英語脳切り替え!適切な英語表現に辿り着く為の発想転換7選

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「英語脳って何!?切り替えられるの!?」思いますよね。

実は英語脳の効果的な実践、英語脳と日本語脳の間をの柔軟な行き来が不可欠です。

例えば「よろしくお願いします」。。英語でどう表現しますか?

日本語と英語は会話になればなるほど直訳できないことは多くなります。

話やメールなど表現の際は特に、日本語を英語の形式に近づけて考えることで、適切な英語表現に辿り着くことができるようになります。

この記事では、表現したい単語にたどり着く発想転換のアプローチを具体例とともに解説します。

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英語脳は疲れる!?その作り方と実践トレーニング

「英語に集中すると疲れる」、、、、そう思いますよね。

確かに、時間を区切って勉強に集中すると脳に疲れを感じることはあります。しかしそれは英語に限ったことではないはずです。

英語脳は、耳に入る言語で反射的に反応言語を切り替えるよう意識することで、脳をストレスと別軸に置くことができます。

これは、言語を線路の切り替えや左右の靴のように考えるとイメージしやすいです。

つまり、日本語に慣れ親しんでいるように英語を身近にします。

英語に少し慣れてきたら、英語と日本語を交互に使ってみましょう。双方に力を抜いて反応できるようになります。

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実践的な英語脳とは!?日本語と英語の間を行き来できること

語学留学による英語力向上、期待しますよね。

とはいえ、例え留学で英語力の向上を実感できたとしても、帰国後しばらくすると抜けてしまうことも多いです。

まり英語脳の実践は、作るだけでなく維持させることで成り立ちます。

日常的に日本語に該当する英語を複数の表現に言い換えたりアレンジを意識することで、英語脳を刺激し続けることができます。

例えば階段を降りるとき、右からでも左からでもどっちでもいんだけど、、、、という感覚で、英語と日本語の単語がどちらでも出てくるように自分にリマインドします。わざわざ言い換えてみることも効果的です。

言い換え表現の具体例:

・今日はどれにしようかな:Which one should I hake today? / Which color would I like?

・乗り換えどこかな:Where should I take trains? / Which stop is it to take JR line?

この場合「今日どれにしようかな」にも「乗り換えどこかな」にも「何を」が不足しています。あなた自身はわかっていても日本語にはいちいち表現しません。これが、日本語の直訳では感じ取ることができない内容です。

あなた自身が思った内容を英語にするとき、その意図を明確にする英語表現は直訳ではありません。この意識が「意訳」であり「英語脳」の実践です。

あなたの日常の時々にフォーカスして英語脳を取り入れてみることで、状況に応じた適切な英単語を意識することができるようになります。

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英語切り替えトレーニング!英語脳効果が際立つ発想の転換

あなたは「日本語脳」について考えたことはありますか?

より日常に近い日本語は、英語の直訳から遠くなります。

逆に英語を直訳すると、日本語は概してとても長くなります。

端的で適切な英語と日本語との間を「意訳」できることにより、英語脳の効果を格段に引き出すことができます。

日本語と英語は、その語源が異なることから文法も文字もほぼ全く類似しません。

つまり、その噛み合わない言語間を意訳で結ぶことにより、意思伝達度のスムーズ度は格段に向上します。

以降で具体例をあげて発想転換のポイントを紹介します。

上手下手の概念:英語表現に単語をプラスするパターン

「ギター上手ですね」これ、英語にするとどうなりますか?

というか、日本語の文として成立しているのか!?と疑問視するイメージ、ありますか?

「ギター上手ですね」にみる日本語の概念:

・主語がない:「あなたは(主語)」の省略

・言い切りの「ね」:同意でも念押しでもなく、感想であり相槌。

・上手です:英文にできない表現。単語をプラスして補う

この短い日本文はさまざまな「暗黙」を含みます。少し丁寧な表現に変えても「あなたはギターが上手ですね」という、だいぶおかしな文章になります。通常主語の後に来るはずの「は」と「が」が繰り返されるからです。

これを無意識的に「あなたはギターを上手に演奏しますね」置き換えることで、英語で表現できるようになります。

例)ギター上手ですね:You play the guitar well. / You look to play the guitar very well. / You are good at playing the guitar.

日本語によくある相槌や言い切りの「ね」付加疑問文(don’t you?)的な表現は敢えて使用しません。

代わりに「ね」のトーンは、イントネーションや「very」「so」といった装飾語で補います。その他「When did you start?」など、次に続く文章で補うこともあります。

「上手ですね」の日本語表現で補う英単語:

・play:楽器(演奏する)、スポーツ(プレイする)

・draw:絵画やイラスト(描く)

このように、フランクな日本語の表現と英語表現は一致しません。

意図を汲み取り適切な単語を補うことで、自然な英単語にリンクさせることができます。

状態が変わる表現「なる」:使役表現を組み込むパターン

「髪切ったの」英語でどう表現しますか?

実はこの表現、文としては成立しておらず、固定概念が背後に隠れています

「髪切ったの?」にみる日本語の概念:

・主語がない:「あなたは(主語)」の省略

・固定概念:髪は自分で切るものではなく「切ってもらう」

・「の」は疑問形ではない:次の文章に続く繋ぎ。髪型が変わったことは見てわかる

つまり「あなたは髪を切ってもらったのですね」と自分への納得を込めた表現になります。

そして、多くの場合、髪を切ってどんな気分か、気に入っているかなどの会話が続きます。

例)髪切ったの?: Did you have your hair cut?

これは「できる」という表現においても同様です。

「できる」にみる日本語の概念:

・「〜してもらうことは可能ですか?」と問う:Could you help do 〜 for me?

