英語を話したい!外国人が知りたい日本のこと8選を深めよう

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英語を話したい!」とはいえ「何を話したら良いかわからない。。。。。」悩みますよね。

とはいえ、せっかくの英会話時間、興味のあること話しませんか??

コミュニケーションのトピックに、無難な内容やタブーな内容は存在します。

しかし、外国人との会話、日本人のあなたは、概して居場所を問わず日本に関する話題は多くなります。

英会話をするにも日本について話せる引き出しを持つことは重要です。

なぜなら、日本についての理解を深めて説明できるようになることが、会話がはずみ仲良くなるきっかけになるからです。

この記事では、外国人が知りたい日本のこととそのキーワードを具体的に紹介します。

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話題の常識とフォーカス:無難なトピック・タブーなトピック

コミュニケーションマナーとしてのトピック、抑えていますか?

会話のきっかけ、まずは雑談です。なんとなく会話を始めるきっかけであり、緊張や警戒を解くことに繋がります。

雑談の開始は基本全て疑問文、それも「How」というオープンクエッションになることが多いです。

いくつか表現を紹介します。赤字はアクセント(強く発音する箇所)です。(※)

無難なトピック:

・天気・気候:Such a nice day! / It’s raining today…. / How’s the weather in your country in this season?

・趣味やスポーツ:What sport is your favorite? / Where is your favorite place? / What is your next plan?

・外国での経験:How long have you been in Japan? / Have you already been to Mt.Fuji? / How was it?

・仕事や家族:How’s your family going? / Is your family together or you’re here in business?

タブーなトピック(とはいえあり得る表現):

・宗教や政治:Who is the prime minister in Japan? / What’s the current president in your country?

・身体的な特徴:Could you show me your ID? (at the liquor shop or drink bar)

(※)文を読み上げる機能は、PC(Windows, Mac)も、モバイル(iOS, Android)も、OSに備わっています。「Mac テキスト読み上げ 設定」などで検索すると、設定方法を調べることができますので、ぜひ試してみてください。OSに備わっている読み上げ機能活用の工夫については「OS機能で自由自在!!英語リスニング勉強法の5ステップ」で詳しく解説しています。

「身体的な特徴」は、言語に限らず基本タブーなトピックですよね。

とはいえ、酒類販売店での年齢確認のための身分証明、アミューズメントパークでの身長確認など、事務確認で触れる場合はあります。ほとんど尋ねられる側での表現ではありますが、抑えておくとよいでしょう。

その他、意外と多いのがアクセントに関する雑談、日本で方言について話すのと同じです。

アイスブレイクに関するキーワード:

How(疑問詞)、Have you been(経験)、weather(天気)、favorite(好み)、diarect(アクセント)

会話の初めは基本疑問文です。特に「How」の表現の引き出しを増やすことで、会話をスムーズに始めることができます。

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外国人が知りたい日本のこと:したいこと・滞在に役立つ情報

あなたは旅行先で何をしますか?そしてどのように情報収集しますか?

旅行案内所、インターネット、現地の案内察しやビラを見て、地図や交通機関を調べて移動しますよね。

つまり、ほぼほぼ「食」「移動」「住(宿)」に関することです。前述のトピックでいうと「国の経験」です。

外国も日本も基本は同じです。各場面でキーになる単語や表現を抑えることで、気さくに話しかけられるようにもなります。

訪日外国人のしたいこと:

・文化;日本食、日本酒、旅館、温泉、アニメ

・景色:自然・景勝地、繁華街、四季の変化、紅葉、サクラ、都市と田舎

・伝統:歴史、伝統文化、サムライ、空手、相撲、歌舞伎

(※)data source:みんなのランキング > 日本といえばランキング観光庁 > 訪日外国人消費動向調査

このように、旅行先で必要になる情報は「食」と「住」によります。長期滞在になると「衣」が加わります。

そして、観光などの外出の際には「趣味」に該当する文化や歴史への関心がフォーカスされます。

外国人が知りたい日本の話題について話せるようになることで、会話は格段に弾みます。

以降、具体例でみていきましょう。

景勝地:富士山:景勝地、自然、サクラ

あなたは、富士山に登ったことありますか?Have you ever been to Mt.Fuji?

