英語で住所!エアメール宛先の書き方出し方6ポイント

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英語で手紙や葉書を書くこと、ありますか?

荷物を送るときも同じです。

実際に書こうと思って、あれ、、、、宛先どう書けばいんだっけ。。。となることがあります。

国に関わらず、宛名の書き方にはある程度ルールがあります。

このルールを抑えることで、どこの国へも安全に郵送手続きを進めることができます。

この記事では、住所を含めた郵便物の宛名の書き方を具体的に解説します。

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エアメールはポスト投函!?封筒や日数その料金めやすとは

海外に郵便や小包、送ったことありますか?

国際郵便の手続きにはいくつかのルールがあります。

基本的に手配は郵便局で可能ですので、郵便局の窓口で詳細を確認しながら手配すると良いでしょう。

ここでは、事前準備の時のコツや気に掛けるポイントを紹介します。

エアメールはどのくらいかかる?料金や日数のめやす

国際郵便の受付は郵便局で可能です。そして、国際郵便にはその必要日数目安によって種類が分かれます。

国際郵便の種類(早く料金が高い順):(※)

・EMS(Exdpress Mail Service):スピード郵便。目安は数日

・航空便:1週間程度

・SAL(Sueface Air Lifted mail):エコノミー航空便(航空機の空きスペースを利用)。目安は10日前後

・船便:数ヶ月

(※)source: 郵便局 > 国際郵便料金表

国内郵送同様、その料金は重さや対象国により異なります。地域による料金区分けもあります。

国際郵便の地域区分(距離が近い順):

・アジア:インド、シンガポール、中国、モンゴルなど

・北中米・中近東・オセアニア:アメリカ合衆国、カナダ、パナマ、トルコ、サウジアラビア、オーストラリアなど

・ヨーロッパ:英国、スイス、フランス、スペイン、ドイツ、ノルウェー、ロシアなど

・南米・アフリカ:アルゼンチン、ブラジル、エジプト、南アフリカ、エチオピアなど

※郵送の種別により、アメリカに個別料金が設けられている場合もあります。

国内郵便は一律料金ですが、国際郵便は距離が離れるほど値段は高くなります。

国際郵便は全て税関を通ります。特に小包の場合には、中身や数量などを明記する必要があります。

このように、国際郵便のルールはありますが、郵便局の窓口で詳細を確認しながら手続きすることができます。

エアメールはどう送る?その封筒や便箋のデザインとは

エアメールは赤と青のストライプ柄の封筒!と思っていますか?

エアメールの封筒や小包、基本的には国内郵送のものと同様で封筒で全く問題ありません。

小包の場合には中身や数量などを明記する必要があり、宛名書きに固定の様式が指定される場合もあります。

とはいえどの場合も、国際郵便である「Air Mail」と送付先の国名を明記することで国際郵便を出すことは可能です。

例えば、カナダへの郵送であれば「Air Mail to Canada」とした上で、宛先「To:」と送付者「From:」を記載します。

このように、宛先と送付元を同じ面に書く場合は「To: / From: 」を明記し、送る相手の情報を大きめに記載します。

封書で表裏双方に記載可能な場合は、国内郵便と同様に表側に送る相手、裏側にあなたの情報を記載します。

基本的に切手の位置やAirMail記載の位置よりは見えやすさを意識することで、正しく届けてもらうことができます。

エアメールはいつ送る?そのタイミングとは

エアメールって、いつ送るの!?気になりますよね。

日本感覚では、年賀状、暑中見舞い、誕生日や父の日・母の日などのイベントに合わせた郵便が思いつくと思います。

海外に向けても基本は同じです。誕生日やパーティなど全く同じ感覚でエアメールを活用できます。

エアメールを送るタイミング:

・誕生日カード

・クリスマスカード(キリスト教徒や文化に馴染みのある相手に対して)

