは挨拶です。
日本では挨拶にお礼(bow)をしますが、英語では握手またはハグが一般的です。
ビジネスでもフレンドリーな関係ではHi!と手を上げて挨拶します。
このカジュアルな挨拶、3つのパターンに分けて定型表現を紹介します。
雑談的挨拶:Greeting!
雑談的な話しかけ言葉、いくつも併用します。日本語にあえて訳さないくらいの決まり文句です。
発音には、極端なくらい抑揚をつけて明るく話しましょう。赤字はアクセントをつける(強めに発音する)箇所です。
Hi, how are you? It’s a long time to see you again! Oh, glad to talk to you!!
(やぁ、久しぶりだね、いやー会えて嬉しいよ!)
英語は、同じ単語の繰り返しを避ける傾向があります。この場合「see」と「talk」は同じ「(直接)会う」という意味です。
定型文としては、以下のような表現を覚えておくと良いでしょう。
挨拶の定型表現:
・Hi, / Hello(やぁ、おつかれさま、こんにちは):Hi, / Hello(ハイ / ハロー)
・How(どう?):How are you doing? / How’s going? (ハウアーユードゥーイング / ハウズゴゥイング)
・long time(久しぶり):Wow, long time no see!! / It’s a long time to see you.(ワゥ、ロングタイムノゥシー / イッツアロングタイムトゥシーユゥ)
そして、「この前会ったのいつだったっけ??」などの会話に入ります。
・When was it we met last time?:前会ったのいつだっけ?(ホェンワズイッ ウィーメットラストタイム?)
・How long have you been?:どれくらい経ったかな。(ハウロング ハヴユービーン?)
どれも、アイスブレイク的に雰囲気を和ませることができます。
継続的挨拶: Thank you for(お礼や喜びを伝える)
こちらもどちらかというと形式的な挨拶、日本語では「いつもお世話になってます」のような表現です。
シンプルに好意的であることを示します。
これには「Thank you for」よりフォーマルには「appreciate」を使用します。どんな内容でも活用できます。
Welcomeや連絡ありがとう!の表現:
・よくきたね。きてくれてありがとう!:Thank you for coming!(センキューフォーカミング!)
・電話 ありがとう:Thank you for calling!(センキューフォーコーリング!)
ビジネスやメールでは明確に「あなたの行動に対して」という「your」を入れることも効果的です。
・確認ありがとう! :Thank you for your confirmation!(センキューフォー ユアコンファーメイション!)
・調査ありがとう! :Thank you for your investigation!(センキューフォー ユアインヴェスティゲイション!)
・ご親切ありがとう:Appreciate your kind support.(アップリシエイト ユアカインドサポート)
単純な「返信」を示す「thank you for your reply!」はあまり使いません。これだけでは「で、何?」となるからです。
具体的なアクションを示す1語をプラスすることで、会話が次に進みやすくなります。
意思伝達的挨拶:I’m sorryとI’m happy(感想や印象を伝える)
そして、継続性のある関係の場合には「自分が受けた印象」を明確に伝えます。
具体的な内容に触れ、喜び(I’m happy / glad)か同調(I’m sorry to hear)かを示しします。
・残念:I’m sorry to hear+文、I’m sorry to hear about +名詞
・嬉しい:I’m happy to hear+文、I’m happy to hear about +名詞
「sorry」は「ごめんなさい」ではなく、同調表現「大変だね」です。どんな内容でも活用できます。
喜びの伝達「さすが!」:
・I’m happy to hear you’ve got the prize!:賞取ったなんて、すごいね!
・It’s good to hear you’ve now got certification!:資格取れてよかったね!
同調の印象「大変だね」:
・I’m sorry to hear you missed the flight.:飛行機乗り遅れたって、、大変だね。
・I’m sorry to hear about the bush-fire.:山火事あったって。。。大丈夫?
そして、感情を抑揚で表現します。喜びの挨拶は高めのトーンで、同調の挨拶は低めのトーンで話すことを意識しましょう。
また「良い知らせ!!」は、端的に「it’s a good news!」「It’s a great news!」と表現します。
短文を効果的に活用することで喜びを率直に伝えることができます。
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本題:どうぞ、調整・提案・依頼・催促・了解の定型表現
日本語だと「そうそう、でね。」という、本題に入る表現。英語では、以下のようなつなぎを使います。
・Now,:じゃぁ
・Okay then,:そろそろ
・So, :それでね
・Let’s start.:はじめよう
日本語では、どんな内容にしても前置きに「申し訳ないのですが」や「恐れ入りますが」が入ることが多いです。
しかし、英語は率直な表現を好みます。文は長くなるほど主旨が伝わりにくくなります。
また、ためらいがちな催促や断りは「状況」にフォーカスし、主語を明確にしててドライな定型表現を活用します。
以降で、それぞれのシンプル表現を紹介します。
気さくなディスカッション:提案・調整・依頼
まず、話の切り出しです。提案・調整・依頼、どれも言い出しが重要です。
とはいえ、どれもシンプルな定型表現です。ぜひ抑えて広範囲に活用しましょう。
提案・確認の表現「have + 名詞」:
・I have a suggestion for our new trial.:提案があるの(アイハヴアサジェッション フォーアワニュートライアル)
・I have an idea for our current workflow.:ちょっと思ったんだけど(アイハヴアンアイディア フォーアワカレントワークフロー)
調整表現「would like to + about」:
・I would like to ask you about your schedule.:予定伺いたくて(アイゥドゥライクトゥアスクユーアバウト ユァスケジュール)
・I would like to talk about our business trip.:出張の件ですが(アイゥドゥライクトゥトークアバウト アワビジネストリップ)
依頼表現「would like you to + 動詞」:
・I would like you to support him.:手伝ってあげて欲しい(アイゥドゥライクユー トゥサポートヒム)
・I would like you to take care of this.:ちょっと見てくれるかな(アイゥドゥライクユー トゥテイクケアオブディス)
また、コミュニケションに全く支障はありませんが「let」を使うと気持ち丁寧な表現になります。日本語では、気さくな「引き受けるよ」や気持ち丁寧な「〜してくれるかな」という表現です。
・提案:Let me take care of that.(引き受けるよ)
・調整:Let us confirm your availability for next week.(来週の予定確認するね)
雑談が長くなった場合には「By the way,(ところで、そういえば)」で話を切り替えます。
また、相手が話すことを促すには「You can start, go ahead.」「Take it away.」と軽快にに伝えます。
端的で明確な意思伝達を意識することにより、リズミカルなコミュニケーションが可能となります。
ためらいがちな表現:催促、了解、気遣いの伝え方
日本語で極度の婉曲表現になりがちな「断り」や「催促」、どれも謙譲的な受け答えが一般的です。
とはいえ、英語では、さらっと伝えるコツがあります。
まず、簡潔でわかりやすいのは文書表現です。タイトルの冒頭で'[”]’をつけるなど強調します。全て大文字にする場合もあります。
・URGENT:緊急!