観光で、富士山に行く外国人はものすごく多いです。

また、日本は、南北に細長い国です。高低差は激しく水は豊富という地理的な特徴もあります。

伴い、四季の変化は日本の特徴の1つになっており、特にサクラは「cherry blossom」と同時に「Japanese Sakura」と日本語が定着しているほどです。

その他にも「Tsunami(津波)」や「Fuji(ふじリンゴ)」なども、日本語の音がそのまま定着している単語があります。

季節特有の景色や移動に関するキーワードを抑えることで、プラスアルファの情報提供や移動に関する疑問を解決できます。

景勝地に関するキーワード:

・場所:Mt.Fuji(富士山)、How to get to…?(行き先)、rapid slope(急な坂)

・季節:cherry blossom (桜)、autumn leaves(紅葉)、humid(湿度が高い)

・交通機関:take trains(乗り換え)、two stops later(停車2つ先)

・道案内:left side(左側)、turn right(右に曲がる)、signal(信号)、at the corner(角で)

観光地でも都市でも、バスの乗り方や道案内など移動に関することが話題になることは多いです。

繁華街:都会とショッピング

パリ、ニューヨーク、ロンドン、ドバイ、ホーチミン、上海、フィレンツェ。なんとなく知っている都市名、ありますよね。

外国人も同じです。日本の繁華街や有名な都市名といえば、渋谷、新宿、浅草、大阪、京都、東京。そして、横浜、札幌。

地域やその都市特有の文化について理解を深めておくことで、話題の幅は格段に広がります。

日本の街が海外向けにどのように紹介されているかは、英語の観光本を手にしてみるとわかりやすいです。

同じ内容のように見えても、日本語と英語のパンフレット、載っている食事処が違ったりします。

繁華街のキーワード:

・Tokyo:Tokyo toser(東京タワー)、Toyo Sky tree(スカイツリー)、Rollongi Hills(ヒルズ)

・Osaka:Tsutenkaku(通天閣)、keep eating until dropping off(食い倒れ)、comedians story(お笑い)

・Kobe:Kobe beef(神戸牛)、western style regidences(異人館)、Kobe port tower(神戸ポートタワー)

・Sapporo:snow festival (雪まつり)、snow mountain(スキー場)、clock tower(時計台)

さらに、日本には「ご当地グルメ」「ご当地キャラクター」などの個性的な特産土産品があります。

これらの地域や文化について理解を深めることで、観光のプラスアルファの話題を提供することができます。

食:寿司・米・和食・そば・うどん・日本酒・特産物

「Sushi(寿司)」は、世界的に有名な日本食です。また、米から作った酒「日本酒」も外国人には興味深いチャレンジです。

とはいえ、日本食のイメージは、日本と海外で異なります。海外には日本人以外のオーナーによる日本食レストランが多く存在するからです。従って、日本の日本食を紹介できることは、新境地の会話につながります。

日本で言う日本食は、懐石料理、寿司は左の写真のような握り寿司をさします。しかし、海外で「Sushi」は、右の写真のような巻き寿司を指すことが多いです。

これはには、技術とともに「海苔」のイメージが影響します。海外では海藻(海苔)を食すという文化がありません。さらに、黒色のものを食すという概念がないために、海苔のない巻き寿司が一般的です。

日本食のキーワード:

・米:Sushi(寿司)、rice ball (おにぎり)、Japanese Sake(日本酒)

・麺:soba noodle(そば)、udon noodle(うどん)、ramen noodle(ラーメン)

・寿司ネタ:salmon(さけ)、tuna(マグロ)、flyingfish roe(とびっこ)、crub stick(カニカマ)

日本食=寿司みたいなイメージはあります。

しかし、厳密に見てみると日本ならではの日本食の概念はあります。例えば、関西でよくみる押し寿司は、そもそもは鮮魚の届かない地域で広まった寿司文化です。

感覚的に抵抗なく受け入れている日本人には難しい面はあります。しかし、寿司の歴史を理解することにより、外国人にとってより新鮮な観点で日本食を紹介することができます。