・「可能にすることができる」と言い切る:make it possible

・行けますか?=いくことができますか?:’can’ の概念を取り込む

このように、英語表現に近い日本語文は一般的に長く回りくどく見えます。

しかし、意図を解釈した上で英語の表現することで、英語らしさのままの伝達は可能です。

場所の概念「来る・行く」:行動する側と受け側の位置に注目

「今から行くよ」英語でどう表現しますか?

この表現には、英語と日本語の場所の捉え方に関する概念が影響します。

「今から行くよ」に対する場所の概念:

・「自分」のいる場所を基準で捉える:I am going. (私は向かいます。)

・「相手」のいる場所を基準で捉える:I’m coming (to you). (あなたのところに来ます)

英語は「相手」のいる場所からどうかの概念で話します。つまり「一緒に行こうよ」は、「Let’s go (together).」です。その時に一緒にいても電話など離れた状態にあっても、相手が別の場所に移動する「go」を使います。

つまり、この場合の正しい表現は「I’m coming.」です。日本語にすると少し不思議な表現になりますが、今度は英語の方に「to you」が省略されていると捉えると理解しやすいです。

また、同じ概念は「持ってくよ」に関しても特徴的です。

「持ってくよ」に対する場所の概念:

・あなたのところに持っていきます:I’ll bring it (for you).

・あなたのところから持っていきます:I’ll take it (from you).

・あなたが持っていってよ:You can take it (with you).

このように、日本語では表現に差は出ませんが「相手の居る位置関係」により英語で使う単語は異なります。

形容詞に要注意!適切な英単語に辿りつくための「直訳」概念

単語は知っていても、いざ表現しようとすると英単語が出てこない、、、、そいうこと、ありますよね。

そんな時にしっくりくる英単語にたどり着くには、普段日本語で使わない直訳概念が必要です。

「直訳和訳」の概念:

・成果(result):progressive(前進している), productive(生産的な), congratulation(おめでとう)

・マズイ(bad):fatal(避けられない), critical(致命的な), serious(深刻な), potential(潜在的な)

・状況(status):status(現状), progress(進捗度合), circumstance(取り巻く状況), situation(深刻な状況),  hypothesis(仮設), assumption(想定), precondition(前提条件), environment(環境)

・すごい(very):fantastic(素晴らしい), excellent(秀でた), awesome(カッコいい), amazing(驚くべき), good job(良い仕事), well done(よくできました)

日本語で「状況」は「situation」とセットになりがちですが、situationは比較的良くない「状況」を示します。単に「状況把握」の意味では「status」が一般的です。

また、ずば抜けていることを讃えるfasastic。これはfantasy(空想的・幻想的な現象)が形容詞担ったものです。幻想的なほどすごい!という表現は、日本語の発想にはありません。

このように、日本語でそのまま英語にすると抑揚がなく表現の幅は狭くなります。違いのニュアンスを意訳し適切な英単語を用いるよう意識することで、感動の英語的表現が可能になります。

何気に効果的な根本概念!理由や背景の接続詞は文ごと後ろに

日本語で言いがちな「もしご都合よろしければ、、」趣旨が曖昧になってしまう決まり文句です。

起承転結の順に結論づける日本語では、順を追うことが親切でわかりやすい説明だと思いがちです。

とはいえ、英文が3語で表現できる!というのはかなりリアルです。初めの3語でどれだけ端的に趣旨を述べられるかが英語表現の趣旨全体を制します。

つまり、前置きや背景は必ず「後ろ」に文ごとまるっと入れ替えることで、まわりくどくなる可能性を極度に軽減できます。赤字は趣旨を示す3語以内の冒頭単語、下線は日本語では頭に持ってきがちな言い回しです。

まるっと後ろに持っていく概念:

・Feel free to contact us if you have any question.:ご質問あればお気軽にお問い合わせください。

Change the password as necessary when a message notifying that ‘the password has expired’ is displayed.:パスワードの期限が切れましたという通知が出たら必要に応じてパスワードを変更してください。

I can’t wait to see you after you came back to Japan safety!:日本に無事戻ってから会えるのが待ち遠しいです。

日本語で考えると「お気軽にお問い合わせください」が頭にくるので「なんで?」となるかもしれません。日本語としては「質問がある場合は」があって初めて「お問い合わせ」の案内に至るからです。

しかし、英語は続く文で付け足し的に納得できる文化があります。理由や背景はマルっと思い切って後ろにおきましょう。

端的に目的を冒頭に述べるよう意識することで、話題への注目度を格段に向上させることができます。

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まとめ:英語表現の意訳における英語脳切り替えの役割とは

これまで、英語脳を日本語脳との橋渡しとして効果的に切り替える方法を紹介してきました。

・オンオフ切り替えがストレスを呼ぶ!英語と日本語は何かと直訳できないことが多い!

・日本語を英語に寄せて繋ぐ「意訳」により、適切な英単語に出会うことができるようになる!

・「上手下手」は英単語を補う:「play」や「draw」が介在して成り立つ概念

・髪は自分で切らない:「髪切ったの?」は「髪切ってもらったの?」と正しい日本語に補正しよう

・場所の概念を捉える:「行く・来る・持っていく・持ってくる」の基準は相手の居る場所

・形容詞は要注意:適切な英単語にたどり着くには直訳和訳の意識が不可欠

・理由や条件は後ろに:目的を簡潔に3語程度で表現できる冒頭が英文のキモ!

英語に寄せた日本語の概念をフル稼働することにより、それらしい英語表現の質を向上させることができます。

ぜひ今日から英語脳切り替えへの発想転換、意識してみて下さい。

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最後までお読みいただきありがとうございました。

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