・Action Required:対応して!
・Kind Reminder / Final Reminder:リマインダー(再連絡)であることを促す
・Deadline TODAY:本日締め切り!など具体的な日付で示す
日本語同様、前置きとして、カジュアルでは「sorry」フォーマルでは「Apologie」を使うことも多いです。
・Sorry:Sorry for the rush. / Sorry to rush you up. (せかして悪いんだけど)、Sorry to bother you.(遮って悪いんだけど)
・Apologie:Apoligy for the urgency. (緊急で急いでまして)
とはいえ、日本語でいう「申し訳ないのですが」は、英語ではニュアンスが少々異なります。
単語は「sorry」や「apoligize」でありながら、伝達のトーンは異なる点を意識しましょう。
そして、依頼や催促には「you」を主語にし、端的にアクションを促します。
依頼「Could you kindly」:
・Could you kindly confirm the report and fill in the form?:フォーム埋めてもらえます?(クッドユゥーカインドリーコンファームザレポート アンドフィルインザフォーム?)
・Could you kindly update our weeky report?:週次レポート更新お願いできますか?(クッドユゥーカインドリーアップデートアワウィークリーレポート?)
了解「Let you know / get it back to you」:
・I’ll let you know once confirmed. :確認して返信します(アイルレッチュゥノゥ ワンスコンファームドゥ)
・let me get it back to you shortly. :すぐ連絡し直します(レッツミーゲッイッバックトゥユゥ ショートリィ)
気遣い「hope / wish」:
・Hope this enough for your further investigation.:この内容で足りていると良いのですが(ホゥプディスイナフ フォーユアファーザーイヴェスティゲイション)
・Wish you get better soon!:早く良くなってね!(ウィッシュユゥゲットベタースーン)
また、頑張って!!などの表現、目的も加えましょう。
頑張って!「wish / good luck」:
・Good luck for your next examination!:次の試験応援してるよ!(グッドラックフォーユアネクストイグザミネイション!)
・Wish you meet lots of fun!:楽しみだね!(ウィッシュユゥミートロッツオブファン)
このように、提携表現部は、依頼も気遣いもほぼ文頭だけで全体の意図がわかる構造になっています。
軽いトーンでさらっと始めることで、未来への前向きな期待を伝えることができます。
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締め:よろしく、またね、待ってます
本題を伝えたら、まとめ。別れ際の挨拶です。こちらも冒頭の挨拶同様、日本語にあえて訳さないような決まり文句をいくつも併用します。
締めの定型表現:
・See you(またね!):See you! / See you next time!(シーユゥ / シーユゥネクストタイム)
・Feel free to(いつでも):Feel free to contact me if you have any questions.(フィールフリートゥコンタクトミー イフユゥハヴエニィクエッションズ)
・as always(これからもよろしく):Appreciate your help as always.(アップリシエイトユアヘルプアズオールウェイズ)
そして、日本語に訳す言葉がないくらいの簡単なクローズワードで締めくくります。
・Best (regards) / Best wishes:ではね
・Thanks a lot / Thanks again:ありがとね
英語は、同じ単語の繰り返しを避ける傾向があります。本題や挨拶で「appreciate」を使った場合は、締めには「Thanks」を使うなど、使う単が被らないよう意識することで、リズミカルなコミュニケーションが可能です。
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まとめ:ビジネスでも使える簡単な英会話定型表現とは
これまで、アイスブレイク、本題、締めの時系列に、会話でも文面でも多く活用できる定型表現を紹介してきました。
・雑談的挨拶:いくつも併用!極端なくらい抑揚をつけて明るく切り出そう
・継続的挨拶:カジュアルには「Thank you for」、フォーマルには「Appreciate」
・意思伝達的挨拶:感想を伝えよう。「I’m sorry(同調)」と「I’m happy(喜び)」
・気さくな本題:提案「have」、調整「would like to」、依頼「would like you to do」の活用
・躊躇しがちな本題:催促「kind」、気遣い「hope / wish」、応援 「wish / good luck」
・クロージング:やっぱり併用!「feel free to(気軽にどうぞ)」と「as always(引き続きよろしくね)」
どれも、シンプルな表現ながら、続く単語のバリエーションは無限な活用しやすいものばかりです。
英語は、同じ単語の繰り返しを避け言い換えや代替できる言い回しが多く存在います。
英英での解釈が役に立つのはこのためです。
ぜひ今日からトライしてみてください。
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最後までお読みいただきありがとうございました。