文化:温泉:着物、旅館、温泉

いまや日本の代表格、着物と温泉。

一枚布で構成される着物は日本の芸術品です。京都では、大島、友禅など染め観光のプランも組まれます。

旅館に行くとほぼ体験する浴衣。日本特有の体験と捉えられることも多いです。

温泉の大浴場が苦手だという声もあるようですが、温泉に来る=日本文化をどっぷり浸かりにきている、と捉えて良いでしょう。日本の温泉文化を熱く語ることで、親近感を育てることができます。

温泉文化のキーワード:

・温泉:private hot spa(家族風呂)、open air bath(露天風呂)、foot-spa(足湯)

・温泉宿:fireplace(いろり)、fire-roast(炙り焼き)、yukata(浴衣)

・和朝食:Japanese omlet(だし巻き卵)、Japanese pickes(漬物)、miso soup(味噌汁)

着物、温泉、旅館、ゆったりのんびり過ごす日本らしさを共有し、じっくり日本文化を味わいましょう。

武芸・武道:歌舞伎、相撲、空手

日本の武道、あなたは何の経験がありますか?

空手、柔道、剣道、、、実は日本人よりも海外の人々の方が関心を持って習ったり体験したりしているかもしれません。

日本固有の芸術がどのようなものかを共有することは、知識として日本への理解を深めることにつながります(※)。

・歌舞伎:1600年代から続く日本の演劇。空間を駆使した芸術で喜劇や狂言などコミカルな内容も演出される

・相撲:力比べの取っ組み合いを起源とする伝統スポーツ。収穫の祭りの儀式や宮廷行事として江戸時代にルール化

・空手:琉球王国(沖縄)発祥の格闘技。花道や茶道のように流派がある

(※)source:  日本相撲協会 > 相撲の歴史歌舞伎美人 > 歴史ユネスコ文化遺産 歌舞伎への誘い内閣府 > 沖縄空手の紹介

サッカー、野球、バスケットボールなど、世界的に有名なスポーツ、ありますよね。

そして、スポーツ体験や芸術は、言葉が不要なコミュニケーションであり、日本語でも説明することは難しいです。

武芸・武術に関するキーワード:

・芸術:traditional fighting sport(伝統的格闘技)、comedic drama(喜劇・狂言)、theatre show(演劇)

・神事:ceremony(儀式)、Shinto festival(神事の祭ごと)、harvest(収穫)、form(型)

・時代:Edo era(江戸時代)、sixteenth(16th) century(16世紀)

さらに、それぞれ名称は、歌舞伎(Kabuki)、相撲(Sumo)、空手(Karate)全て日本語のまま英語化しています。

日本人にとっても比較的馴染みが薄い日本文化。しかし理解を深めて話すことで、会話はより有意義ものになります。

伝統:侍、忍者(歴史・伝統文化)

そして、戦国時代や江戸時代の幻的象徴、サムライや忍者。武芸・武道と同じように日本語がそのまま英語化しています。

これは、映画や漫画がきっかけで知っている外国人が多いです。(※)

・サムライ:軍事に携わり、貴人に仕えた役人。映画では「ラストサムライ」「るろうに剣心」など

・忍者:「忍び」業、。潜入捜査的に変装するなどにより情報収集。戦いを避け音なく移動する俊敏さが印象的

(※)刀剣ワールド > 侍とは三重県観光連盟公式サイト > 忍者とは?