・時期を問わないエアメール:伝えたいことや話したいこと、どうしてる?といった何気ない呼びかけなど

その他、例えばあなたがどこか特別なところに行ったその記念絵葉書を送る!などももちろん可能です。

私がクリスマスカードを送る場合は、大体12月頭くらいに各国に送ります。無宗教などの友人には、誕生日カードや日本の景色などのカードで元気??と送ります。

日本では新年に「年賀状」の挨拶を送る習慣がありますが、海外の場合はどちらかというとクリスマスを祝う傾向が強いです。

とはいえ、無宗教やクリスマスに対する個人趣向はありますので注意しましょう。

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エアメール葉書・封筒の書き方:冒頭は送る相手の名前

逆さって言われてもどこまで!?迷いますよね。

忘れがちですが、エアメールの宛先「冒頭は相手の名前」です。

そこから逆さかぁ。。という感じですが「氏名」ではなく「名氏」の順番で記載します。

まずは冒頭に、明確に相手の名前を記載しましょう。

送付先氏名と送付元氏名表記の例:

・送付先 山田太郎(Yamada Taro)様 -> To: Taro Yamada

・送付元 佐藤花子(Sato Hanako)より -> From: Hanako Sato

葉書など送付先と送付元を同じ面に記載する場合は「To:」を冒頭加えるとなおわかりやすいです。

フォーマルな文書では、名前に敬称「Mr. (男性)/ Ms.(女性)」を付けることも多いです。

このように、宛先の冒頭は相手の名前です。エアメールは、まず「誰に」を伝えて、その後で「どこに」を記載します。

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英語で住所を書くときのコツ:順番の基本はカタマリの逆さま

住所のカタマリってどういう意味!?思いますよね。

住所のカタマリとは「市町村区」それぞれの区切りと捉えるとわかりやすいです。

そして「−(ハイフン)」で続けて通じる数字はまとめます。

住所記載の例:

・場所:アメリカ大使館大使館

・郵便番号:107–8420

・所在地:東京都港区赤坂1丁目10−5 → 東京都港区赤坂1−10−5

さらに、ややこしい付加情報を省くことで、端的に正確に所在地を伝えます。

英語の住所記載の例:

<送付先 [To:] >

・場所:Embassy of the United States (アメリカ大使館)(※)

・所在地:1-10-5, Akasaka, Minato, Tokyo(東京都港区赤坂1−10−5

・郵便番号:107-8420

・国:Japan

(※)source: 在日米国大使館と領事館 > 所在地情報

所在地から国までは、全てカンマ区切りで列挙します。

宛先記載の例:

・日本語:〒107–8420 東京都 / 港区 / 赤坂 / 1丁目10−5

・英語:1-10-5, Akasaka, Minato, Tokyo, 107-8420, Japan

住所の区分けになる付加情報である「区(ku)」や「市(city)」は、記載しても良いですがなくても全く問題なく届きます。

ちなみに、少々文字が間違っていても番地があっていればちゃんと届けてくれます。

あってもなくても通じる情報は省いて記載することで、迷いなく端的に宛先を表記することができます。

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郵便番号や場所の書き方:国で異なる表記あるある

え、郵便番号って、国で違うの!?思いますよね。

違います。日本は数字7桁です。同じように数字のみで表す国、英数字が混在する国などその特徴は様々です。

また地域である「州」を明示する国も多いです。日本でいうと、関東・関西・北陸などという「エリア」の感覚に近いです。

また、日本の所在地は地域を徐々に絞っていく形式です。

しかし海外の所在地は「州」の後「通り名(street, avenue)+ 番地」で示されることが多いです。

つまり、通り名がその地域でユニーク(道に全て異なる名称が付けられている)です。

日本ではあまり馴染みがないですが、通りの名前は所在地を示す海外の顕著な特徴と捉えられることで住所への納得感を格段に向上できます。

海外の所在地表記の特徴:

・アメリカ:2520 Massachusetts Avenue, N.W. Washington, DC 20008, the U.S.(番地・通り名・都市名・州・郵便番号)

・オーストラリア:112 Empire Circuit, Yarralumla ACT 2600, Australia(番地・通り名・都市名・州・郵便番号, 国名)

・カナダ:255 Sussex Drive, Ottawa, Ontario K1N 9E6, Canada(番地・通り名・都市名・州・郵便番号, 国名)

