ニックネームの作り方!日本の名前を活かす6つのアプローチ

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あなたは、イングリッシュネーム持ってますか?

中国、韓国など英語を流暢に話しかつ自国の名前の発音が比較的難しい国では、英語の音に馴染みやすいニックネームを持つことは普通のことです。そして、イングリッシュネームとして自己紹介します。

英語の発音に馴染み深いニックネームを持つことは、フレンドリーな関係作りに効果的です。

なぜなら日本人の名前や苗字は概して覚えにくく、英語の音に馴染まないからです。

この記事では、具体例を挙げて日本の名前からイングリッシュネームの作り方を解説します。

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イングリッシュネームの作り方:ざっくりルール6選

ニックネームを作る目的は「発音しやすく、かつ呼びやすくする」ことです。通常多くて2音で言い切れる必要があります。

日本語は基本的に全ての音が母音に帰着することから、音の文文字があると捉えます。例えば、「タナカ」さんはTaNaKaの3音です。この場合、苗字をニックネームにするなら’Tack’などが考えられます。

英語の発音に馴染み良い音となるニックネームをつけることで、あなたの名前は格段に呼びかけやすくなります。

ニックネームを作るには、ざっくり6つの法則があります。

・名前や苗字から2音を取る:頭2音、頭と末尾の2音、または末尾の2音:「Takashi→Taka」など

・名前や苗字から2音をとって伸ばす(-lie, -ky, -y):「Keiko→Keilie」など

・名前や苗字から2音をとって言い切る(-ck):「Daigo→Dick」など

・名前や苗字から英語に訳して2音を取る:「リン →Bell→Becky」など

・名前や苗字と関係ない好きなニックネームにする

・名前をそのままニックネームにする:もともと2音からなる名前の場合:「Hana」「 Eri」など

とはいえ、ニックネームの付け方は自由です。ユニーク性も印象に残る1つのキーとなりますので、必ずしも法則に則る必要はありません。

英語のニックネームには以下のようなものがありますので、参考にしてみてください。

あなたがしっくりくる、英語の発音に馴染み良い音となるニックネームをつけましょう。

以下で、具体的に多い名前のニックネームを例に挙げてみていきます。

女性の名前:ナナミ・ミサキ・トモコ・ハルカ・ヨウコなど

日本の女性の名前、2文字の場合はそのまま、3文字の場合は頭の2文字が一般的です。

名前の表記、ラ行は通常「r」を使いますが、ニックネームでは「l」を使うことをお勧めします。

Rの発音は口の奥に籠るため、Lの発音の方が日本名に近い呼び名になります。

女性のニックネームの例:

・ミサキ:Misa(頭2文字)、 Saki(末2文字)、Micky(英語で馴染みがある)

・ハルカ:Hal(頭2文字)、 Luka(末2文字)、Holly / Heily / Lucy(英語で馴染みがある)

・ハナ:Hana(そのまま)、Lily(好きな「花」の名前など)

・アン:Anny / Annie (音を伸ばす)

・リン:Becky(英語の「Bell」の馴染みある名前)

・サクラ:Sakra(英語の発音に近いよう母音を抜く)、Sophie(英語で馴染みがある)

・アサミ:Amy(頭と末の2文字)、Misha(文字を逆に)、Sammy / Sammie、(英語で馴染みがある)

・ミチコ:Michi(頭2文字)、Michelle、Charlie(英語で馴染みがある)

・カオリ:Keilly / Keillie、Chris、Cathy、Kitty(英語で馴染みがある)

・ヨウコ:Yoko(そのまま)、Jessy / Jenny(英語で馴染みがある)

このように「チ」は「ch」、「カ」は「ca」、「サ」は「sha」を使用すると英語で馴染みのある呼び名を作りやすいです。

また、「ヨーコ」などよく知れている名前、「アオイ」「ユイ」「メイ」などそのままで呼びやすい名前もあります。

男性の名前:ショウタ・ダイスケ・タツヤ・ハルト・レンなど

日本男性の名前は、「ダイスケ」などの4文字、「ショウイチロウ」など5文字以上の場合もあります。

とはいえ、基本は女性と同じです。一息で言い切るまたは2音をベースにニックネームを作りましょう。

男性のニックネームの例:

・ショウタ:Sho(頭2言い切り)、Stef / Stif(英語で馴染みがある)

・アキラ:Aki(頭2文字)、Addie(音を伸ばす)、Alex(英語で馴染みがある)

・ヒロト:Hiro(頭2文字)、 Billy(英語で馴染みがある)

・マサル:Masa(頭2文字)、Mattew / Matt / Mike / Matty(英語で馴染みがある)

・ダイスケ:Dai(頭2文字)、Dick / Jonny / Jack(英語で馴染みがある)

・ミノル:Nolly / Nolie(末2文字)、Mick / Nick(英語で馴染みがある)

・イツキ:Ikki(英語の発音に近いよう母音を抜く)、Pete / Patty(英語で馴染みがある)

・レン:Len(そのまま)、Rick / Leo / Vick(英語で馴染みがある)

・タツヤ:Tatsu / Tetsu(末2文字)、Tack / Tommy / Theo / Ted / Terry(英語で馴染みがある)

・ヤマト:Yamto(そのままだが英語の発音に近いよう母音を抜く)、Jesh(英語で馴染みがある)

このように、「マ」や「タ」行はそのまま「M」や「T」、「イ」行はは「Pi」「Di」「Vi」に置き換えてることで、英語で馴染みのあるニックネームになります。

女性同様、「イチロー」などよく知れている名前、「ユウキ」などそのままで呼びやすい名前もあります。

苗字をニックネームに:サトウ・ワタナべ・ヨシダ・マツモト

苗字は、母音に着地する日本語の特性が非常に強く出ており、概して発音が難しいです。

また、日本語では「タナカさん」などはアクセントなく平たく発音する苗字は多数あります。この場合、英語では音が変わり、中の音にアクセントがくることが多いです。「タナカ」は「タナァカ(ナにアクセント)」になります。

ニックネームを効果的に活用することで、親近感を持って呼び合うことが出来ます。

苗字のニックネームの例:

・サトウ:Sam / Satty / Steve(英語で馴染みがある)

・スズキ:Suzy / Susan / Stiff(英語で馴染みがある)

・ワタナベ:Vick(頭の音をとる)、Nick(中の音をとる)、Billy(末の音を取る)

・ヨシダ:Yossy (頭の音をとる)、 Josh / Jorge(英語で馴染みがある)

・マツダ:Matt / Mattew / Mattie(頭の音をとる)

・ササキ:Sam / Sack / Sophie (頭の音をとる)、Kenny(末の音を取る)

ニックネームには、「Dick」「Nick」など男性に多いものもの、「Annie」「Sophia」など女性に多いものもありますが、「Chris」や「Sam」など男女同じように使うものがほとんどです。

苗字を活用して耳馴染みの良いニックネームにすることもしっくりくるニックネームへのアプローチです。

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まとめ:英語のニックネームの決め方!おしゃれさ厳選

これまで、名前、苗字双方からニックネームを作る方法を紹介してきました。

英語の特徴的な発音をニックネームに取り込むことで、音にリズム感が出てきます。

・ニックネームは基本2音!名前から2音を抜き出して組み合わせてみよう

・音を伸ばしてあだ名感をだそう!Annie / Susieなど

・音を少し変えてみる!「カ」→「ca」、「サ」→「sha」、「イ」行→「Pi / Di / Vi」など

・日本語の言葉を英語に直してアレンジする!「リン」→「Bell」など

・馴染みのある名前はそのまま使える!ヨーコ、イチローなど

・名前からだけでなく苗字からのアレンジを考えてみよう!

英語と日本語では、基本的にピッチ(音の高さ)の周波数に交わりがありません。従って、英語を話すときは、声のトーンを意識的に上げることが効果的です。

イングリッシュネームは、気分を英語のトーンに切り替える刺激になります。

ニックネームを効果的に活用して呼び合うことで、よりリズミカルな会話に踏み出すことが出来ます。

ぜひ、あなたにぴったりのニックネームを見つけて今日から試してみてください。

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最後までお読みいただきありがとうございました。

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