サムライて。って、思いますよね。

とはいえ、こちらも英語の観光本を手にしてみるとイメージがつながりやすいです。歴史的に「実在した英雄」として、個性ある日本の姿の1つとして紹介されおり、ミュージアムやカフェも日本国内に点在します。

サムライ・ニンジャに関するキーワード:

・戦い:sword(刀・剣)、armor(鎧)、fighting (戦:いくさ)、weapon(武器)、tribe(部落)

・人脈:faithful(忠実な)、strongly-trusted(貴い)、subordinate(仕えし者)、sneak into(潜り込む)

個性的な日本の特色として、興味のある方とは話してみると面白い展開が期待できます。

アニメ:コスプレ、J-pop、マンガ

そして実はかなり人気の日本のアニメ。

日本語を学ぶ海外の学生の中には、日本のアニメやコミック漫画がきっかけになっている人も多いです。

日本アニメの知識を深めることは、若い世代を含めた外国人とのコミュニケーションに非常に効果的です。

日本アニメやコミック漫画の例:ジブリ、ワンピース、ドラゴンボール、あずみ、鬼滅の刃

連続的ストーリー展開や描写の細かさ、アニメならではのフィクション性など、その魅力はさまざまです。

コスプレショーなどのイベントもあり、国内海外問わずアニメは人気です。アニメを入り口として日本語を話す人の中には「貴様」「お前」などの表現が出ることもありますが、驚かなくて大丈夫です。また、アニメソングからJ-popに興味を抱く人も多いです。

アニメに関するキーワード:

Studio Ghibli(スタジオジブリ)、comic(漫画)、cartoon / anime(アニメ)、dress-up (コスプレ)

アニメのキャラクターやストーリー展開など、日本のアニメを会話の幅に加えてみることも選択肢の1つです。

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宗教の話はタブーとは限らない!?学ぶ姿勢で尋ねよう

通りすがりで何気なくというわけにはいきませんが、実は宗教の話題、学ぶつもりの会話は多いにあり得ます。

むしろ、一般的に宗教と日常が連動しない日本人には、海外の宗教行事やしきたりは新鮮なことが多いです。

良し悪しを語るのではなく、興味を持って尋ねてみましょう。「こういうものだよ」と快く答えてくれます。

宗教に関するキーワード:

・宗教:church(教会)、buddism(仏教・仏教徒)、muslim(イスラム教・イスラム教徒)、shinto(神道)

・イベント:christmas(クリスマス)、baptism(洗礼)、fasting(断食)、sacrifice festival(犠牲祭)

日本は、結婚式は教会で、お葬式は仏教方式で、など、宗教をイベントとして取り込んでいます。クリスマスはケーキで祝い、お盆はお墓参りに行き、ハロウィンはコスプレで街を散策します。

一方、宗教行事が根付いている国では、毎週日曜日は教会にお祈りに行く、毎日5回忠実にお祈りをするなど、日本人目線では「なぜ!?」と思うのは自然なことです。

関心を持って学ぶつもりで尋ねてみる姿勢で、気さくに話してみると良いでしょう。

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まとめ:外国人が知りたい日本のことと会話のきっかけ

これまで、外国人が知りたいこと、日本人目線での英会話の話題についてキーワードを含めて紹介てきました。

・景勝地:富士山やサクラなどの式の景色は日本の絶対的な魅力の1つ!自信を持って伝えよう

・繁華街:都会と田舎のコントラストは日本の地形に因む特色の1つ。移動案内は重要なコミュニケーション

・日本食:海外と日本の「日本食」は同じではない!海外向けガイドブックなどで知識を深めよう

・温泉・着物:旅行者が身近に楽しめる「衣と住」。日本らしさを伝えよう

・武芸・武術:歌舞伎や空手は日本人よりも海外の人の方が詳しい傾向あり。スポーツと歴史の知見を深めよう

・戦国時代:サムライやニンジャは歴史的な魅力の1つ。カフェやミュージアムなども介して共有しよう

・アニメ:日本語を学ぶ動機になるアニメや漫画。個性を捉えて会話の幅を広げよう

・宗教:日本人のに非常に馴染みの薄い宗教観は日本人にとって興味の1つ。学ぶ姿勢で尋ねよう

外国人が知りたいことと日本からみた海外文化の魅力、そのギャップが、英会話が弾む話題につながります。

ぜひ今日から興味を持ってフォーカスしてみて下さい。

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最後までお読みいただきありがとうございました。

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