・イギリス:101-104 Piccadilly London W1J 7JT, U.K.(番地・通り名・都市名・郵便番号, 国名)

(※)source:在アメリカ合衆国日本大使館, 在オーストラリア日本国大使館 > 所在地, 在カナダ日本国大使館 > information, 在英日本国大使館

このように、郵便番号は数値であったり英数混在であったりします。

また、オーストラリアのACT(Australian Capital Territory)のように州は略語表記されることも多いです。(※)

アメリカの州表記:CA(California:カリフォルニア州)、NY(New York:ニューヨーク州)など

オーストラリアの州表記:NSW(New South Wales州), VIC(Victoria州),  QLD(Queensland州) など

(※)米国州コード:USPS State Abbreviations and FIPS Codes

(※)オーストラリアの州表記:Australian Government > Value domain attributes

日本の住所感覚からすると、通り名の所在地表記は短くて物足りない印象さえ受けます。

とはいえ、通り名がかならずユニークになっている国は多く、所在地表記が非常にシンプルであることを顕著に実感できます。

各国の表記の特徴を捉えることで、正しい所在地表記の迷いをなくすことができます。

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海外の電話番号の書き方:どこの国も共通に左から横書き

国際電話、意識したことありますか?

郵便では記載不要のことは多いですが、国際電話番号表記について補足解説します。

通常電話番号には市外局番という無条件に「0(ゼロ)」から始まる番号があります。そして、札幌は「011」東京は「03」沖縄が「098」とざっくり北から順番になっています。この市外局番は、他の地域から電話をかけるときに必要となる番号です。

同じように、日本国外から日本に電話をかける「国際電話」の番号にもルールがあります。

国際電話のルールを理解することで、世界どの国とも電話番号を共有することができます。

国際電話に必要な番号の概念:

・国際識別番号:「国際電話をかける」という電話局への通知。アメリカは「011」イギリスは「00」などほぼ国ごとに固定

・国コード:「この国にかける」という連絡先の国を識別。アメリカは「+01」イギリスは「+44」など国ごとに固定。記載は番号に「+」を付与する。

・市外局番:日本国内でも市内通話には省略できる番号。国際通話では、例えば東京の「03」は「3」と頭の「0」を抜く

このように、国際電話をかける際には、今いる国から国際電話をかけるという意思表示の番号、この国にかけるという電話先の国を識別する番号、そして、電話をする先個人を特定する番号の3段階のステップを踏みます。

とはいえ、電話番号記載においては電話局への通知は不要です。つまり「国際識別番号」は記載せず、国コードと個人の電話番号を記載します。

国際電話番号の例:

・日本の米国大使館:(+81) 3-3224-5000

・米国日本大使館:(+01) 202-238-67002520

・在オーストラリア日本国大使館:(+61) 2- 5104-3352

・在カナダ日本国大使館:(+01) 613-241-8541

・在英日本国大使館:(+44) 20-7465-6500

このように、局番の桁数や電話番号そのものの桁数は国によって異なります。

しかし、国コード(+XX) の概念を理解することで、どこの国とも番号を共有しショートメールなど通信が可能になります。

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まとめ:英語の住所の書き方・エアメールの出し方

これまで、英語での住所や電話番号の書き方を解説してきました。

・国際郵便は郵便局で手配できる!届ける日数のめやすにより種別(EMS・航空便・船便など)が異なる

・エアメールに指定の封筒は不要!通常のカードや封書を気軽に送ろう

・エアメールには「Air Mail」であること、送付先の国名「to Australia(オーストラリアの場合)」を明記しよう

・宛先は名前「名+氏」から!そして住所もカタマリ単位で逆さまに記載しよう

・住所は番地から!末尾の並びは「州」+「郵便番号」+「国名」。全てカンマ「, 」で区切る

・郵便番号や電話番号の桁数は国により異なる!国の特徴を意識しよう

エアメールは、最小限のポイントを抑えることで気さくに出すことができます。

グリーティングカードなどの簡易な郵便物場合は大体どこの国でも100円程度です。

ぜひ気軽にエアメール始めてみてください。

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最後までお読みいただきありがとうございました。

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